2025年9月から10月にかけて、『ブリジット・マクロンは男性である』という根拠のない主張が再燃し、アメリカやパリでの裁判にまで発展。再び注目を集めています。もちろん、マクロン夫妻はこうした偽情報に対し、戦う姿勢をいっそう強化。それでもこの話題が長期にわたり取り沙汰されるのは、ブリジット・マクロンが単なるファッションアイコンというイメージを超え、国際的な存在感を放つファーストレディであることの証なのかもしれません。

今回は知性とカリスマを併せ持つ彼女の、デニムの装いにフォーカス。オフの日でもきちんと感漂うスタイルを紐解いていきましょう。

■1:デニムブルーの濃淡配色でスッキリ見えを叶えて

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襟元にあしらった繊細な色石ネックレスで、さりげない遊び心をプラス。
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2025年10月1日、パリファッションウィークにて「クリスチャン・ディオール」のショーに出席。ペールブルーのダブルジャケットを素肌に纏い、ミディアムウォッシュのスキニーデニムを合わせています。シューズはデニムのカラーに近いネイビーの高ヒールを選び、トーンを揃えることでスッキリ脚長効果を意識。バッグはジャケットに馴染むカラーをセレクト。抑えた濃淡配色が洗練度を高めます。

■2:白シャツやトップハンドルバッグでデニムのきちんと感アップ

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オフのシーンでも上品見えする着こなしを披露。

パリ・モンティーニュ通りを散歩する様子をキャッチ。デニムは脚長&スタイルアップが期待できるスキニーなシルエットで、ウォッシュが抑えめなものを着用しています。構築的なショルダーや大きめのラペル、シルバーボタンが主張するジャケットに白シャツやヒールブーツ、トップハンドルバッグを合わせ、デニムがカジュアルになりすぎないようバランスを取っています。

■3:深めのインディゴでオールブラック風に

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黒ベースのモノグラムのバッグでアクセントをプラス。
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この日はパリファッションウィークで「ステファン・ロラン」のショーに出席。デニムのシルエットはやはりスキニー、カラーはウォッシュが控えめな濃紺で、上品かつタイムレスなムードを醸しています。黒見えするネイビーでオールブラックのような、主張し過ぎないけれど洒落感の高い、シックな着こなしに。ノーカラーのコートはダブルブレストで、フロントに並んだボタンがモードな雰囲気。ポインテッドトゥのブーツとボタンの艶めきが、装いに控えめな華やかさをもたらしています。


今回は仏大統領夫人「ブリジット・マクロン」のデニムスタイルをご覧いただきました。細身で控えめなウォッシュ、そしてジャケットなどきちんと感あるアイテム合わせがブリジット流、カジュアルでも上品さをキープし、シーンレスに活用できるので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子