1947年、オーストリアのウィーンで創立された「AKG」。マイクロフォンとヘッドフォンの分野では世界有数のプロフェッショナル・ブランドで、世界中のレコーディングスタジオや放送局などで多くの機器が活躍している。

自分好みにカスタマイズできる高級イヤホン

AKG「N5005」

●密閉4ウェイ5ドライバーハイブリッド型(カナル)●充電時間 約2時間、音楽再生約8時間●重量/11.4g  ※価格オープン価格(ハーマンインターナショナル)
●密閉4ウェイ5ドライバーハイブリッド型(カナル)●充電時間 約2時間、音楽再生約8時間●重量/11.4g  ※価格オープン価格(ハーマンインターナショナル)

そんな「AKG」から発売されたのが、ハイレゾ対応で、5ドライバーユニットを搭載した4ウェイかなるイヤホン「N5005」だ。

「AKG」のフラッグシップイヤホン「K3003」の最上級サウンドと、ハイレゾ対応・着脱式・耳掛け式ケーブルを採用し、「N40」の技術を継承した、「AKG」のいいところ取りをした設計に大きな特徴を持つ。

中音域用に4基、低音域用に1基、合計5基を搭載したハイブリッド方式のワイヤレスイヤホンで、10Hzから、40kHzまでのワイドレンジ再生を実現している。「K3003」同様に、音質劣化につながる電気的なネットワークを一切搭載せずに、アコースティックに調整、自然ない音のつながりは抜群だ。ハイレゾ規格に対応しているので、CDの約3〜6.5倍の情報量を持つハイレゾ音源の繊細さ、力強さを再現、原音に近い音質が体感できる。まるで耳の周辺に大きなサウンド空間を持っているように臨場感を感じる。

さらには音楽の特性や接続する機器に合わせて音質が調整できるメカニカル・チューニング・フィルターを採用、サウンドをカスタマイズできることもこのモデルの特徴だ。

自分好みの音源にチューニングできる。
自分好みの音源にチューニングできる。

デザインは耳掛け式で、快適な付け心地に加え、遮音性が上がり、高音質を余すことなく楽しめる。

「N5005」には4サイズのシリコンイヤチップと、密閉度が増したスピンフィットイヤチップ付きの3サイズを同梱。プレーヤーや使用シーンに応じて使い分けられるようにケーブルも3種類、日本仕様にはさらにAKG純正リケーブル「CN120-3.5」まで付属する。リモコン付きケーブルには、Android、iOS用に切り替えも可能なマイクが付いているので、ハンズフリーで通話もできる。

本体は上質なセラミック素材を使ったシックな色合い。カジュアルからスーツまで、どんなスタイルにもマッチする。紳士がスーツをオーダーするように、サウンドもケーブルやイヤチップをカスタマイズできる、まさに大人が楽しめるワイヤレスイヤホンではないか。

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この記事の執筆者
メンズクラブ編集長を務めた経歴をもつベテラン編集者。ファッション以外にも、モノや歴史、文学など幅広い知識を持つ。その経験豊富な知識を生かし多彩なジャンルで執筆する経験豊かな編集者。
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