トラックジャケットのスポーティさを程よく効かせながら、ラフに傾かない洗練をキープ。ご紹介する3人は、それぞれ異なるアプローチで大人の余裕を漂わせました。

■1:ケイト・デイヴィッドソン・ハドソンは…異なるテイストも自然と調和するモノトーン

赤のペディキュアがさりげない彩りに。
赤のペディキュアがさりげない彩りに。
すべての写真を見る >>

NYファッションウィークを訪れたデジタルクリエイターのケイト・デイヴィッドソン・ハドソンは、コンパクトなシルエットの黒という、汎用性の高いトラックジャケットを着用していました。ジップを開けて深いVネックを生み出し、シャープさを演出。そこに黒レーストリムが効いた、ふわりと風をはらむクリームホワイトのスカートを合わせ、スポーティのなかにフェミニンな要素を差しこむと単調になりません。異なるテイストを重ねながらも美しく調和しているのは、モノトーン構成で色数を抑えているからこそ。

■2:ルーパル・パテルは…柔和なニュアンスカラーでしなやかに着こなす

スポーティアイテムは柔らかな色でまとめながら、繊細なサンダルを添えクラスアップ。
スポーティアイテムは柔らかな色でまとめながら、繊細なサンダルを添えクラスアップ。

ファッションコンサルタントのルーパル・パテルを、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。裾と袖口が絞られたトラックジャケットは、クリーミーなホワイトを指名。顔周りを明るく、そして優しく灯してくれるカラーです。

そこにベージュのハーフカーゴパンツを合わせ、ニュアンスのある柔和な配色にしながら軽快さを後押し。上下ともゆったりとしたシルエットなので、足元は黒のボーンストラップサンダルで引き締め、抑揚のあるバランスに整えて。

■3:マリア・バルテッコは…赤を効かせたオーバーサイズルックならモダンさが漂って

メガネやロゴバッグで小気味良さを倍増。
メガネやロゴバッグで小気味良さを倍増。
すべての写真を見る >>

2026年3月上旬、デュッセルドルフでスナップされたデジタルクリエイターのマリア・バルテッコ。全体をオーバーなシルエットで揃えながら、トラックジャケットとサンダルは赤でリンクし、モードなインパクトを演出。ジャケットの開きでスリットを生み出し、さらにボトムは黒ほど強くならないチャコールグレーを選べば、適度な抜け感も両立できこなれた表情に。ビッグバッグを携え、量感の均等さを意識しました。


「トラックジャケット」のラフさを抑えながらも、軽やかさはそのままに。その絶妙なバランスが、大人の余裕を滲ませます。季節に寄り添うライトアウターを活用して、しなやかなスポーティスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香