静岡・熱海に2007年に開業以来、河口湖、奈良、日光、京都、箱根、軽井沢など、日本屈指の観光地に施設をオープンしてきた「ふふ」。プライベート感の高い空間を保ちつつ、その土地ならではの魅力を堪能できると、Precious世代からも共感を得ています。「ふふ」の7施設が、今年10月に発表されたミシュランガイドのホテルセレクション「ミシュランキー」を同時受賞したことでも話題に。
2025年11月16日に開業を迎えた「ふふ」の最も新しい施設が「ふふ 東京 銀座」です。
コンセプトは”銀座で味わう日本リゾート”
銀座一丁目に「ふふ」がオープンする計画があると耳にしたとき、とてもワクワクしたのを覚えています。日本旅館の温かいおもてなしと心地よさにホテルの利便性を見事に両立させ、心身ともに整うリラクシーなステイをかなえてくれる「スモールラグジュアリーリゾート」。実際に泊まってみて充足感に満たされる幸せを体感した1泊2日でした! ここからは魅力をたっぷりとレポートしていきます。
【ふふ 東京 銀座】魅力その(1) すべての客室で熱海の天然温泉が堪能できる
「ふふ」は別荘で過ごすかのようなゆったりとした客室に、いつでも好きなだけ温泉を嗜める客室風呂がついているのが大きな魅力です。「ふふ 東京 銀座」では全34室の客室すべてに、熱海から運ばれた天然温泉を楽しめる客室風呂が。「ふふ」の原点でもある熱海、古くから”関東の奥座敷”として親しまれてきた歴史ある地の名湯を、銀座で楽しめるのはなんとも贅沢! 湯舟の一部には檜が使用されており、視覚的にも優雅さを感じるうえ、リフレッシュ効果も抜群です。
洗面台にはオーガニックで保湿力が高い「ふふ」オリジナルブランド「YOKOU(余香)」のスキンケアアイテムをはじめとする、多様なアメニティを用意。心地よい香りと優しい使用感に包まれながら、十分なお手入れがかなうのもうれしいところ。
【ふふ 東京 銀座】魅力その(2) 日本の美意識にこだわったシックな客室インテリア
柚子と檜がほのかに香る客室は、花木の庭と季節の草花に加え、職人技が光る伝統工芸やアートなどがしつらえられ、日本の美意識が息づく優雅な空間。内と外をつなぐ雪見障子からはやわらかく揺れる木漏れ日が降り注ぎ、時間帯によって異なる趣を感じられるのも粋。銀座という立地にありながら、開放感あふれ、心穏やかに調い、まるで温泉リゾートにいるかのような夢心地を味わえるのは今までにない体験!
ベッドは国内外で評価の高いSimmonsと、「ふふ」を擁するカトープレジャーグループの共同開発で生まれたSLEEPLEASUREを採用。質のいい眠りと快適な目覚めにこだわったポケットコイルマットレスを採用したベッドは、優しさにハグされるような心地よさ。翌朝起きた瞬間に感動を覚える寝心地はまさに、最高のおもてなしだと思います!

客室は全34部屋、さまざまなニーズに対応する11タイプ。インテリアや雰囲気がすべて異なるので、再訪する楽しみも。すべてがスイートタイプでゆとりのあるつくりなので、都心にいながらにして喧騒から逃れて心落ち着く滞在がかないます。
【ふふ 東京 銀座】魅力その(3) 居心地よく使いやすく、客室のちょっとしたこだわりも粋
客室内には江戸で最も愛されたお菓子とも言われる「塩瀬の蒸し饅頭」をはじめ、スナック菓子やナッツ、冷蔵庫にはフリーでいただけるお茶やビール、お水などの用意も。滞在中のリラックスタイムを充実させるちょっとした気遣いもうれしい限り。
客室内には着心地抜群のパジャマをはじめ、館内どこでも着て移動可能な館内着や羽織り、足袋、草履などの用意も。もちろん湯上り用のふかふかのバスローブもありました。
ウォークインクローゼットのスペースもゆったりとしており、使いやすい作りに。さらに貸出品や追加のタオルなどをスタッフと対面せずに受け取れるユーティリティーボックスもあり便利。滞在の満足度を上げる「ふふ」ならではの細やかな気遣いも、改めてさすがだと感じました!
【ふふ 東京 銀座】魅力その(4)四季の恵みを五感で楽しむ日本料理で、胃も心も満たされる!
「ふふ 東京 銀座」には日本料理「銀座がゆう」、「鮨 ぎんが」の2店が館内に。今回の試泊では日本料理「銀座がゆう」にて夕食のコースをいただいてきました。
海の幸から山の幸、旬の食材をふんだんに用い、ひねりのある調理法やプレゼンテーションで、五感を刺激するメニューの数々に舌鼓。特に、朴葉の香りに包まれた黒毛和牛の炭火焼き、鮑とすっぽんの鍋が印象的でした。お鍋はスープがあっさりとしながらも滋味深く、一滴たりとも残さず飲み干してしまいました! 穴子と天婦羅の釜炊きごはんは、お出汁を注いでお茶漬けのようにいただくのもまた絶品。
「ふふ」はどちらの施設のお食事もとにかく満足感高く満腹感も半端なく、毎度幸せを嚙みしめながら…。とくに炊き込みご飯は具材の合わせが斬新かつ味付けが上品で、おなかいっぱいでも何杯もおかわりしてしまいます。
翌朝には、ごはんの最高のお供がずらりと並ぶ朝食を。土鍋で炊き立てツヤツヤのこしひかり、一膳では足りず、気づいたら二膳半、いただいていました! 鰻の蒲焼に、甘味噌汁仕立てのお鍋までついて、おいしさの多重奏がいつまでも止まりません! 食事後は部屋に戻りひと休みし、また温泉に浸かり幸せを感じて…。都心とは思えない極上ステイで心がみちみちに満たされました。
【ふふ 東京 銀座】魅力その(5)ルーフトップの足湯で非日常に浸る
ルーフトップにはなんと、「ゆそら」という足湯つきのラウンジが。晴れた日中ももちろん心地いいのですが、おすすめは夕暮れから夜へと向かう時間帯。刻一刻と表情を変える空と銀座のネオンを眺めながら足湯に浸かる時間は、非日常感あふれるノスタルジックなひととき。こちらの足湯ラウンジもさすが「ふふ」、解放感がありながらもプライバシーが保たれる空間づくりにこだわりを感じます。
このラウンジでは16~20時の間はビールやワイン、ソフトドリンクが楽しめるフリーフロータイムも。飲みながら足湯に使ったり、夜景を見ながら語り合ったり…思い思いの時間を過ごしてみて。利用時間は7:00~23:00。
プレミアムな滞在がかなう日本屈指のスモールラグジュアリーリゾート「ふふ」。中でも新開業の「ふふ 東京 銀座」は都心でありながら日常を忘れ、リゾート感に浸って心身ともに癒されてパワーをリチャージできる場所でした。1年頑張ったご褒美旅に、年末年始のリチャージ旅にも、ぜひ。
問い合わせ先
- ふふ 東京 銀座
- TEL:0570-0117-22(総合予約センター/有料・日本国内/年中無休10:00~20:00)
- 住所/東京都中央区銀座1-7-10
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT :
- 門司紀子

















