額のシワを深める前頭筋のこわばりとまぶたの関係
前頭筋(ぜんとうきん)は、おでこから頭皮にかけて広がる表情筋のひとつ。驚いたときや何かに集中するとき、眉を引き上げて表情をつくる役割を担っています。ところがこの筋肉、皮膚と直接つながっているため、こわばって硬くなると額の皮膚が引っ張られたまま折りたたまれた状態が続き、横ジワとして定着しやすくなるのです。
さらに年齢とともにまぶたの開閉に関わる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)の働きが低下してくると、目を開けるために無意識に眉を持ち上げようとする力が強くなります。その結果、前頭筋が必要以上に使われ続け、額がこわばり、横ジワがより深まりやすくなるのだそう。まぶたの重さを感じるようになったら、前頭筋のケアが必要なサインかもしれません。
そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、指を使って前頭筋を優しくほぐすマッサージ。円を描きながらマッサージすることで、目元周辺の筋膜、頭皮まで影響し、血行やリンパの流れが改善されることで、シワだけでなくまぶたのたるみにもアプローチできるのだそう。
「力を入れれば入れるほど効く」と思いがちですが、このメソッドは気持ちいい程度の圧で十分。ていねいにほぐすほど、額が軽くなり、目の開き具合も変わってくるので、毎日のスキンケアの前後に取り入れてみてくださいね。
■Step1:マッサージするポイントを確認する
眉の上あたりを中心から外に向かって左右各3か所、生え際を中心から外に向かって左右各3か所、合計12箇所がマッサージポイントです(写真の丸印を参照)。
■Step2:指3本で持ち上げながら外回しで小さく円を描く
人さし指、中指、薬指の3本の第一関節の腹を使い、中指がおおよそ丸印の位置にくるようなポジションでマッサージします。中指をStep1の丸印ポイントに当て、皮膚ごとぐっと上方向に持ち上げます。
次に持ち上げたまま、外回しで小さく円を5回描きましょう。眉の上ポイントを中心から外へ順に3か所、続けて生え際のポイントを中心から外へ順に3か所行います。
【まとめ|眉上げグセと額のシワを改善!【村木宏衣さん指導】前頭筋ほぐしメソッド4か条】
1)前頭筋のこわばりと眼瞼挙筋の機能低下が連動し、額の横ジワとまぶたの重さを悪化させやすい。
2)前頭筋は皮膚と一体化しているため、マッサージによって直接アプローチできる。
3)指3本でポイントをぐっと持ち上げ、外回しで小さく円を描くと効率よくほぐせる。
4)額のシワの改善とともに、まぶたの重さ改善にも有効。
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以上、「眉上げグセと額のシワを改善!前頭筋ほぐしメソッド」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は5月23日の更新です。お楽しみに!


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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子

















