「玉響」ってなんと読む?「たまきょう」ではないですよ!

明日、8月14日は『裸石の日』です。8(は)だか14(いし)、の語呂合わせで、ジュエリー製品になる前の、カットや研磨が施されただけの状態の宝石(ルース)=裸石の認知度をあげ、個人でも購入可能であることを知ってほしい…と、宝飾関連の企業が制定した記念日です。デザインの古いジュエリーを、最新のセンスのジュエリーデザイナーにリメイクしてもらうように、裸石を好みのジュエリーデザイナーのもとに持ち込んで、世界でひとつの自分好みのジュエリーをつくってもらう、ということも可能です。夢が広がりますね。

ということで、本日は「宝石」をキーワードにした日本語クイズをお送りします。

【問題1】「珠玉」の語原って?

「美しいもの、立派なもの」をいう言葉「珠玉(しゅぎょく)」の、もともとの意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1:龍の神通力を宿した宝玉

2:海から産する玉と山から産する玉

3:美しい人の涙のように尊い宝石

「珠玉」の、もとの意味として正しいのはどれ?
「珠玉」の、もとの意味として正しいのはどれ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 2:海から産する玉と山から産する玉 です。

「海から産する玉=真珠」「山から産する玉=宝石」を重ね並べた熟語です。
「海から産する玉=真珠」「山から産する玉=宝石」を重ね並べた熟語です。

「珠玉」は、「同じ傾向の要素を並べて、その意味を強調した二字熟語」です。「珠」は「真珠。海から取れる玉」、「玉」は「宝石。山から取れる玉」を意味しており、重ねることで「美しくりっぱなもの」というイメージを強調しています。「玉」は「宝玉」を意味する字ですので、「貴重かつ立派で美しいもの」というイメージを集約した字になります。

というところで、2問目は「玉」という字の入ったクイズです。

【問題2】「玉響」ってなんと読む?

「玉響」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「少しの間。ほんのしばらく」という意味です。

<使用例>

「過ぎてみれば、玉響のごとく一瞬の、美しい時代でございました」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は…  玉響(たまゆら) です。

「宝石+響」で「少しの間」を意味する理由は?解説をお読みください。

「玉響(たまゆら)」『万葉集』の時代から使われている、日本古来の慣用的な表現です。古代の宝飾品で代表的なものに「勾玉(まがたま)」がございますね。日本神話の神や貴人が、これを首にかけたりしている絵、見たことがありますよね? あの「首元で揺れる勾玉どうしが触れ合って音を響かせる、ほんのわずかな間の情景」を表現した言葉が「玉響(たまゆら)」です。「貴重で美しい、ほんのしばらくの時間」というニュアンスです。

***

本日は、8月14日『裸石の日』にちなんで、「宝石」にちなんだ日本語から、

・珠玉(しゅぎょく)

・玉響(たまゆら)

をピックアップし、読み方や言葉の意味・背景などをおさらいしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