「情熱」の類語、いくつ思いつきますか?

明日・5月29日は、明治から昭和にかけて活躍した歌人・思想家の与謝野晶子の忌日『白桜忌』です。彼女の愛した花、白いソメイヨシノにちなんだ名称で、『晶子忌』とも呼ばれます。

これを踏まえて、本日は与謝野晶子の作風にちなんで、「情熱」の類語からクイズをお送りします。

【問題1】「頓(○○○○)」ってなんと読む?

「頓」の、かな4文字の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「いちず。ひたすら」「向こう見ずでひたむきなさま」「完全にその状態であるさま」などの意味をもつ言葉です。

<使用例>

「あの人の頓(○○○○)な思いが、かたくなに反対していた周囲を動かしたのよ」

一途なようすを表す言葉です。
一途な様子を表す言葉です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 頓(ひたぶる) です。

「頓(トン)」という音読みが常用漢字になっています。
「頓(トン)」という音読みが常用漢字になっています。

着(とんちゃく)」「狂(とんきょう)」「智(とんち)」などの「頓」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)で、訓読みのひとつです。「頓(ひたぶる)」という言葉の構成ですが、「ひたむき」「ひた走る」などに使われる「ひた…まっすぐでまじりけがないこと」と、「荒ぶる」「すこぶる」などに使われる「ふる…程度を強める接尾語」が合体した形です。「ひたむき」また「向こう見ず」などの類語です。

 では、2問目にまいりましょう。

【問題2】「ひたぶる」のもうひとつの漢字表記は?

「ひたぶる」という日本語の漢字表記で、「頓」以外で正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1:激越

2:一向

3:沸沸

「頓(ひたぶる)」以外で、同じ読み・意味の言葉になる漢字表記はどれ?
「頓(ひたぶる)」以外で、同じ読み・意味の言葉になる漢字表記はどれ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 2:一向(ひたぶる) です。

意訳的な読み方になります。

一向(いっこう)にかまわない」などの読み方・意味もございますが、「一向(ひたぶる)」とも読みます。

ちなみにほかの選択肢ですが、「激越(げきえつ)…感情が激しく高ぶること。また、感情が高ぶって言動が荒々しくなること。また、そのさま」で、「沸沸(ふつふつ)…湯などがわきたつさま/水などがわき出るさま/ある感情が強くわき起こるさま」です。

***

本日は、5月29日、与謝野晶子の忌日『白桜忌』にちなんで、「情熱」の類語から、

・頓(ひたぶる)

・一向(ひたぶる)

の読み方、言葉の意味や背景をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