冷たい風を感じる頃になると、恋しくなるのは温泉宿。その土地の恵みとエネルギーをいただく温泉宿の進化が今、加速しています。

雑誌『Precious』2月号の別冊付録【この冬、大人を満たす「感動の温泉宿」へ】と題し、心身を整え、癒やし、口福を味わい、知的好奇心をくすぐる…、欲張りな大人の女性をフルで満たす、最新の温泉宿をご紹介しました。

今回はその中から、京都府・宇多野「Hotel 宇多野京都別墅(うたのきょうとべっしょ)」をお届けします。

Hotel 宇多野京都別墅[京都府・宇多野]〈2024年11月オープン〉

嵐山からわずか十数分。喧騒を離れ、静寂の別邸で京都の文化と歴史、自然を味わう

登録有形文化財を楽しみ、京都西部巡りの拠点に

京都府・宇多野「宇多野京都別墅(うたのきょうとべっしょ)」客室
建築のディテールを楽しむのも醍醐味!本館2階書院造りの「松」の間は137.9平米という広さ。部屋のお茶は京都の老舗「一保堂茶舗」の茎煎茶、コーヒーも京都の「小川珈琲」。

平安時代、宇多天皇が過ごされた宇多野の地。そこに建てられた京都の財界人・大渡光蔵氏の邸宅を湯宿にリノベーションし、2024年11月にオープンしたのが「Hotel 宇多野京都別墅」。

書院造りや数寄屋建築の意匠が色濃く表現された鳴滝本館や、アール・デコ風の洋館を中心に、作庭家・重森三玲が設計・管理した庭を再現した約600坪の日本庭園。

客室はわずか10室。全室に付く温泉風呂には、グループホテルの敷地に湧出する自家源泉「京都清水温泉」を使用。網代天井や意匠を凝らした欄間、経年変化が美しい錆壁や土壁など日本の建築技術が駆使された部屋で建築美を堪能し、広大な庭では梅や枝垂れ桜、紅葉など四季の自然も楽しめます。

京都府・宇多野「宇多野京都別墅(うたのきょうとべっしょ)」外観
「主屋」「正門」「通用門」「中門」は登録有形文化財。
京都府・宇多野「宇多野京都別墅(うたのきょうとべっしょ)」温泉
「松」の客室風呂。温泉は京都・清水にあるグループホテルの敷地から湧出する温泉を毎日運ぶ。アルカリ性単純温泉なので、美肌効果や疲労回復が期待できる。
京都府・宇多野「宇多野京都別墅(うたのきょうとべっしょ)」 内観
スパニッシュ様式の洋館「橙」の間。アーチ形の窓が美しい。

【おすすめの過ごし方】

京都×淡路島×瀬戸内を味わうジェラテリアを併設。自家製ジェラートをぜひ。

DATA

※情報は2025年12月現在のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※料金は、時期によって異なる場合があります。また、入湯税などが別途追加される場合があります。

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EDIT&WRITING :
田中美保、奥山碧子・佐藤友貴絵(Precious)