「オーデマ ピゲ」というウォッチメゾンの象徴であると同時に、“ラグジュアリースポーツウォッチ”という高級時計の新たな分野を生み出した名品『ロイヤル オーク』。そのコレクションのなかでも不動の人気を誇る『ロイヤル オーク クロノグラフ』が、新開発ムーブメントを搭載し華麗に進化! 38mmというジェンダーレスなサイズ感に、新たな3モデルが誕生しました。
女性の手首にもフィットする38mm径に新たな3モデルが誕生!
1972年に発表された『ロイヤル オーク』。当時、高級時計に用いられることは少なかったステンレススティールを採用したクリエイションはラグジュアリーウォッチ界に衝撃をもたらし、「高級時計=ドレスウォッチ」という既成概念を覆しました。
デザインを手がけたのは、“時計界のピカソ”と謳われる天才デザイナー、ジェラルド・ジェンタ。八角形のベゼルとリズミカルに配されたビスがこの上なくアイコニックなデザインは、彼の数あるクリエイションのなかでも最高傑作と評されています。
誕生から50年以上の間に、さまざまなバリエーションを展開してきた『ロイヤル オーク』。とりわけ、ストップウォッチ機能を搭載した『ロイヤル オーク クロノグラフ』は、常にコレクションの中心的なポジションで輝き、時代と共に進化を続けてきました。
そんな名品クロノグラフが、さらなる進化を果たしたのが今回の新作です。発表された3モデルは、従来のモデルの色違いや素材違いといったバリエーションの拡充ではなく、大切なDNAは受け継ぎながらも、新しく生まれ変わったといっても過言ではないでしょう。
完全自社製の新ムーブメントを搭載し、デザインも密かにアップデート
一見、何も変わっていないように見せながら、実は大きな進化をし続ける ── 私はかねてからそれが「名品」のひとつの定義と伝えてきましたが、この新たな『ロイヤル オーク クロノグラフ』は、まさにその定義に当てはまります。
まず、最大の進化がムーブメント! とはいえ、多くの女性にとっては関心が薄い部分だと思いますが、ムーブメントは時計の“心臓”。さらに「オーデマ ピゲ」においては、“魂”といっても過言ではないでしょう。
なぜなら、搭載されている新ムーブメント、“キャリバー6401”は、完全に自社内で開発、製造されたもので、完成までに5年もの歳月が費やされました。
また、まったく変わっていないように感じるデザインですが、文字盤のレイアウトが微調整されています。
日付窓は4時と5時のインデックスの間に、中央よりに配置され、これまでのモデルと対照的に、分カウンターの小窓を9時位置、時カウンターの小窓を3時位置に配してベストバランスを叶えました。
■1:ベゼルにダイヤモンドが輝くピンクゴールドモデル
ピンクゴールドのケース&ブレスレット、そしてサンドゴールドカラーの文字盤に、シルバーカラーのカウンターがエレガントに調和。ベゼルを彩るダイヤモンドの光彩が、手元に洗練と華やぎを授けます。
■2:シンプルだからこそ象徴的なデザインコードが際立つピンクゴールドモデル
艶やかなピンクゴールドにクールなダークグレーの文字盤を組み合わせることによって、華やかさのなかにもシックな表情を湛えるシンプルなピンクゴールドモデル。無垢のゴールドならではの心地よい重量感が、手にする人に高揚と自信さえも与えてくれるようなパワーを秘めています。
■3:不変の人気を誇るクールなステンレススティールモデル
『ロイヤル オーク』の原点であるステンレススティールモデルの文字盤は、“ナイトブルー、クラウド50”と呼ばれるもっともアイコニックなカラーを採用。『ロイヤル オーク』のシグネチャーのひとつである、文字盤に施された格子状のギョウシェ彫りの模様“グランドタペストリー”の美しさがいっそう際立っています。
今作の発表にあたり、「オーデマ ピゲ」チーフ インダストリアル オフィサー のルカス・ラッジ氏はこう語りました。「“キャリバー6401”の登場は、メカニズムの革新と洗練された頑丈なムーブメントの製作を目指すブランドの方針を体現しています」。
「オーデマ ピゲ」のクロノグラフ、その歴史の新たな1ページとなるこの38mmの新作からは、メゾンが女性との距離をどんどん縮めてきていることをうかがい知ることができるでしょう。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト

















