【「MEN's Precious」WATCH AWARD 2025】2025年の代表する新作ラグジュアリーウォッチをご堪能あれ!
新作ラグジュアリーウォッチの祭典【『Precious』ウォッチアワード 2025】がいよいよ開幕! 第8回となる今回も【「MEN's Precious」WATCH AWARD 2025】とコラボし、エントリーされた新作時計を対象に、異なるフィールドで活躍する5名が審査を担当。各々の専門性を生かし、多角的な視点で評価しました。
今回はメンズ部門で選ばれた2025年を代表する名作ウォッチから、【クロノグラフウォッチ賞】に輝いた逸品をご紹介します。
「MEN's Precious」WATCH AWARD 2025 審査員(50音順)
【クロノグラフウォッチ賞】パテック フィリップ『スプリット秒針クロノグラフ 5370R』…二重計測を、精度と美に昇華実用を超えた、文化的クロノグラフ
ブラウンの本七宝にベージュのサブダイヤルを配したシャンルヴェ・エナメルの文字盤が、静謐な光を湛える名作。地金を彫り、釉薬を焼き重ねて研ぎ出すその工程に、職人の誇りと緊張が宿る。手巻きクロノグラフの古典的な構造を継承しつつ、革新を秘めたムーブメントはブランドの真骨頂。
左/裏蓋からは自動巻きクロノグラフムーブメント、キャリバーCHR 29-535 PSの精緻な構造が現れる。コラムホイールやレバーの重なりが、機構を装飾に変える。
右/スプリット秒針を作動させると、重なっていた2本の針が瞬時に分かれ、異なるふたつの時間を計ることができる。
「複雑に見えて、デザインには秩序があり、視認性も抜群。もはやスプリットセコンドは
実用ではなく“文化的な遊び”でもある」──菊池陽之介さん
技術と芸術の極致を体現する時計であり、職人の矜持そのものといえる時計が、「パテック フィリップ」の『スプリット秒針クロノグラフ 5370R』です。
「まずスプリットセコンド・クロノグラフとしての完成度が圧倒的。そして、シャンルヴェ・エナメルの文字盤は現代の時計づくりのなかでも群を抜く難度。地金を彫り、白い釉薬を埋め、焼き上がった面を削っては再び焼く──その繰り返しのなかに、失敗を恐れぬ職人の誇りと忍耐が宿る。不良をいとわず完璧を目指す姿勢は、圧巻のひと言」(並木さん)
「手巻き・水平クラッチ・コラムホイールという古典構造を守りながら、7件の特許を取得。それでも、革新を声高に語らない。100年先に残すための設計を行う──それがこのブランドの哲学です」(柴田さん)
「デザインに秩序があり、視認性も抜群。スプリットセコンドという二重計測の仕組みは、実用性というより文化的な遊びですね」(菊池さん)
平山さんは、「ブラウンとベージュの色調が本当に美しく、クラシックでありながら現代的」と語ります。技術が極まるとき、美しさは知性を超え、時計は思想を語るのです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PT=プラチナ、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、RG=ローズゴールド、SS=ステンレススティール、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載されている商品の価格は、2025年11月14日現在のものです。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)

















