東京・白金台の「八芳園」本館内に、2025年10月1日(水)にグランドオープンしたレストラン「ALL DAY DINING FUDO(オールデイダイニング フウド)」。日本全国の自治体や信頼する生産者から届く四季折々の食材を使用し、店内に設えられた石窯で丁寧に仕上げた料理を提供するダイニングです。

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店内

こちらのレストランでは、2025年12月1日(月)から12月25日(木)までの期間限定で、初となる「クリスマスアフタヌーンティー」が提供されます。クリスマスを彩る鮮やかなスイーツや、信頼できる生産者から届く食材を取り入れた特製セイボリー、そして自慢の石窯で焼き上げる「ダッチベイビー」が楽しめる特別なメニュー。

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「クリスマスアフタヌーンティー」¥6,600 ※写真は2名分

今回は一足先に、Precious.jpライターがアフタヌーンティーとパフェを体験。実食レポートをお届けします。

ダッチベイビーにも注目!ALL DAY DINING FUDO初の「クリスマスアフタヌーンティー」

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「クリスマスアフタヌーンティー」¥6,600(税込み・サービス料別)

リニューアル後、レストランとして初となる「クリスマスアフタヌーンティー」は、クリスマスカラーやモチーフを取り入れた愛らしい見た目のスイーツと、こだわりの食材を使用したセイボリーが並ぶ、ホリデーシーズンにふさわしいラインナップです。

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4種類の国内の焼き物を使ったカップで提供されるホットドリンク。こだわりのコーヒーをぜひ、こだわりのカップで

ドリンクはイタリアのブランドを使用したコーヒーや、季節のハーブティーなど20種類以上から自由に選ぶことができます。瀬戸、信楽、津軽金山、美濃と、日本各地の焼き物の器で提供されるのも魅力。FUDO(風土)の魅力を伝えるために、器にもこだわりを持っているのだとか。どの器に出合えるかも、楽しみのひとつです。

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中央「ボンボンショコラ フィグ」、奥から右回りに「ムースショコラ」、「カヌレ」、「ムースピスターシュフランボワーズ」、「サブレヴァニーユ」、「タルトフレーズ」

スイーツは、クリスマスの物語を感じさせるようなアイテムがずらり。 まず目を引くのが、サンタクロースの帽子をモチーフにした「タルトフレーズ」。チョコの土台にカスタードクリームと生クリームを重ね、フレッシュないちごで仕上げた一品です。 

クリスマスリースに見立てた「ムースピスターシュフランボワーズ」は、濃厚なピスタチオのクリームの中に、フランボワーズのジュレが層として隠されています。「ボンボンショコラ フィグ」は、イチジクを赤ワインで煮込み、シナモンやアニスを加えたガナッシュが包まれたチョコレート。味わい深い一粒です。

クリスマスの演出が施されたシンプルな「サブレヴァニーユ」や、軽い食感のチョコレートムースにラズベリーソースを合わせたグラスデザート「ムースショコラ」、トナカイが愛らしいもっちり食感の「カヌレ」など、心躍るスイーツがプレートを彩ります。

冬なのでチョコレートが多めとのことですが、それぞれ異なる食感と風味で飽きずに楽しむことができました。いずれも食べやすいひと口サイズなのも、うれしいポイントです。

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右手前「八幡平マッシュルームとサーモンのカナッペ」、左奥「人参のロースト」、左手前「スパニッシュオムレツ」、右奥「八ヶ岳名水赤鶏のチャイニーズチキントルティーヤ」、中央「スコーン」

セイボリーには、信頼できる生産者から届く食材がふんだんに使用されています。

「スパニッシュオムレツ」は、山梨県・中村農場の濃厚な卵を使用し、契約農家から届く季節の野菜を合わせたこだわりの一品。「八幡平マッシュルームとサーモンのカナッペ」は、岩手県八幡平のマッシュルームのスライスと、サーモンのリエットをバゲットに合わせています。フレッシュなマッシュルームの香り高い一品でした。

食べ応えのある「八ヶ岳名水赤鶏のチャイニーズチキントルティーヤ」は、八ヶ岳名水赤鶏を使用したチャイニーズチキンサラダを包み込んだメニュー。「人参のロースト」は、ローストした素材の甘みたっぷりの人参に、酸味のあるパプリカとアーモンドのソースを合わせています。 

そして、アフタヌーンティーに欠かせない「スコーン」は、クロテッドクリームやルバーブなどを使用した自家製のジャムとともに。ありがたいことに小さめなサイズ感となっており、お腹いっぱいでも食べることができました。

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ダッチベイビー

「ALL DAY DINING FUDO」のシグネチャーメニューでもある「ダッチベイビー」も、アフタヌーンティーサイズで登場します。店内の石窯の高温で焼き上げるため、外はカリっと、中はふわふわでもっちりとした食感が特徴。バニラアイスと自家製のベリーソースがトッピングされており、温かいうちにいただくのがおすすめです。

熱々の生地の上でとろけるひんやりアイスの食感がクセになる一品。食べ応えもあるので、アフタヌーンティーのスイーツ、セイボリーとあわせると、お腹いっぱいになりました。

こちらは2025年12月25日(木)までの期間限定。新しく生まれ変わった八芳園で、クリスマスらしさを感じるスイーツタイムをお楽しみくださいね。

クリスマスまでの限定「雪灯-苺ショコラパフェ」にも注目

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「雪灯-苺ショコラパフェ」¥3,000(税込み・サービス料別)

アフタヌーンティーと同期間、2025年12月1日(月)から12月25日(木)までの限定で販売される「雪灯-苺ショコラパフェ」も見逃せません。

こちらはチョコレートの深みといちごの酸味が織りなす、絶妙なバランスを追求した一品。濃厚なチョコレートアイスとアールグレイが香るショコラプリンに、いちごアイスとフレッシュいちごをトッピングし、爽やかなアクセントを添えています。

さらに香り高いカカオジュレとチュイールは、苦味を控えめに仕上げられており、チュイールとクランチが食感のアクセントに。最後まで飽きずに楽しめる構成となっていました。

ランチやディナーのあとの特別なスイーツに、冬らしさを感じさせる限定スイーツをチョイスしてみては。


八芳園の広大な日本庭園と共に、日本の食文化と地域の魅力を発信する「ALL DAY DINING FUDO」。初開催となるクリスマスアフタヌーンティーは、見た目の華やかさはもちろん、素材の味わいを大切にしたセイボリーや、石窯焼きのダッチベイビーなど、ここでしか味わえない魅力が詰まっていました。

聖夜を待つ特別なひとときを、ぜひ新しくなった八芳園で過ごしてみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先

  • ALL DAY DINING FUDO  
  • 「クリスマスアフタヌーンティー」
  • 提供期間/2025年12月1日(月)~12月25日(木)※利用日の前日12:00までに要予約
    提供時間/15:00~17:00(2時間制)
  • TEL:0570-064-128
  • 住所/東京都港区白金台1-1-1 八芳園本館 3階

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この記事の執筆者
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WRITING :
ミノシマタカコ
EDIT :
小林麻美