【目次】
- 「雨の日コーデのコツ」は5つ!
- 【1】「色」は汚れの目立たない黒やダークカラーを選ぶ
- 【2】「トップス/アウター」は明るい色で気分を高めて
- 【3】「ボトムス」裾が地面につかないショート〜アンクル丈が安心
- 【4】「靴」足元には雨に強いアイテムを迎えて
- 【5】「髪型」まとめたり帽子を足して湿気対策
「雨の日コーデのコツ」は5つ!

雨の跳ね返りで服が汚れてしまったり、湿気で髪の毛が広がってしまったりと、雨の日はお洒落を満喫できない印象がありますよね。下記の5つのコツを押さえ、雨の日ならではのコーディネートを楽しみましょう。
【1】「色」は汚れの目立たない黒やダークカラーを選ぶ
【2】「トップス/アウター」は明るい色で気分を高めて
【3】「ボトムス」裾が地面につかないショート〜アンクル丈が安心
【4】「靴」足元には雨に強いアイテムを迎えて
【5】「髪型」まとめたり帽子を足して湿気対策
次の章からそれぞれの解説と、実際の着こなし術を季節別に分けてご紹介します。
【1】「色」は汚れの目立たない黒やダークカラーを選ぶ
雨が染みたり、水溜まりの跳ね返りで服が汚れてしまうことも。黒やダークカラーといった、汚れの目立ちにくい色で構成するとストレスフリーに過ごすことができます。
春夏コーデ
黒×ネイビーなら上品さも獲得できる

黒のジャケットとネイビーパンツのダークカラーを組み合わせることで、安心感と上品さを両立。白のカットソーとヒールパンプスを合わせるとメリハリが宿り、のっぺりしません。シューズは雨をはじく、つるんとした素材をセレクト。
雨粒を想わせるドット柄を迎えて雨の日を楽しむ

じめじめしたり、反対に肌寒く感じる梅雨時期は、ローラ・ハリヤーのようにキャミソールワンピースとカーディガンの重ね着で調整できるように。オールブラックに任せながら、雨粒を連想させるドット柄をアクセントにして間延びを解消。ワンピースは、地面からの雨の跳ね返りが気にならないミモレ丈をセレクト。
アンクル丈のスカートとビーチサンダルを合わせる

夏の雨の日のオールブラックコーディネートは、ツヤ素材のスカートを選択して立体感を意識。裾が地面につかないよう、アンクル丈を選ぶのが吉。濡れてもさっと拭けるビーチサンダルをおともに。
秋冬コーデ
撥水するシャカシャカ素材のブルゾンを活用

秋の雨の日をシックに乗り切るなら、オリヴィア・パレルモのオールブラックコーディネートを参考に。シャカシャカとした撥水性のあるブルゾンを迎えると、キレのよさを両立できます。
雨をはじくコートとブーツを取り入れて

実際の気温よりも寒く感じる秋の雨の日。ダコタ・ジョンソンはパーカとロングレザーコートの合わせ技で、ちょうどいい防寒力を獲得。ビターブラウンとグレー、黒の色合わせが雨の日には安心です。雨をはじく素材のコートとブーツをお守りにして。
防寒だけでなく雨対策もばっちり

しっかりと防寒したい冬の雨の日には、ヴィクトリア・ベッカムのように厚手のウールコートを取り入れて。ネイビーと黒なら汚れが目立ちづらく、シックなムードまで醸すことができます。傘を持ったときにも手があくよう、バッグは斜めがけタイプをチョイス。
【2】「トップス/アウター」は明るい色で気分を高めて
憂鬱な気分になりがちな雨の日。気持ちを高めてくれるような明るい色のトップスやアウターを選ぶことで、どんより気分を吹き飛ばしましょう。
春夏コーデ
ミントグリーンで清々しく

春らしさ漂うミントグリーンのニットプルオーバーに、白のスカートを合わせ清々しく。スカートは雨に濡れないよう、ミニ丈を選択。黒で統一した靴下と、雨をはじきやすいローファーでしっかり雨対策。
撥水セットアップからチアフルボーダートップスを覗かせて

