『Precious』本誌をはじめ、テレビや広告など幅広く活躍する人気スタイリストの犬走比佐乃さんに、大人の女性に必要なファッションについて教えていただく連載。
今回のテーマは、犬走さんが最近気に入っている「A few」というブランドのジュエリー。犬走さんの心をつかんだ私物と共に、ハンドメイドならではの豊かな個性が光るクリエイションの数々をご紹介します！
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ジュエリーに限らず洋服も、なにげなく街歩きするなかで偶然出合ったブランドやアイテムを積極的に取り入れている犬走さん。今回ご紹介する「A few」のジュエリーも、たまたま通りかかったポップアップでひと目惚れしたそう。
「ジュエリーはいわゆるハイブランドのものも長年愛用している一方、昔から、一点ものだったりアンティークだったり、ほかの誰ともバッティングしないような個性的なものに惹かれるんです。『A few』は確か青山のスパイラルで開催されていたポップアップをなにげなく覗いたら、どれもとてもかわいくて、ピアスを衝動買いしてしまったんです」（犬走さん）
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■１：ひと目惚れしたシルバー×淡水パールのピアス
犬走さんがひと目惚れしたというピアスはこれ！
「すべてのクリエイションに共通するのですが、どこかアンティークの趣が漂っていて、でもほかの何かの模倣ではないデザイン。このピアスも、こういうデザインって意外とないし、手づくりならではの味わいが気に入って即、購入を決意しました」（犬走さん）
■２：彫金の技とセンスが光るゴールドのピアス
最初のピアスがシルバーだったということもあり、次はゴールドのものが気になっているという犬走さん。彫金が施されたゴールドが華やかな雰囲気で、また異なる表情が魅力です。
「『A few』のジュエリーは熱帯の植物や夜空の星たちなどをモチーフにしたデザインが多く、どこかひとクセある立体的なフォルムが魅力。とても個性がありながら、合わせる洋服を選ばないところも気に入っているポイントです」（犬走さん）
■３：自由で大胆な発想で非凡な個性を宿すリング
ピアスのほか、リングも多彩に展開している「A few」。ひとつだけでももちろん素敵ですが、犬走さんは表情が異なるリングを重ねづけ楽しみたいそう。
「熱帯植物をモチーフしたデザインが多い『A few』ですが、カラーストーンをあしらったこのふたつのリングは少し趣が異なっていて目につきました。デザイナーさんに伺ったところによると、ガーネットとアメシストがセットされたリングは、2本の指輪が溶け合うような、朽ちていくようなデザインで、建物のような人工的なものが朽ちて風化しながら植物に飲み込まれるさまを表現しているそう。
またブルートパーズのほうのリングのモチーフは蝶。蝶が両サイドでサークル状に飛び交い、ブルートパーズのある中央で交差するイメージを表現していて、”Circulating butterfly”というタイトルがつけられています」（犬走さん）
今回は、犬走さんのアンテナに響いた「A few」のジュエリーをご紹介しました。デザイナー自身の手作業によって生まれる個性豊かなジュエリーは、渋谷スクランブルスクエア5F Real Design Siteのほか、百貨店やセレクトショップ、アート施設などでのポップアップで手にとって見ることができます。
また、2026年1月26日（月）から2月2日（月）まで、東京・青山のスパイラル1階エントランスでのポップアップが開催される予定なので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- 田中麻衣（小学館）
- WRITING ：
- 岡村佳代
- EDIT ：
- 谷 花生（Precious.jp）
