「一張羅」ってなんと読む?「いちちょうら」ではないですよ!
明日、1月26日は『コラーゲンの日』です。コラーゲンは、皮膚、腱、歯などに含まれる、人体に最も多い繊維状のたんぱく質で、細胞を結びつける役割をしています。骨の形成、関節痛の改善や、肌の弾力の維持に役立つ栄養素として、よく知られていますね。
『コラーゲンの日』は、1960(昭和35)年のこの日、コラーゲンの可溶化成功に関する特許が出願されたことに由来する記念日で、可溶化によって化粧品や食品への配合など、コラーゲンの用途飛は躍的に増えました。肌の張りを維持するための化粧品と言えばコラーゲン配合、というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
ということで、本日は「張」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「一張羅」ってなんと読む?
「一張羅」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「その人がもっている衣服のなかで最も良いもの」「かけがえのない一枚きりの衣服。また、たったじとつだけでかけがえのないもの」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「せっかくのパーティーだから、一張羅の着物で出席しようかしら」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 一張羅(いっちょうら) です。
「一張羅(いっちょうら)」という言葉、ひと昔前はポピュラーでしたら、最近では言葉自体を知らない若者もいるようなので、出題してみました。もとは、ろうそくが高価であった時代に、予備のない一本だけのろうそくを言った「一挺蝋(いっちょうろう)」という言葉から来ています。
これが、江戸末期に「たった一枚の羅(ら/「うすぎぬ」のこと)」という意味・言い回しに変化した、といわれております。和服で「羅(ら)」の生地を着る時期は、一年のうちでも盛夏の2か月程度で、綿の日常着とも違う晴れの衣服ということになります。そこから「一張羅(いっちょうら)」は「もっている衣服のなかでいちばんよいもの」という意味でも使われるようになった、といわれております。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「武張る」ってなんと読む?
「武張る」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「強く勇ましそうな様子を帯びる。また、堅苦しくいかめしい様子をする」という意味です。
<使用例>
「決起大会だからと言って、ことさら武張ったスピーチをする必要は無いんじゃない?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 武張る(ぶば-る) です。
「武張(ぶば)る」という言い回し、耳慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、現在でも使われている言葉です。勇ましい、または、堅苦しくいかめしいイメージを強調するような言葉遣いや態度などを言う言葉です。
ちなみに、「偉そうに振る舞ったり、尊大な態度をとったりする」ことを「威張る(いば-る/えば-る)」と言いますね。あちらと同じような構成の言葉です。
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本日は、1月26日『コラーゲンの日』にちなんで、「張」という字の入った日本語から、
・一張羅(いっちょうら)
・武張る(ぶば-る)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『語源由来辞典』ホームページ(ルックバイス)/日本記念日協会ホームページ/日本健康倶楽部ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















