美容ジャーナリストの永富千晴さんは、「チークがしっくりこない原因は、質感選びと入れ方にあります」と話します。色選びよりも大切なこととは?詳しく伺いました。
大人のチークは「透ける血色」と「横顔まで美しく見える位置」が決め手
「大人がチークを使う目的は、血色感を与えて生き生きとした印象にすること。色選びが重要と思われがちですが、内側から血色が透けて見えるような透明感のある質感を選ぶことの方が大切です。最近のチークは重ねても色がにごりにくく、少しずつ発色を調整できるものが増えているので、チークの失敗を回避できます。ぜひ新しいものをチェックしてください。
そして、もうひとつのコツが、チークを入れるときの目線です。メイクをするときに、鏡に映る正面の顔だけを見ていませんか?人から見られている顔は正面だけではありません。鏡の前で顔を左右に振って、斜めや横からの見え方も確認してみると、チークを入れるべき場所が変わって見えることがあります。特にほうれい線が気になり始める大人世代は、頬の低い位置やほうれい線ぎりぎりまで色を広げると、顔が大きく見えたり、老け見えの原因になるのでご注意を。横から見たときにも血色が自然につながっているか、ほうれい線へ視線を誘導する位置になっていないかを確認してください。
チークと一緒に使っていただきたいのが、しっとりとした質感のフェイスパウダー。フェイスパウダーのあとにチークを入れる方もいらっしゃるかと思いますが、私のおすすめはチークの上からフェイスパウダーを薄く重ねること。チークを肌になじませながらもちを高めてくれ、粉っぽさを感じさせない上品な仕上がりになります。特に最新のフェイスパウダーはセッティング力が高いので、チークの色が落ちやすい方は試してみてください。
この3つを意識すると、チークは“色を足すメイク”から、“顔立ちを生き生きと美しく見せる印象的なメイク”へと変わりますよ」(永富さん)
そこで、特におすすめの透け感のあるチークと、合わせて使いたいしっとりとしたフェイスパウダーをご紹介いただきました。
「心地よいフィット感があり、絶妙な血色ニュアンスが生まれるチーク」(永富さん)
「左は、SUQQUで人気ブラッシュの新色である青みがかった桜色。頬の内側からにじむような高揚感と肌が冴える透明感を与えてくれる2色のグラデーションで、肌なじみも抜群です。ほのかな発色なのに、仕上がりははっきりと差がつきます。リップをメインにしたメイクとも相性がいいですよ。
右の THREEは、生き生きとした表情を生んでくれるレッドオレンジ系。ヌーディな中にも温かみがあり、暑さが残るいまの時期にも似合いますし、ファッションにボリュームの出る秋冬にもぴったり。見た目はハッキリ色がつきそうですが、透明感が高く、みずみずしい湿度を宿してくれます」(永富さん)
「チークの仕上げに湿度のあるフェイスパウダーをまとって、さらなる透明感ともちをアップ」(永富さん)
「左のディオールのパウダーは、高温多湿でもくずれにくく、粉がとても細かいのが特徴的。何も塗っていないようなセッティング力ながら、透明感を引き出してメイクのもちを高めてくれます。05のクリスタルピンクは、ほのかな輝きで肌の内側から光がにじむような艶をまとえます。
右のFASは、スキンケア効果の高いプレストパウダー。肌にのせるとふんわりとした立体感のある肌に仕上がります。チークのあとのみならず、お疲れ顔のお直しにもおすすめ。パフがついていますが、私は手持ちのブラシでふわっとのせた仕上がり感がお気に入りです」(永富さん)
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。撮影はご本人によるもので、商品はすべて私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子

















