ファンデーションだけではカバーしきれないニキビ跡、シミ、毛穴、小鼻・・・。そんな大人の肌悩みをカバーしてくれる救世主として活躍するコンシーラー。悩み別の上手なカバーの仕方からおすすめのコンシーラーまで、簡単にできるメイクのコツをご紹介します。
コンシーラーをイマイチ使いこなせていない方は、ぜひお試しください。
【目次】
ニキビ跡におすすめのコンシーラーと使い方
■「固めでマットな質感」のコンシーラー
シミやソバカス、ニキビ、ニキビ跡といったピンポイントのカバーには、「固め×マット」タイプのコンシーラーが最適! 固めのテクスチャーなので狭い範囲に留まり、高いカバー力を発揮してくれます。
\ジャータイプなどに多い「固め×マット」のコンシーラー/

最もカバー力が高く、ピンポイントの補正にぴったりなのが、固めの感触で、マットな質感に仕上がるコンシーラー。ジャータイプやスティックに多く見つかるこのタイプは、シミやソバカス、ニキビ、ニキビ跡などの、ピンポイントの狭い範囲を的確にカバーしたいときに重宝します。固めのテクスチャーでカバー力は高いものの、厚みを感じさせず、フレッシュな仕上がりを約束してくれます。
\「固め×マット」タイプのコンシーラーはほかにも! /

■1:ボビイ ブラウン「クリーミー コンシーラー」
軽く、薄膜の仕上がりながら、ピタッと密着して的確にカバーしてくれるロングセラーの秀逸品。色数が豊富なことで有名で、自分にぴったりの肌色が見つかること間違いなし。
■2:NARS「ソフトマットコンプリートコンシーラー 」
カバー力が高く、しっかり隠せるのに軽やかなつけ心地で自然な仕上がり。ソフトフォーカス効果もあり、キレイにカバー可能。
■3:花王「エスト クリアアップコンシーラースティック SPF30・PA++ 」
シミやソバカスが手軽にカバーできるスティックタイプ。なめらかな質感ながら、ピタッとフィットし、化粧もちがよいのが利点。持ち運びにも便利なサイズ。
\高カバーが必要な場所&ピンポイントに最適な、「固め×マット」タイプのコンシーラー/
シミやソバカス、ニキビ跡など、そこだけをピンポイントに、かつキレイにカバーしたいというときこそ! 固めのテクスチャーなので狭い範囲に留まり、高いカバー力を発揮してくれるのです。
シミやニキビ跡などは点おきし、周囲のみなじませるのがコツ!

ピンポイントで気になる肌トラブルには、その上に同じくらいの大きさでコンシーラーをのせて、周囲をなじませます。固めのコンシーラーはその場に留まりやすく、ピタッと密着してヨレないというのが最大のメリットなので、塗り広げすぎないように気をつけましょう。シミなどの上にのせたコンシーラーは、その周りだけを中指などで軽くトントンとしながら、肌と一体化させるようにしてなじませるのがポイントとなります。
シミやニキビ跡など、誰もが気になる肌トラブルをカバーしてくれる、「固め×マット」タイプのコンシーラー。固めのテクスチャーで塗り広げる必要がないため、狙った部分を効率的にカバーしたいときなどにもおすすめです。
気になるシミは「固めでマットな質感」のコンシーラーでサヨナラ!
毛穴や小鼻のくすみに最適なコンシーラーと使い方
「やわらかくマットな質感」のコンシーラー
小鼻の毛穴や赤みなど、誰もが気になる肌悩みに効果を発揮するのは、「やわらかめ×マット」タイプのコンシーラー。やわらかくのびてマットな質感に仕上がるので、広範囲のカバーに最も適しているのです。くずれにくいという特徴を生かして毛穴や赤みをカバーしてくれるだけではなく、そののびのよさでベースメイク代わりに使うことも可能。
\広範囲のカバーに適した「やわらかめ×マット」タイプのコンシーラー/

のびのよいやわらかな感触で、上質なマットな質感に仕上がるのがこのタイプ。形状は問わず、さまざまなものがあります。肌に自然にフィットするので、毛穴や小鼻の周り、頬の赤みなど、広い面で自然にカムフラージュすることが可能。マットな質感ながらカバー力が高いため、広範囲へ塗布しても自然な印象に仕上がるのです。
\「やわらかめ×マット」タイプのコンシーラーはほかにも!/

■1:(左)ランコム「エファセルン ロング トゥニュ」
ウォータープルーフ処方で、つけたてのカバー感、仕上がり感が一日中持続。厚塗り感なく、ナチュラルにカバーすることができます。特に、広範囲のカバーにぴったり!
■2:(中)シャネル「ル コレクトゥール ドゥ シャネル」
なめらかにのび、肌にピタッと密着するやわらかい質感のコンシーラー。汗や水に強く、ヨレにくいのが特長です。光の拡散効果もあり、ナチュラルにカバーしてくれる名品です。
■3:(右)THREE「ラディアントワンドインヴィジブル」
毛穴や小ジワにたまることなく、キレイに肌に密着する優秀コンシーラー。なめらかな感触、ソフトフォーカス効果で、扱いやすい1本です。
\毛穴や小鼻のくすみには、高いカバー力&くずれないことが必須に!/
赤みなどの気になる色ムラや、毛穴などの凹凸がある場合、コンシーラーでしっかりとカバーしておきたいものですよね。そんなときに最適なのが、やわらかめの感触でマットな仕上がりになる「やわらかめ×マット」のタイプ。のばしやすく、くずれにくいのが大きな特長です。
しっかりカバーしたい頬の赤みは、点おきで「ピタッとフィット」がセオリー!

