【目次】
【春夏】コーデ
【はっ水性の高いコート・ジャケット】
雨天の街に溶け込む色使いのなかに鮮やかなターコイズカラーを効かせて
主役は上質な生地の風合いを損なわずに撥水効果を与える、「ロロ・ピアーナ」社のファブリック「レイン・システム」で仕立てたトレンチコート。インナーにはジョン スメドレーのメンズのシャツをゆったりしたサイジングで合わせています。この男性的な組み合わせにフェミニンニュアンスを加えてくれるのが、繊細なレースのタイトスカートとグロッシーなTPU素材によるレインブーツ。これで、大人の女性らしさをしっかりと演出できます。
明るく柔らかいカラートーンでポジティブで晴れやかな気持ちに
防水・防風・伸縮性に優れた機能素材を採用した、フード付きトラベルジャケットのベージュ。そしてカシミア×シルク製のニットスカートのピンク。憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるのは、明るく柔らかいこんなカラーリングです。バッグやスカーフ、傘といった小物の色まで近似色でグラデーションさせると、より統一感のある着こなしが完成します。足元に合わせたオフホワイトのローファーは、雨の日に本領を発揮するラバー製。
精悍なブラック×清涼なブルーでIラインを強調してスタイルアップ!
新しい生活様式に合わせて、フィリップ・リム氏が考案した「リブ・フリー」コレクションのコートは、防水・防風性を重視した機能的なデイリーウエアと呼べるもの。その精悍なブラックと対比をなすのは、ブラウス&スカートで色を揃えた清涼感あるペールブル一です。上から下に伸びる縦長のIラインが強調され、よりスタイルアップされて好印象。 オーデマ ピゲの機械式時計は雨対策にも有効なラバー加工を施したストラップに付け替えてお出かけを。
ハウンドトゥース柄に着想を得たトラッド志向の着こなしを楽しんで
男性の間で人気の「レインチョ」は、ネーミングどおりレインコートとポンチョを組み合わせたもの。ヨーロッパで最も雨の多い都市といわれるノルウェーのベルゲンで生まれた名品です。柔らかなフォルムが愛らしく、大きなサイズをバサッと羽織るように着るのがおすすめ。千鳥格子柄のトラッドなイメージに合わせて、スタイリングはスキッパーニットやスラックス、ウイングチップのサイドゴアブーツと共に。
アポイントで一日のスケジュールがびっしり!新鮮カラーでパワーチャージ
きれい色パンツ×白ブラウスも素敵だけれど、そこに黒のジレでこなれ感をプラス。
「ポリ素材ワンピ×カーディガン」
夏の休日を鮮やかに彩るイエローのワンピースは、軽量でシワになりにくく、自宅で手洗いできる優秀なポリエステル素材。ゆとりのあるシルエットで着心地も良好です。チャコールグレーのカーディガンをレイヤードすれば、モダンな配色に。フリンジが揺れるバケットバッグや、エスパドリーユのシューズで、休日らしい楽しげな雰囲気をトッピング。
【秋冬】コーデ
【コート×ボトムス×傘】
フェミニンかつ軽快なブラウスで、日常服のスタンダードを更新!
ボウタイを結んで着たときに甘くコンサバにならないことも、このストライプブラウスの魅力。光沢のあるポリエステルタフタのコートとブラウンのパンツで、シックななかにも華やぎの漂う着こなしを実現。白系のバッグ&マニッシュ靴で抜け感を添えれば、こなれたお仕事スタイルが完成!
「ジャケット×デニム×ラバーバッグ」
白のTシャツとスニーカーとデニム、ラバーバッグで大胆にカジュアルダウン! 「モノトーンをベースにきれ味よく仕上げるのが、大人カジュアルの洗練ポイント。裏地のレオパードをちらりと見せて遊べるのも、ドルチェ&ガッバーナを着る楽しみです」(スタイリスト・押田比呂美さん)
雨の日に最適な「靴」は?
【雨に強いパテント靴コーデ】
トレンチの品格に差す繊細なレースの色香でセンシュアルな女性像に
上品な艶のあるピンクベージュ、丸みのある襟のライン、軽やかな着丈…と王道のきちんと感がありつつどこか優しい雰囲気のコート。レースのブラウスとピンクの細身パンツを合わせて、繊細な淡色コーディネートを完成。シルバーのバッグとベージュのパテント靴でなじませつつ、すっきり感を後押し。
デコルテからのぞく白が爽快さを演出
ジャケット着用時こそ、涼やかに凛とありたいもの。背
抜きのジャケットのインには、風通しのよい薄手の一枚
が好相性。
ライトグレーの気品を授けるソフトな色調の配色テクニック
カーディガンとパンツの、グレーみを帯びた濃淡カーキを繊細になじませるライトグレーのトップス。ていねいに色を重ねたカーキスタイリングは、大人の気品が香るようなたたずまい。
微光沢のワイドパンツでアニー・ホール風のこなれたかっこよさを
タキシード風の深いネイビーのショートジレ×ネイビーストライプのワイドパンツ。映画『アニー・ホール』を連想させるような小粋なスタイルは、クリアな白シャツを着くずしつつ、きゅっとコンパクトにまとめるのが成功の秘訣。
シルバーローファーが決め手になる爽やかなプラチナグラデーション
涼やかな白~グレーのグラデーションの仕上げに、上品な光沢を放つシルバーの名品ローファーを投入。
華やかなパステルとグレートーンの小物使いでハンサム靴を艶やかに!