撥水性のあるシャカシャカとしたブルゾンとフレアスカートのセットアップで、スポーティなキレの良さを演出。トップスはチアフルな赤とオレンジのボーダーポロシャツを選び小気味よく。オープントゥソックスと雨に強いツヤ素材のシルバーパンプスを掛け合わせ、お洒落心を刺激。
イエロートップスで生き生きと

夏の雨の日をポジティブに乗り切れる、イエローのシアーパフスリーブブラウスを採用。雨をはじきやすい素材のパンツとローファーは黒でリンクし、明るいイエローを格好良く誘導。さらにオレンジバッグを足し、キャッチーさを倍増。
秋冬コーデ
柔らかなピンクに辛口な黒を合わせる

ぬくもりで包み込んでくれるような柔らかピンクニットプルオーバーで、憂鬱な雨の日でも多幸感溢れる表情へ。そこに黒のスカート、パンプス、グローブを合わせ、甘辛ミックスにするとこなれ感が漂います。膝丈のスカートとパテントレザーのパンプスなら安心。
秋冬コーデ
フレッシュなピンクでモダンさを演出

黒の膝丈スカートと、レインシューズ代わりの筒太ロングブーツのモダンさにマッチするよう、鮮やかなピンクのブルゾンを足して力強く。ハンサムフェミニンな装いなら、雨の日でもオーラ抜群。
赤を差し色にして華やぐ

寒さの厳しい冬の雨の日は、保温性のあるダウンコートを迎えて暖かく。ふっくらした形なので、ベルトマークしてメリハリを授けて。そこに黒のワークブーツとキャップを足し、雨に対応。赤のニットプルオーバーとバッグを差し色にすれば、ブラックスタイルがぐっと華やぎます。
【3】「ボトムス」裾が地面につかないショート〜アンクル丈が安心
雨の日はボトムスの裾が汚れやすいので、ショート丈からアンクル丈を選ぶと安心です。軽やかさ、爽やかさも両立できるのが高ポイント。
春夏コーデ
アンクルスカートにヒールパンプスをプラス

雨の日に安心感を与えてくれるモノトーンコーディネートは、白のジャケットで春らしい軽やかさを演出。ボトムは濡れたり汚れやすいので、黒のアンクルスカートをセレクト。さらに雨をはじく素材のヒールパンプスを取り入れ、スカートの裾を地面からもういち段階離して。
潔く素足を出して

雨に濡れる前提で、さっとすぐに拭けるようにミニスカートを採用。雨に強いシャカシャカ素材の黒のブルゾンとパテントレザーパンプスを合わせると、ミニスカートの装いが引き締まり好バランスに着地。
ゆったりシルエットなら涼やか

汚れの目立ちにくい黒、ブラウン、キャメルで構成した夏の雨の日コーディネート。ダークカラーが暑苦しくならないよう、ゆったりとした形のTシャツとハーフパンツを合わせると涼やかな印象に。
秋冬コーデ
ミモレ丈のペンシルスカートでレディなムードを両得

裾が地面につかないよう、ミモレ丈のスカートをセレクト。ペンシルラインがレディなムードを醸してくれるので、カジュアルなボーダーポロシャツをクラスアップすることに成功します。エイジレスインフルエンサーのグレース・ガネムはキャメルやワインレッドといった、深みのある配色で秋を表現。
七分丈パンツとブーツを組み合わせる

秋らしいアニマル柄のパンツは、七分丈なら裾が地面につくことや雨の跳ね返りが気にならずストレスフリー。さらにレースアップブーツを組み合わせ、カバー力をアップ。ライトブラウンのトレンチコートで季節感を上乗せしたら、ブライトブルーのトップスを差し色としてプラス。
ショートパンツと長靴のコンビを活用

秋冬らしいブラウンのレザーショートパンツに、ベージュのレインブーツを合わせ雨の日ならではのお洒落を堪能。ベージュニットでぬくもりを授けたら、汚れの目立ちにくい黒のコートで防寒もしっかりと。ヘアスタイルに悩みがちな雨の日だから、キャップをプラスしてカバー。
【4】「靴」足元には雨に強いアイテムを迎えて
お気に入りの靴が汚れてしまうのは避けたい雨の日。撥水性、防水性を備えた雨に強い靴を取り入れれば、快適に外出することができます。お洒落もしっかり両立できる着こなしをピックアップしました。
春夏コーデ
デニムのセットアップにレインブーツをプラス

