【目次】

薄いシミやニキビ跡には「コンシーラー点おき」

シミやニキビ跡などは点おきし、周囲のみなじませるのがコツ!

点おきでシミやニキビ跡をしっかりカバー
点おきでシミやニキビ跡をしっかりカバー

ピンポイントで気になる肌トラブルには、その上に同じくらいの大きさでコンシーラーをのせて、周囲をなじませます。固めのコンシーラーはその場に留まりやすく、ピタッと密着してヨレないというのが最大のメリットなので、塗り広げすぎないように気をつけましょう。シミなどの上にのせたコンシーラーは、その周りだけを中指などで軽くトントンとしながら、肌と一体化させるようにしてなじませるのがポイントとなります。

シミやニキビ跡など、誰もが気になる肌トラブルをカバーしてくれる、「固め×マット」タイプのコンシーラー。固めのテクスチャーで塗り広げる必要がないため、狙った部分を効率的にカバーしたいときなどにもおすすめです。

気になるシミは「固めでマットな質感」のコンシーラーでサヨナラ!

肌色と同色の「硬めコンシーラー」をぴたりとフィットさせる

シミを消したいときはカバー力が最強のパレットコンシーラーが適任ですが、さらに自分の肌色に合わせて色が調合できることも大事な条件。なぜなら広範囲に塗ったときに少しでも色が合わないと悪目立ちして、「塗っています感」が出てしまうから。

シミを自然にパーフェクトに隠すためには、自分の肌色に合わせることが重要なので、濃淡が2色以上セットされているパレットを選ぶこと。色を調合したら、シミよりも大きめの範囲に塗布し、肌との境目だけをぼかすと厚塗り感のない仕上がりになります。

はじめに自分の肌色にぴったりの色になるようにブラシを使って調合する。そしてシミの大きさよりもひと回り広い範囲にのせていく。
コンシーラーをのせた部分の外側だけをぼかしてなじませる。シミに重ねた部分を触るとカバー効果がダウンするので、触らないこと。

1.ブラシで色を調合し、シミよりも広範囲にのせる。

2.コンシーラーをのせた部分の外側だけを、ぼかしてなじませる。

「ディオール」「カネボウ」「SUQQU」など…ファンデより確実!薄塗り美肌を叶えるコンシーラー4選

濃いシミは「大きい範囲でカバー」する


濃いシミを上手に消すコンシーラーの塗り方

濃いシミを上手に消せない人は、まずコンシーラー選びから見直して。密着力が高く、厚塗りしなくてもカバー効果の高いものを選び、シミよりもふた回り大きい範囲でカバーするのがコツです。

シミのサイズよりふた回り大きく塗る

まず、シミのサイズよりもふた回り大きく塗布することで、完璧にシミを隠すことができ、長時間カバーが続きやすいです。

シミが見えなくなるまで重ね塗り

そして、シミが見えなくなるまでコンシーラーを直接当てて重ね塗りをしましょう。シミを刺激しないよう、なるべく軽いタッチで塗布してください。

肌との境目部分だけを軽く叩きながらなじませる
肌との境目部分だけを軽く叩きながらなじませる

シミ部分の中央は触らないことがポイント! 肌との境目部分だけを指で優しくトントンと叩いてぼかし、なじませましょう。

コンシーラーで上手にシミをカバー|おすすめのコンシーラーや、隠し方のテクニックまとめ

クマや赤みをカバーするカギは「肌色補正」

実は、コンシーラー1種類ではトラブルのすべてを消すことはできません。くすみ用、シミ用……といった具合に悩みの数だけ必要であると知ることから始めてみませんか。

そんなにたくさんあるの!?と思うかもしれませんが、適材適所使い分けることで余計な影を消すことができるのです。

クマ・くすみ・赤みを自然に隠したいときのコンシーラー&効果的なカバー方法

これまで万能と思えた筆ペンタイプのコンシーラーは薄付きなので、40代以上の大人の女性のトラブル消しには、やや不向きです。シミにはやや硬めで密着力のある、肌と同色のものを。

