2026年4月、ザ・リッツ・カールトン東京の1階にオープンした新パティスリー「ニナ ザ・リッツ・カールトン東京」は、世界中の美食家が注目するパティシエ、ニナ・メタイエ氏による日本初の拠点です。
2024年に「世界のベストレストラン50」より最優秀パティシエの称号を得た彼女が描き出すのは、自然の移ろいや季節の息吹を圧倒的な造形美へと昇華させたデザート。その独創的なテクニックとエレガンスが息づく、注目のイートインメニューの一部をご紹介します。
美しい造形にも注目!シグネチャーペストリー6選
フランスの伝統とモダンな感性が共鳴する、ニナ・メタイエ氏の美学を象徴するコレクション。日本限定メニューも登場しています。
フランスで愛され続ける伝統菓子「ライスプディング」を、洗練された現代の解釈で表現した「リ オ レ」。クリーミーなライスプディングとなめらかなキャラメルが重なり、軽やかなバニラムースが全体を優しく包み込みます。土台のクリスピー生地に忍ばせた「そばの実」や「きび」の香ばしさが、奥深い余韻をもたらします。
「植物の生命力」をデザインに昇華させた、目にも鮮やかなデザート「プランタニア ~苺・リュバーブ・エルダーフラワー~」。サクサクとしたクルスティアンの上に、エルダーフラワーがほのかに香るムースをのせて。中には甘酸っぱいいちごのコンフィと、焼き・フレッシュの2種のテクスチャーを楽しめるリュバーブを忍ばせ、花の香りと果実の酸味が美しく調和しています。
そして、チョコレートの奥深さを軽やかに楽しむためのショコラケーキ「クラッカン ショコラ」。フルール・ド・セルの繊細な塩味が、キャラメリゼしたピーカンナッツの甘みを引き立てます。甘みと苦みの絶妙なバランスは、普段チョコレートをあまり選ばない方にもぜひ試していただきたい、洗練された味わいです。
日本限定のスイーツも登場しています。
「紅芋と栗のモンブラン」は、紅芋と栗が織りなす穏やかな甘みに、カシスのシャープな酸味を合わせることで、モダンな奥行きが生まれた一品。玄米のパフを加えたクルスティアンの軽快な食感が、なめらかなクリームの層に心地よいアクセントを添えます。
日本で親しまれてきたロールケーキを独自の解釈で再構成したスイーツも。
軽やかなジェノワーズとシャンティクリームで仕立てた「玄米茶と苺のロールケーキ」は4〜5月限定で登場。玄米茶といちごの風味が見事に調和した、洗練されたケーキに仕上がっています。
また6〜7月限定として、ふんわりと焼き上げたジェノワーズで、軽やかなシャンティクリームを巻き込んだ「加賀棒茶と木苺のロールケーキ」も登場します。香ばしく深みのある加賀棒茶の香りと、ラズベリーのきりっとした酸味が重なり、日本の伝統的な茶文化とフランスの感性が鮮やかに融合しています。
日常のティータイムを格上げしてくれる焼き菓子4選
焼き菓子には、日常のティータイムを格上げしてくれるような優しい味わいの品々がラインナップされています。
バナナを皮まで余すことなく使い、素材の生命力を閉じ込めた「バナナブレッド」。キャラメルとバナナのコク深い風味が、ひと口ごとに優しく広がります。素材を慈しむニナ氏のフィロソフィーが感じられる、香り高い焼き菓子です。
「ブルッキー」は、濃厚なブラウニーとサクサクのクッキー、ふたつの魅力を一度に味わえる贅沢なピース。中心にはとろけるヘーゼルナッツのガナッシュが入っており、しっとりとした質感と香ばしさが口の中で溶け合います。
ふんわりと焼き上げた生地の中に、柚子とマンダリンオレンジの爽やかなピュレを忍ばせた「モワルー マンダリン ノワゼット」。バターのコクが香るヘーゼルナッツクランブルをのせて仕上げた、清涼感あふれる一品です。
フランスで親しまれる定番菓子を、より軽やかに、よりモダンに仕上げた「プチ ガロパン」。アーモンドが香るしっとりとしたジェノワーズで、チョコレート&ヘーゼルナッツの濃厚なガナッシュをサンド。ふんわりとした食感の後に、豊かなショコラの風味が広がります。
世界最高峰の評価を得たパティシエが、東京という地で描く新しいデザートの物語。伝統に甘んじることなく、常に進化を続けるニナ・メタイエ氏の美意識は、一皿のペストリーを通じてゲストの五感を呼び覚まします。洗練された空間でその繊細な味わいに身を委ねるひとときを楽しんでみてください。
問い合わせ先
- ニナ ザ・リッツ・カールトン東京
- 営業時間/11:00~20:00
- TEL:03-3423-8000(ホテル代表)
- 住所/東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ザ・リッツ・カールトン東京 1階
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















