「角通(○○○○)」…なんと読む?「かどつう」ではありません!
明日、4月5日は、明石海峡大橋(愛称・パールブリッジ)が開通した日です。1998(平成10)年のこの日、本州と四国を結ぶ全長3563mもの長い吊り橋で、東京のレインボーブリッジ(全長798m)や横浜ベイブリッジ(全長860m)の4倍以上長く、開通当時は世界最長でした。…すごい技術ですね。
ということで、本日は「通」という字の入ったクイズをお送りします。
【問題1】「角通(○○○○)」ってなんと読む?
「角通」の読み方として正しい、かな4文字の読み方をお答えください。
ヒント:日本の、伝統的な、あるものに関する知識、情報に詳しいことや、そのような人を言う言葉です。
<例文>
「今度、角通(○○○○)の方のお供で、初めて国技館に観覧に行くの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 角通(かくつう) です。
なぜ「相撲」に関する言葉を「角」と呼ぶのでしょう?日本語に、もともと、「力を比べること」という意味の「角力(かくりょく)」という言葉があり、その昔、日本で格闘技といえば「相撲」でしたので「角力(すもう)」という読み方も成立しました。ここから「相撲=角」というイメージで、さまざまな言葉が使われているのです。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「角通(○○○○○)」・・・なんと読む?
「角通」の読み方として正しい、かな5文字の読み方をお答えください。
ヒント:日本の伝統文様のひとつで、和服の意匠のなかでも格の高い文様になります。

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 角通(かくどおし) です。
「角通(かくどおし)」は、和装の「小紋(こもん)…全体に細かい柄が入ったもの」のなかでも、格別の「江戸小紋三役(えどこもんさんやく)」と呼ばれる柄のひとつです。微細な文様を彫った型紙を使う、職人技の光る染め物で、遠目には無地に見え、近づいてよく見ると文様になっている…という特徴のある意匠です。
江戸小紋のなかでも特に「角通(かくどおし)」「鮫(さめ)」「行儀(ぎょうぎ)」の「三役」と呼ばれる柄は、武家の正装にも用いられた格の高い柄です。通常、小紋柄の着物は街着やおしゃれ着の扱いですが、「江戸小紋三役」で仕立てた和服に紋を入れれば、通常の小紋とはまさに別格の扱いとなり、正式なお席にも着用できます。
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本日は、4月5日、明石海峡大橋が開通した日にちなんで、「通」という字の入った日本語から、
・角通(かくつう)
・角通(かくどおし)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/神戸新聞NEXTホームページ/神戸市公式note/銀座きもの青木ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