パテントの光沢がモダンな名品ローファーを軸に、同じグレーで小物を統一。パステル調の明るいプリントトップスで、とびきり華やかなカジュアルに。
華やぎレースと色香のある差し色小物で黒パンツを辛口フェミニンに導いて
パンツは後ろウエストがゴム仕様なので、トップスをインしても窮屈さを感じないのが利点。レースブラウスを合わせれば、辛口フェミニンなエレガントスタイルを快適に楽しめる。鮮やかレッドのチェーンバッグと透明素材×パテントのヒールパンプスで大人の女性らしいセンシュアルな魅力を加速させて。
千鳥格子のエレガントなコートを小物使いの妙で今どきに
ブラック&ホワイトの千鳥格子のチェスターコートは、フロントと背中のヨーク部分にサテン生地を重ねたようなデザインが個性的。小物までレディにまとめず、カーキのチェーンバッグやスクエアトウのパテントフラットシューズでカジュアルにはずすと鮮度アップにつながって。
【スニーカー&シューズコーデ】
まじめな印象になりがちなスーツは、厚底スニーカーや斜めがけのバッグで軽快に
リネンのセットアップをベースに、白のカットソーや斜めがけバッグでカジュアルな要素を加えて軽やかさを演出。足元にコーデしたパリ発の注目ブランドが手がける一足は、ケーキなどの繊細なスイーツをイメージさせる、曲線使いが特徴的です。
カジュアル要素を加えることで、黒ジャケットが鮮度アップ
スモーキングジャケットに、黒デニムを合わせたビターな黒の着こなしに、スニーカーやロゴTの爽快な「白」をアクセント使い。夏の黒こそ、「白」の差し色使いが効果的です。トレッキングシューズのディテールとランニングシューズのはき心地を両立させたスニーカーは、イタリア製の素材を組み合わせて、複雑なパターンを描くデザイン。かかと部分のラバーソールが4.5cmあり、歩きやすさを叶えるクッション性の高さも魅力です。
「カーディガン×スカート×シューズ」
小花柄が描かれたプリーツスカートを主役にした、夏らしいコーディネート。トップスも小物もすべて「白」で統一させることで、スカートの鮮やかなイエローが引き立ちます。カーフレザーに大小さまざまなパンチングを施し、涼しげな雰囲気を誘うスニーカーは、厚底ながらも驚くほどに軽やかで疲れにくく、脚長効果が期待できるのもうれしいポイント。
しなやかなモノトーンで女っぷりを上げたらスニーカーで颯爽と!
カッティングのきれいな黒のタイトスカートは、いい女を象徴するアイテム。白ブラウスは、カシュクールに合わせてドレープをたっぷり。そんなエレガントでかっこいい女性像を進化させるのが、厚底スニーカー。モノトーンの柄にボリュームソールの白が効いてシャープな表情に。
艶やかなシルクブラウスをハンサムに仕上げるカジュアルベージュ
シックカラーのシルクサテンのブラウスは、ワイドなカフが優雅さを引き立てて、パーティにも対応できる一枚。チノ風のカジュアルなひざ下スカートでデイリーなワークスタイルにしたら、人気の厚底スニーカーを合わせて、ハンサムなコーディネートが完成。スカートも小物もベージュトーンでまとめれば、スニーカーも上品に。
白シャツ×パンツのマニッシュな装いに、ハズしテクニックをオン
品格あるタキシードパンツに、あえて白スニーカーを組み合わせてハズすのがおしゃれテクニックの見せどころ。スリースターがサイドにあしらわれたスニーカーも、日本限定となるオールホワイトの別注カラーなら大人仕様にシフトできます。
異なるテイストを組み合わせることで、着こなしに奥行きがもたせて
パフスリーブのAラインワンピースに、スニーカーで加えたスポーティな味付けが、今の気分を感じさせるコーディネートです。1981年にパリで誕生した靴ブランドが手がけるスニーカーの、スタイリッシュなデザインに注目。ソールのサイドからのぞく、アクアブルーが爽やかなムードを漂わせます。
「ワンピース×白スニーカー」
モカブラウンのシャツワンピースで品よく、優雅に。いつもならサンダルを合わせる着こなしに、「白スニーカー」を投入することで、新たなエレガンスを堪能できます。ほっそりとしたノーズのスニーカーは、きちんとした装いに合わせやすく重宝するアイテムです。
正統派のシャツに旬を添えて大人の余裕を
ハーフパンツ&白スニーカーで、白シャツスタイルを旬顔にアップグレード。あえて淡いグレーと「白」だけでまとめることで、シックな装いに仕上がります。ヴィンテージ加工が施された定番人気の『SUPERSTAR』は、ソールにわずかな傾斜をもたせ、はき心地のよさも実現。イタリアの職人技術を大切にし、手作業で仕上げるクラフツマンシップが光る一足です。