イタリアの白ワインに、薬草やハーブをアルコールで抽出したものと砂糖を加えたリキュール、ヴェルモット。どんな薬草やハーブ、花、スパイスをどんな配合で加えるかによって、まったく違う味わいになる、魔法のようなお酒です。
このヴェルモットの奥深さを桜を眺めながら堪能できる期間限定コーナー「ヴェルモット ポップアップバー by マンダリン オリエンタル 東京」がオープンしました。
芸術的な味わいのヴェルモットを飲み比べ!
世界的バーテンダーとして名高いジャンカルロ マンチーノ氏によって厳選されたボタニカル(ここではハーブや花、薬草、スパイスなどの総称)と、彼の芸術的なブレンド技術によって生み出された"究極のクラフト・ヴェルモット"と称される3種のベルモットのほか、日本未発売の2種、そしてマンチーノ氏がこのイベントのために特別に用意した桜フレーバー1種の、合計6種のヴェルモットが堪能できます。
今回試飲させていただきましたが、清涼感のあるものから、こってりチーズなんかと合わせたいもの、同じお酒の名称がついているとは思えないほど、多彩な味わいがあることに驚きます。
さらに、色も白やブラウン、赤などさまざまなのですが、すべてベースはイタリアの白ワイン。しかも白ワインが75%以上でなくてはならない、というのがベルモットのルールなんだそう。カラメルで着色したり、樽で熟成させたりしているので、さまざまな色がついているんだとか。
そう聞くと、なんだか飲み比べてみたくなりますよね。今回のポップアップバーでは、3種のヴェルモットを試せるテイスティングセット(ベーシックなセット¥2,300と、スペシャル版のセット¥3,500)が2種登場。両方オーダーすると、6種類が全部試せちゃうんです。
カクテルでヴェルモットの更なる愉しみを知る
さらに、マンダリン オリエンタル 東京のマネージャーオブバー、栗原幸代氏による、このスペシャルなヴェルモットを用いたオリジナルカクテルも登場!
なかでも「桜カクテル」は、桜前線の動きにあわせて10日ごとに内容が変化する予定。最初は、熊本県阿蘇市に立つ樹齢400年あまりの山桜から着想を得たカクテル「大桜」(写真 ¥2,300 税・サービス料別)からスタート。
ヴェルモット「マンチーノ ビアンコ」をベースに、熊本産のデコポンジュース、甘酒、いちごを使用。さらに桜の塩漬けとシロップ漬けをドライ加工し、春のおせんべい風にしたものをオン。
何種類もの甘みと酸味がふくよかにマリアージュしたところに、桜のおせんべい風の甘さと塩気が加わり、誰が飲んでも美味しさを実感できる、素晴らしいデザートのようなカクテルに仕上がっています。
このイベントは「日本橋 桜フェスティバル」と同時で開催。店内に配された桜の大枝と夜景を堪能しながら、ヴェルモットを飲み比べてのお花見なんて、大人ならではの愉しみ方ができるイベントとなりました。
■[期間限定]ヴェルモット ポップアップバー by マンダリン オリエンタル 東京
- マンダリン オリエンタル 東京 37F「センス ティー コーナー」
- 期間/2017年3月16日(木)~4月16日(日) ※終了
- 時間/18:00~25:00(L.O.)
- TEL:0120-806-823 (レストラン総合予約)
- http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/
- 住所/東京都中央区日本橋室町2-1-1
- TEXT :
- Precious.jp編集部