集う日の一本は、その日のテーマや料理に合うもの、誰もが楽しめるものを選びたい。けれど、どんな人が来るのか、好みがわからないことがあると悩ましいもの。だからといって、定番の一本を選ぶと、代わり映えがしない…という皆様に。
雑誌「Precious」1月号では【会話が弾む!「集う日の一本」】と題し、美酒美食に詳しい11名に、選ぶ人の知的センスが感じられて、ホスピタリティもあって、その一本を巡って会話が盛り上がる、そんな気のきいたセレクトを教えてもらいました。
今回は、4名がセレクトした赤ワインをご紹介します。
自然派、サステイナビリティ、イギリス、南アフリカ、低アルコール…。多様化を極めるお酒界隈。あの人が選ぶポイントをセレクトの参考に。
赤ワイン|特別感ある逸品を、さりげなく出したい。
■1:青木貴子さんセレクト|ネイピア(NAPIER)レッド・メダリオン
注目の南アフリカ産もはずせない!
「ケープタウンのシャトー・ラトゥール」と絶賛され、漫画『神の雫』でも紹介されたエレガントな赤ワイン。
「南アフリカは品質やテロワールを重視した生産者が増え、評価が高まっている地域。この赤はカベルネ・ソーヴィニヨンなどのいわゆるボルドー・ブレンドで、驚くほど上質なワインが安価で買えるのも魅力的。飲んだことがない人も多いと思うので会話のフックにも」
■2:冷水希三子さんセレクト|上歌ヴィンヤード(KAMIUTA VINEYARD)モモ 2022
トップレストランが認めた極上ロゼ
人口2500人に満たない北海道上歌市でブドウ栽培から手掛けるロゼは、デンマークの三つ星レストラン「ノーマ」が期間限定で京都にオープンした際に採用された。
「4年前から毎年、畑のお手伝いに通っています。畑仕事も丁寧。黒ブドウが中心で、見た目は赤に近いロゼ。ブドウの味がしっかりと感じられ、可愛らしい味わいのなかにも透明感があります。牡蠣の料理や優しい味の中華にも」
■3:小石原はるかさんセレクト|シャトー ラグランジュ(C.H.LAGRANGE)レ フィエフ ド ラグランジュ
風格のあるあの名門のセカンド
中世からワイン地図に名を刻む、ボルドーの名門シャトーのセカンドラベル。みずみずしくフレッシュなフルボディ。
「誰もが一度は聞いたことがあるであろうシャトーがセカンドラベルを出していることを、名ソムリエ・永島農さんのお店で知りました。深い色合い、厚みのある味わい、なめらかなタンニンが感じられて、ゴリゴリのボルドー派の私も、『さすが銘醸、セカンドも素敵!』と感動。こういう風格ある銘柄は大切にしたい」
■4:鈴木純子さんセレクト|トミー・ヴェロン(Tommy Veron)カクテル・モージュゾトフ マグナムボトル 2023
マグナムの驚きと華やぎは主役級
ロワールの地場品種グロローから造られ、カシスやクランベリーなどのフルーティな味わい。キュヴェ名は火炎瓶、品名はパンクコンサートが由来と聞けば、音楽談義が白熱しそう?
「大勢で集まるときはマグナムボトル。出来がいい年にしか造らないメゾンもあったり、ボトル内で酸素との接触が少なく熟成がゆっくり進んでおいしくなるなど特別感も。アルコール度数9%と低めなので飲みやすいです」
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※販売店や販売期間は公式サイト等をご確認ください。
問い合わせ先
- ティ・エム・エフ・インターナショナル TEL:078-335-7331
- 上歌ヴィンヤード
- ファインズ TEL:03-6732-8600
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- PHOTO :
- 神林 環
- STYLIST :
- 西﨑弥沙
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、佐藤友貴絵(Precious)

















