「飛蝗」ってなんと読む?「ひおう」ではないですよ!
明日・6月4日は『虫の日』『虫ケア用品の日』『虫歯予防デー』など、64(むし)の語呂合わせにちなんで、「虫」に関連する複数の記念日に指定されております。本日は「虫」に関連した日本語のクイズをお送りします。
【問題1】「飛蝗」ってなんと読む?
「飛蝗」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:よく跳ねる虫です。
<使用例>
「子どものころは平気で飛蝗を手づかみできたけれど、今は虫全般、苦手になってしまったわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 飛蝗(ばった) または(ひこう) です。
「飛蝗(ばった)」はおなじみの昆虫ですが、この生息密度が高くなりすぎると、群飛して集団移動する「飛蝗(ひこう…漢字表記は「ばった」と同じ)」と呼ばれる状態に変質します。後者は「わたりバッタ」「飛びバッタ」とも呼ばれ、農作物に大被害をもたらします。そもそも「飛蝗(ばった)」という読み方ありきですので、一般には「飛蝗(ばった)」と読めれば問題ないでしょう。
では、2問目にまいります。
【問題2】「椿象」ってなんと読む?
「椿象」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:比較的よく見かける虫ですが、駆除の際につぶしてしまうと独特のにおいがします。
<使用例>
「椿象はつぶしてはダメよ!くさくなるから!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 椿象(かめむし) です。
「椿象」はその昔、中国から渡来した表記ですが、現在でも「椿象(かめむし)」で辞書に掲載されております。
表記の由来をひも解きますと、「椿」は日本で言う「椿(つばき)」ではなく、センダン科の「香椿(ツァンチン)」と呼ばれる植物を指しています。「香」の字が入る通り、独特の匂いがある植物です。
「象」の解釈に関しては諸説あり、「まねる、かたどる」という漢字の意味からきている、という説や、カメムシの長い口先の形を動物の象の鼻に見立てたものだ、という説などがございます。ちなみに「香」の字は、中国でも「くさい」という意味ではなく、カメムシに「くさい」という認識はないのだとか。カメムシを「くさい」と感じない地域の世界的な分布は、昔から香菜(シャンツァイ、パクチー)を食している文化圏と、ほぼ重なる傾向があるそうです。
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本日は、6月4日『虫の日』『虫ケア用品の日』『虫歯予防デー』などにちなんで、「虫」に関連する日本語から、
・飛蝗(ばった/ひこう)
・椿象(かめむし)
の読み方、言葉に背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『北日本病虫研報67号』(2016年)/日本記念日協会ホームページ/『ダ・ヴィンチweb』ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















