難読熟語の定番!「貼付」の本来の読み方は・・・?
明日、3月30日は、世界初の、とても画期的かつユニークな発明があった日です。その発明とは…1858(安政5)年、米国のハイマン・リップマン氏による世界初の「消しゴムつき鉛筆」です。ハイマン氏は、デッサン中にそばに置いた消しゴムがすぐなくなり、探すののをめんどうに感じたため、鉛筆に消しゴムをセットしてしまう、という発想に至ったのだとか。これが大ヒット商品となったため、以降、「既にあるふたつの商品をくっつける」形のアイデアは「ハイマン法」と呼ばれています。
ということで、本日は「付」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「貼付」ってなんと読む?
「貼付」の「てんぷ」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「張り付けること」という意味で、慣用読みとして「てんぷ」も使われるようになりましたが、そちらは
「添付…付け添える」との混乱によるもので、本来の読み方ではありません。
<使用例>
「返信用封筒への切手の貼付は、こちらですませてから送るべきじゃない?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 貼付(ちょうふ) です。
現在は、慣用読みも複数の辞書に掲載されるまでになっておりますが、誤読の増加により定着した読み方よりも、本来の読み方ができたほうが、やはりスマートです。…ということで、「貼付(ちょうふ)」は過去にも扱ったワードですが、定期的におさらいしてまいります。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「体付」ってなんと読む?
「体付」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「からだの様子。からだの恰好」という意味です。
<使用例>
「甥御さんは、さすがアスリートらしい、立派な体付ですね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 体付(からだつき) です。
「体付き」と送りがなを入れた表記もございますが、これがないと、「たいふ」「たいつき」などの誤読が生じやすい言葉です。漢字のみの熟語は、なんとなく音読みをイメージしやすいですが、「体付(からだつき)」のように訓読みのみで読むものもあること、意識しておきましょう。
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本日は、3月30日、「消しゴム付き鉛筆が発明された日」にちなんで、「付」という字の入った日本語から、
・貼付(ちょうふ)
・体付(からだつき)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/トンボ鉛筆ホームページ/FOX NEWSホームページ(2024年3月30日)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















