身長156cmのインテリアエディターが、おすすめのアイテムを実際に体験しながらレポートする本連載。今回注目したのは、2002年に満を辞してデザイナー自らの名前を冠し創業したイギリスブランド「トム・ディクソン」です。

1990年代に人気を博したアートのような照明『ジャック』が、使い勝手のいいポータブルになって復刻! 床置きしても、積んでも空間を一瞬でスタイリッシュに演出できるアイテムの魅力をご紹介します。

■ピックアップアイテム:「トム・ディクソン」の『ジャック ポータブル』

『ジャック』は、テトラポットをモチーフに90年代に発表され、デザイン好きの間で人気を集めた名作照明です。30年の時を経て、オブジェとしても機能する多目的デザイン(座る、積み重ねる、照らす)の特徴はそのままに、リモコンで調光可能、充電できるコードレスタイプなので屋外でも使用可能と、さらに使いやすく進化して復刻しました。

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【ブランド】トム・ディクソン 【商品名】ジャック ポータブル 【写真仕様の価格】¥121,000 【サイズ】幅564×奥行564×高さ500(mm) 【材質】ポリエチレン 内蔵LED / 4.5W タッチ調光スイッチ付(100%→70%→40%→OFF)無段階調光機能付き

【軽くて高機能で、扱いが簡単!】

非常に軽くて女性1人で持ち上げたり、積んだり簡単にできます。2つ積んだときはおおよそ腰程度の高さになりました。3つ積むと132cmになるので、フロアライトのようにも使えます。

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コンセントコードがないので自由に方向を変えられて積みやすい!

【デザイナーのトム・ディクソンについて】

ブランドの名前にもなっている「トム・ディクソン」は、イギリスを代表するデザイナーのひとり。元はミュージシャンでしたが、趣味のバイクで事故に逢ったことをきっかけに独学で金属溶接を学び、廃材を使ったアートから出発した異色の経歴をもっています。

初期作品からMoMAの永久所蔵に選出されるデザイナーとしての才能はもちろんのこと、自身のブランドを立ち上げる前に「ハビタ」や「アルテック」のデザイン最高責任者を歴任するなど、常にデザイン界の話題の中心人物です。

■魅力その1:オブジェのような灯りで、ドラマティックなインテリアに!

アートを飾りたいと思っても、作品選びや設置場所に悩む方は少なくありません。その点『ジャック ポータブル』は照明として実用性を備えながら、オブジェのような存在感も楽しめるアイテム。有機的なフォルムは、まるで小さな彫刻作品のよう。複数をブロックのように積み重ねて使えるので、高低差をつけてドラマティックなスタイリングも可能です。

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灯りをつけていない時間も空間のアクセントに。

マットホワイトのシェードが内臓LEDの光を柔らかく拡散し、温かみのある光を演出。特別な知識や大掛かりな模様替えをしなくても、床に置くだけでインテリアの表情をスタイリッシュに変えられます。

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左/絵や他の照明と合わせてスタイリングする感覚で楽しめる。右/屋外での使用も可能。

■魅力その2:現代の暮らしのニーズに適うスマートな高機能

発光ユニット(バルブ部分)を取り外して充電できるポータブル仕様なので、コンセントの位置を気にする必要がありません。無段階調光機能に加え、リモコンで最大3台までのライトを同時に操作することが可能。USB-C充電式で、最大8時間の連続使用に対応します。

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左/リビングから寝室へなど好きな場所に移動できるので、ミニマルな暮らしにもマッチ。右/庭先やアウトドアシーンでも活躍!

高機能と聞くと、操作が複雑なのでは?と不安に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用。よく考えられたデザインはユーザーにも優しいのです。

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バルブを回して簡単にライト部分を着脱できるので、小スペースでも充電が可能。
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リモコンを使って感覚的に好きな明るさに調節。

■魅力その3:世界的デザイナーの感性に時代が追いついた名作!

90年代にオリジナルの『ジャック』が登場した当時は先進的だったデザインも、インテリアに個性を求める今の時代だからこそ自然に受け入れられるのではないでしょうか? さらにポータブル化によって使い勝手も向上し、暮らしの中に取り入れやすくなりました。

約30年の時を経て復刻した『ジャック ポータブル』は、時代がようやく追いついた名作と言えるでしょう。ちなみにロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)の永久収蔵品にも選定されており、アートをもっと身近に楽しみたい人にこそおすすめしたい照明です。


今回は、イギリスの革新的なデザインブランド 「トム・ディクソン」から、おすすめの照明『ジャック ポータブル』をご紹介しました。空間での映え方や重さや操作性など、ぜひショールームで体感してみてください。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

  • TOM DIXON TOKYO 
    営業時間/11:00〜18:00
    定休日/火・水曜日、夏季・年末年始・一部の祝日
    TEL:03-6421-0846 
    住所:東京都港区南青山6-13-1 IDEAビル1F

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この記事の執筆者
イデーに5年間(1997年~2002年)所属し、定番家具の開発や「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。 2012年より「Design life with kids interior workshop」主宰。モンテッソーリ教育の視点を取り入れた、自身デザインの、“時計の読めない子が読みたくなる”アナログ時計『fun pun clock(ふんぷんクロック)』が、グッドデザイン賞2017を受賞。現在は、フリーランスのデザイナー・インテリアエディターとして「豊かな暮らし」について、プロダクトやコーディネート、ライティングを通して情報発信をしている。
公式サイト:YOKODOBASHI.COM