「セピア色」の「セピア」の語源は?…え!アレなの!?
本日5月8日と、明日5月9日は、589(こはく)の語呂合わせで『こはくの日』に制定されています。日本最大の「琥珀(こはく、アンバー)」の産出地である岩手県久慈市の琥珀関連業者が合同で制定しました。
琥珀は地質時代の樹脂の化石。その美しさから、アクセサリーによく利用されます。ヨーロッパでは幸福を招くアイテムとされており、英国では結婚10年目に夫から妻へ琥珀を贈る習慣が根づいているそう。『こはくの日』の制定には、日本でもこの「アンバーウェディング」の習慣を広めたい、という願いも込められているのだとか。本日の1問目は、もとは樹木から分泌された琥珀にちなんで、「泌」という字の入ったクイズから始めましょう。
【問題1】「泌む」ってなんと読む?
「泌む」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「液体が浸みて広がる」「液体が内から表面に湧き出る」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「樹木から泌んだ樹液が、時を経てこんなに美しく結晶するなんて、神秘的ね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 泌む(にじ-む) です。
「泌」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)です。「泌」は「すき間から水が流出する」ことを意味する字です。
さて、「琥珀色=アンバー=黄褐色」というイメージは、日本にすっかり定着していますね。同じ褐色系ですと「セピア=暗褐色」も外来語として定着していますが…。2問目にまいりましょう。
【問題2】「セピア」って、もともと何?
「暗褐色」を意味する「セピア」の語源として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:クワガタ
2:イカスミ
3:カサブタ
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 2:イカスミ です。
古代ギリシア語で「コウイカ」を意味しており、この墨がインクや絵の具としてよく使われたことから、しだいにインクの色そのものを「セピア(コウイカ、イカスミ)」と呼ぶように変遷したようです。「セピア色の思い出」というとロマンティックなイメージですが、「セピア色=イカスミ色」だと考えると、ちょっとユーモラスですね。
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本日は、5月8日、9日の『こはくの日』にちなんで、
・泌む(にじ-む)
の読み方や、
・「セピア」の語源…イカスミ
という豆知識などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/久慈琥珀総合サイトホームページ/サカタのタネホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















