クオリティーの高さとデザイン力で世界中の女性を虜にするファッションブランド、FURLA（フルラ）が、90周年を祝した記念アイテムを発表しました。第1弾には日本人切り絵作家、尾関幹人氏とコラボレーションした優美なアイコンバッグとウォレットが登場。ファミリービジネスとしてスタートしたバッグブランドが世界中からラヴコールを受けるグローバルブランドへと成長を遂げたその秘密を紐解いてみましょう！
■「信頼」へのこだわり
1927年に創業者アルド・フルラネットがイタリアのボローニャで始めたフルラのブランドボリシーの主軸には、「信頼」があります。まず、アルドが何よりも大切にしてきたのが、レザーのクオリティへのこだわりでした。イタリアだけでなく、ヨーロッパ中を旅して最高品質のレザーを探し続けたというそのこだわりが、本物の価値をわかった上流階級の女性たちに信頼を与え、虜にしていったのです。そして、自らの名前を社名にすることで、品質への補償とさらなる信頼を得ることに成功しました。
■世代交代でグローバルへと飛躍
1970年代、アルドの息子であるパオロと娘のジョバンナ（写真上）が家業を継承。最先端のファッションスタイルを追求する女性たちへ向けて、時代性を反映した革新的で斬新なデザインを発表し、ファッション界を揺がすほどの爆発的なヒットを生み出します。伝統的なイタリアンレザーだけでなく、ナイロンやラバー素材など積極的に新素材を取り入れ、ブランドの新時代を切り開いたのがこのころでした。
1980年代にはパリ、NYなど海外進出が目覚ましい時代へと突入し、1990年代にはついに東京進出を実現。
2016年には100国展開、400店舗以上も構えるグローバルなブランドへと成長し、最近ではアート支援のためにフルラ財団を設立するなど、多岐にわたる活動を行なっています。
■90周年記念アイテムに日本人切り絵作家を起用
その第一弾として３月下旬に登場するのが、国内外で活躍する日本人切り絵作家、尾関幹人氏とコラボレーションしアートをまとったブランドのアイコン「METROPORIS（メトロポリス）」バッグと「BABYLON（バビロン）」ウォレットです。切り絵で描かれた芍薬の花は、女性らしい奥ゆかしさや繊細さ、凛とした強さを同時に感じさせるモダンな仕上がりに。
イタリアンクラフツマンシップと日本の伝統工業技術の融合で生まれた特別なシリーズには、ブランドが大切にする伝統や花への思いに感銘を受けた尾関氏からフルラへの祝福の意が込められています。
90年という歴史が紡いだ洗練美を宿したアイテムは、ビジネスシーンからデイスタイルまで、キャリア女性のワードローブとの相性も抜群。ますます盛り上がるフルラの限定品を手に入れて、春スタイルをブラッシュアップしましょう！
問い合わせ先
- フルラ ジャパン TEL：0120-951-673
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- 2017.11.7 更新
- クレジット ：
- 構成／石原あや乃