ジャケットとショートパンツのブルーデニムセットアップを選び、ヘルシーで軽やかな春の雨の日コーディネートへ。安心感ばっちりな黒のレインブーツに、グレーのリブハイソックを合わせお洒落心をプラス。
つるんとした素材のブーツを採用

雨の日でもエレガントな着こなしを楽しんでいたケンダル・ジェンナー。濃紺のノースリーブデニムワンピースと黒ロングブーツのダークカラーで、雨染みが気にならないように。つるんとしていて雨をはじきやすい素材のブーツが快適です。
フレアスカートと撥水パンプスを活躍させて

雨の日には安心感のあるブラックコーディネートですが、夏なら涼やかな印象も手に入れたいもの。オフショルダートップスで肌見せしたら、脚にまとわりつかないフレアスカートで通気性の良さを確保。撥水性のあるヒールパンプスは、メタリックシルバーを選ぶとスタイリッシュさが盛り上がります。
秋冬コーデ
黒のミモレスカートとパイソンブーツでモードにきめて

雨でもお洒落することを諦めたくない! そんなときには黒レザーのミモレスカートとパイソン柄ロングブーツを掛け合わせ、雨対策しながら秋らしさとモード感をアピール。ハイネックニットとシャツは真っ白でリンクし、ボトムとのコントラストを意識すると着映えが叶います。
ラバーのレインブーツがメリハリに繋がる

汚れても気にならない秋のオールブラックコーディネート。レザージャケットやシアーストッキングに加え、レインブーツのラバー素材がのっぺりするのを防止してくれます。
スニーカーは黒×レザーが安泰

雨の日にスニーカーを履くなら、雨に強いレザーと、汚れが気にならない黒を選ぶのが安泰。グレーのニットスカートと黒のニットプルオーバー、ウールコートを重ねてぬくもりも両立。
【5】「髪型」まとめたり帽子を足して湿気対策
コーディネートはばっちりなのに、湿気によって髪の毛が広がったりうねってしまい気分が下がる… なんてこともしばしば。潔くまとめ髪にしたり、キャップを足してカバーしましょう。
春夏コーデ
ヘアをまとめればバランスアップも実現

肌寒い春の雨の日は、ニットトップスとレインコートの合わせ技を活用。躍動感のあるプリーツスカートとニットをベージュで繋ぐと、軽やかさを両立できます。さらに足元は、ミモレ丈のスカートとブーツのコンビが安心。ふんわりシルエットの着こなしなので、髪の毛はすっきりまとめると湿気対策とバランスアップに繋がります。
キャップでスポーティさを足せば急に晴れても様になる

ライトグレーのプリントTシャツと黒デニムパンツのカジュアルルックを、メタリックなシルバーサンダルで程よくクラスアップ。髪の毛をカバーできて湿気対策になるキャップは、軽やかなスポーティムードを醸してくれるので、急に晴れても様になること間違いなし。
タイトなまとめ髪で涼感フェミニンをスタイリッシュに

夏の雨の日に、涼やかで洒落たオーラを放てるブルーのチェック柄ベアワンピースを活用。シューズは雨をはじく黒のローファーを選ぶと、ワンピースの引き締めまで叶います。湿気で広がっても気にならないよう、ヘアはタイトにまとめて。甘いワンピースをスタイリッシュに誘導することにも成功して一石二鳥。
秋冬コーデ
キャップを足せば軽やかさに繋がる

ストイックな秋のオールブラックコーディネートは、撥水するコートとパンツで雨に対応させて。髪の毛を結びつつ、キャップを足せば髪の毛のうねりや広がりをカバーできます。さらにアクティブなキャップは、オールブラックを軽やかに見せる効果も。
マリンキャップとレインブーツをプラス

秋×雨の日は、オールブラックに任せて快適に。シアーなストッキングとツヤのあるラバー素材のレインブーツを迎えると間延びを解消できます。マリンキャップで湿気対策しながら立体感をアップ。
フェミニンスタイルに格好良さをミックス

ブラウンのレザーコート、黒のロングブーツ、千鳥格子柄スカートで秋冬らしい雨の日スタイルへ。ニットとミニスカートのフェミニンコンビと優しい色使いの着こなしは、ヘアをタイトにまとめると甘さがセーブでき、格好よさをミックスできます。
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香