綿谷寛、61歳。愛称は画伯。1979年に雑誌『POPEYE(ポパイ)』でイラストレーターとしてデビューして以来、40年に渡り、ファッションへの愛を描き続けた綿谷画伯。今回、メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンスでは、メンズファッションはもちろん、愛しい人との時間、幸せな家族の空間、おなじみのルポにいたるまで、画業40年の集大成を記念した書籍『<STYLE>1979-2018 男のファッションはボクが描いてきた』の出版イベントを開催。

日本を代表するメンズファッション・イラストレーター、綿谷寛氏

日本を代表するメンズファッションのイラストレーター綿谷寛氏。ファッションにさほど関心のない人でも、彼のイラストは、どこかで見たことがあるのではなかろうか。今回出版された、『<STYLE>1979-2018 男のファッションはボクが描いてきた』は、画伯のデビュー40年にして、初めての作品集となった。
日本を代表するメンズファッションのイラストレーター綿谷寛氏。ファッションにさほど関心のない人でも、彼のイラストは、どこかで見たことがあるのではなかろうか。今回出版された、『<STYLE>1979-2018 男のファッションはボクが描いてきた』は、画伯のデビュー40年にして、初めての作品集となった。

6月3日(日)は、綿谷画伯が、服飾史家の中野香織氏をナビゲーターに迎え、画伯と親交の深いスペシャルゲスト、世耕弘成経済産業大臣や銀座「TENDER」の伝説的バーテンダー上田和男氏が登場するトークライブも実施。上田氏がつくるギムレットを愉しみながら男のスタイルについて語り合う特別な機会となる。

50年代のアメリカンイラストレーション黄金期に影響を受けた作品には、メンズファッションを中心に、カップルの愛しい姿や幸せな家族の風景もあり、本書ではこれらも数多く収載。一方で、メンズファッション誌を中心に描かれた「バカタッチ」と自ら呼ぶ風刺画や取材ルポは、画伯のもうひとつの顔としてファンも多い。

精緻な写実性に加えて、豊富な知識に裏打ちされたファッションやグッズのディテール、そして類い稀なるセンスと明るい色使い。ページをめくるたびに、画伯の素敵な世界が広がる。

また、画伯の作品を愛する人は、ファッション界はもとより各界に幅広くおり、俳優の谷原章介氏や世耕弘成経済産業大臣をはじめ、メンズファッションイラストレーターの先駆者である穂積和夫氏服飾史家の中野香織氏や画伯と長く雑誌連載を共にするコラムニストのいであつし氏も本作に寄稿。画伯のデビュー前から現在まで、そして趣味と自身のファッションのこと、さらにメンズファッションのイラストレ-ターを志す人へのエールもロングインタビューとして掲載している。(伊勢丹HPhttps://www.imn.jp/post/108057198969より一部抜粋)

ゲスト 中野香織さん
服飾史家・エッセイスト
研究・執筆・講演・顧問講師を中心に活動。株式会社Kaori Nakano 代表取締役。 著書に『紳士の名品50』や『ダンディズムの系譜』ほか多数。
ゲスト 上田和男
バーテンダー
米紙『ニューヨークタイムズ』にて ハードシェイカー創案者として 特集が組まれ世界中から氏の一杯を目指して紳士が集まる。

イベント情報

綿谷寛「男のSTYLE」を語る
□6月3日(日)18:00~19:30
□メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス
■ゲスト:綿谷寛氏、中野香織氏、上田和男氏ほか
■定員:25名
■会費:8,640円(2ドリンク)、書籍『<STYLE>1979-2018 男のファッションはボクが描いてきた(小学館)』(綿谷寛画伯サイン入り)
※5月25日(金)10:30より、お電話のみで受付けいたします。(先着順)
※お問い合わせ・お申し込みは下記までお願いいたします

問い合わせ・申し込み先

メンズプレシャスとの深い関わりは、メンズプレシャス・ファッションディレクター、山下英介の下記記事を参照されたい。

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この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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