下がり口角には「唇巻き込みトレーニング」が効く

今回の口角引き上げトレーニングの主役は、大頬骨筋(だいきょうこつきん)。頬骨から口角へと伸び、笑顔を形づくる重要な表情筋です。この筋肉がしっかり働くと、口角は上方向とこめかみへと引き上げられ、無理のない美しいスマイルラインが生まれます。

二人女性 トレーニングの指導をしている
 

私たちは口角を上げようとすると、つい唇だけでキュッと引き上げてしまいがちです。けれど、それはあくまで表面的な動き。大切なのは力むことではなく、「頬を斜め上に持ち上げる」意識を持つことです。頬から動かすことで、大頬骨筋が自然に働き、無理のない口角アップにつながります。

また、このトレーニングでは、唇を口の中に巻き込んだ状態で行うのもポイント。口輪筋や唇周りの余計な動きを抑え、大頬骨筋をピンポイントで使いやすくするためです。その結果、疲れていても口角が下がりにくく、不機嫌に見えにくい表情に変わりますし、頬全体の引き上げにもつながり、ほうれい線や口元のたるみ対策としても有効ですよ。

エイジングデザイナーの村木宏衣さんによると、20回程度を目安に、痛みのない範囲で毎日続けることが大切。頬骨の下あたりにじんわりとした疲労感が出ていれば、正しく効いているサインです。
表情は、意識よりも習慣で整えていくもの。毎日のケアにこのトレーニングを加え、自然と口角が上がる表情を育てていきましょう。

■Step1:唇を巻き込み、余計な力を抜く

唇を歯の内側に軽く巻き込み、口元全体の力を抜いた状態をつくります。唇を隠すことで、口輪筋や下あごの無駄な動きが抑えられ、大頬骨筋に効きやすくなります。

唇を巻き込み、余計な力を抜く
 

■Step2:頬を引き上げ、大頬骨筋を使って口角を上げる

口角だけを引き上げるのではなく、頬骨の下あたりを斜め上へ持ち上げる意識で20回引き上げます。すると、その動きに連動して口角が自然と上がり、大頬骨筋がしっかり働いている感覚が得られるはず。頬骨の下に人差し指を添えて動きを確認するといいでしょう。

頬を引き上げ、大頬骨筋を使って口角を上げる
 

【まとめ|頬も口角も引き上げる!口角下がり解消トレーニング4か条】
1)不機嫌に見える口角下がりは口元のたるみが原因。
2)頬から口角を引き上げる、大頬骨筋のトレーニングが有効。
3)唇を巻き込むことで、大頬骨筋にダイレクトに働きやすくなる。
4)毎日のトレーニングで、キュッと上がった口角に変わっていく。

以上、「頬も口角も引き上げる!口角下がり解消トレーニング」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は2月14日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「トレーニング中、頬の奥がじんわりと疲れる感覚があり、今、きちんと筋肉を使えている!と実感できますね。続けるうちに頬の位置が安定し、口角が下がりにくくなった印象。仕事終わりでも疲れて見えず、表情がキリッと整って見える気がするのもうれしい変化です」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子