小鼻のくすみや赤み、毛穴の凹凸は、皮脂分泌のある部分、もしくはその近くに位置しているので、カバー力はもちろん、くずれにくさも必要に。小鼻は脇をくるっと囲むように、毛穴はライン状にそれぞれ少なめにのせ、広げすぎないようにしてトントンとなじませます。ヨレずにピタッとフィットしたらOK。
\「やわらかめ×マット」のコンシーラーは、肌を休めたい日のベースメイク代わりにもぴったり/

肌を休ませたいなと感じる週末などに活用したいのが、コンシーラーでの簡単ベースメイク。その使い方は、くすみや色ムラ、毛穴が気になる部分を中心に、Tゾーンや目の下から頬にライン状にコンシーラーをのせてなじませていくだけです。指でなじませるのが面倒な場合は、スポンジでたたき込むようになじませるのもおすすめですよ。
のびがよく、マットな質感に仕上がる「やわらかめ×マット」のタイプ。くずれやすいパーツにも適し、化粧下地にも匹敵するカバー力が魅力の、万能型コンシーラーです。
メイクがくずれにくい!「やわらかくマットな質感」のコンシーラーは大人の必需品
スティック型のおすすめコンシーラー
くすみを払拭するコンシーラー2選

口周りは乾きやすいため、くすみが起こりやすい部位。さらに口角下はたるみでできてしまったマリオネットラインが影をつくり、いっそう口元を暗く、口角も下がって見え不満顔に……。そんなときに活躍するのがスティックコンシーラー。自分の肌色よりも一段明るめのコンシーラーを、口角下にサッと塗ること。のせた後に指でなじませます。のせたのかどうかわからないくらい、ほんのり明るくなるだけで十分です。くすみやたるみの影が消えるハイライト効果で、口角がキュッと上がって見える、うれしい錯覚作用が生まれます。
浮かない・落ちない・厚化粧にならない!流行の赤リップやチークを使いこなすコツ
皮脂くずれしにくいコンシーラー

耐湿性に優れ、長時間密着。皮脂くずれしにくい混合肌向きの1本。フィット感が高く、濃いシミ消しにも向いています。
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シミをカバーするおすすめコンシーラーと使い方
くすみ、シミを消すコンシーラーの塗り方
■PROCESS1:ファンデーションとコンシーラーを混ぜる

コンシーラーを筆に取ったら、少量のファンデーションと混ぜます。混ぜることで、コンシーラーの色がよりファンデーションの色に近づくので、肌なじみがよくなるんです。
■PROCESS2:目の下のくまをカバー

まずは目の下のくまから。1で混ぜ合わせたコンシーラーを筆に取り、筆の平な面を使って放射状に入れます。次に、筆に残ったコンシーラーを放射状の間を埋めるようにのせましょう。間を埋めるときは、筆を小刻みに動かすと厚塗りになりません。
■ROCESS3:スポンジでなじませる

2で入れたコンシーラーを、スポンジでなじませます。スポンジの先を使って軽くパッティングするように動かしましょう。このとき、幅広に伸ばしてしまうと、目の下全体が明るくなってしまうので、広げすぎないように注意して。
■PROCESS4:シミとシミの周りをカバー

シミやニキビ跡をカバーするときは、シミとその周りに広めに塗りましょう。気持ち広めに塗ることで、ファンデーションとなじみやすくなります。
■PROCESS5:スポンジでシミの周りをぼかす

最後に、スポンジの先を使ってコンシーラーをなじませます。そのとき、シミではなく、シミの周りをぼかすようにすると、シミ→シミの周り→ファンデーションの境目が綺麗なグラデーションになって、自然な仕上がりになるんです。
濃いシミを上手に消したいときのコンシーラーの塗り方

濃いシミを上手に消せない人は、まずコンシーラー選びから見直して。密着力が高く、厚塗りしなくてもカバー効果の高いものを選び、シミよりもふた回り大きい範囲でカバーするのがコツです。
使用アイテム例は、適度な硬さでフィット感抜群の「パルファム ジバンシイ」のタン・クチュール・コンシーラー。パールを含むピンクのハイライト付きで、厚ぼったくならずシミを完璧に消し去ります。

まず、シミのサイズよりもふた回り大きく塗布することで、完璧にシミを隠すことができ、長時間カバーが続きやすいです。

そして、シミが見えなくなるまでコンシーラーを直接当てて重ね塗りをしましょう。シミを刺激しないよう、なるべく軽いタッチで塗布してください。

シミ部分の中央は触らないことがポイント! 肌との境目部分だけを指で優しくトントンとたたいてぼかし、なじませましょう。
これでファンデ厚塗り卒業!美人印象に変わる「コンシーラーの効果的なカバー方法」
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部