クマにはアプリコット色、赤みにはグリーンなど、適したものを使えば自然にカバーすることは簡単です。

(左から)【クマ対策】アプリコット色は白のハイライトでは消えない茶色がかったクマを自然に消します。【くすみ対策】イエローは疲れて見えるときに頬に塗るとイキイキとした印象になるほか、シミ消しにも。
(左から)【クマ対策】アプリコット色は白のハイライトでは消えない茶色がかったクマを自然に消します。【くすみ対策】イエローは疲れて見えるときに頬に塗るとイキイキとした印象になるほか、シミ消しにも。
(左から)【赤み対策】赤の補色でもあるグリーンなら、薄く塗るだけで赤みが消え、透明感がアップします。【黄ばみ対策】Tゾーンや頬骨の高い位置に載せると、黄ばみの印象が消え、肌が一気に明るく。
(左から)【赤み対策】赤の補色でもあるグリーンなら、薄く塗るだけで赤みが消え、透明感がアップします。【黄ばみ対策】Tゾーンや頬骨の高い位置に載せると、黄ばみの印象が消え、肌が一気に明るく。

これでファンデ厚塗り卒業!美人印象に変わる「コンシーラーの効果的なカバー方法」

毛穴や小鼻のくすみ」を隠す方法

毛穴や小鼻のくすみには、高いカバー力&崩れないことが必須に!

赤みなどの気になる色ムラや、毛穴などの凹凸がある場合、コンシーラーでしっかりとカバーしておきたいものですよね。そんなときに最適なのが、柔らかめの感触でマットな仕上がりになる「柔らかめ×マット」のタイプ。のばしやすく、崩れにくいのが大きな特長です。

しっかりカバーしたい頬の赤みは、点おきで「ピタッとフィット」がセオリー!

カバー力が高く、くずれないので毛穴や小鼻のくすみにぴったり
カバー力が高く、くずれないので毛穴や小鼻のくすみにぴったり

小鼻のくすみや赤み、毛穴の凹凸は、皮脂分泌のある部分、もしくはその近くに位置しているので、カバー力はもちろん、崩れにくさも必要に。小鼻は脇をくるっと囲むように、毛穴はライン状にそれぞれ少なめにのせ、広げすぎないようにしてトントンとなじませます。ヨレずにピタッとフィットしたらOK。

「柔らかめ×マット」のコンシーラーは、肌を休めたい日のベースメイク代わりにもぴったり

休肌日のベースメイク代わりにも使えます
休肌日のベースメイク代わりにも使えます

肌を休ませたいなと感じる週末などに活用したいのが、コンシーラーでの簡単ベースメイク。その使い方は、くすみや色ムラ、毛穴が気になる部分を中心に、Tゾーンや目の下から頬にライン状にコンシーラーをのせてなじませていくだけです。指でなじませるのが面倒な場合は、スポンジで叩き込むようになじませるのもおすすめですよ。

のびがよく、マットな質感に仕上がる「柔らかめ×マット」のタイプ。崩れやすいパーツにも適し、化粧下地にも匹敵するカバー力が魅力の、万能型コンシーラーです。

メイクがくずれにくい!「柔らかくマットな質感」のコンシーラーは大人の必需品

顔全体の「トーンの乱れ」を補正する方法

■PROCESS1:ファンデーションとコンシーラーを混ぜる

ファンデーションと混ぜることで肌なじみがよくなる
ファンデーションと混ぜることで肌なじみがよくなる

コンシーラーを筆に取ったら、少量のファンデーションと混ぜます。混ぜることで、コンシーラーの色がよりファンデーションの色に近づくので、肌なじみがよくなるんです。

■PROCESS2:目の下のくまをカバー

筆を用いて目尻から入れます

まずは目の下のくまから。1で混ぜ合わせたコンシーラーを筆にとり、筆の平な面を使って放射状に入れます。次に、筆に残ったコンシーラーを放射状の間を埋めるようにのせましょう。間を埋めるときは、筆を小刻みに動かすと厚塗りになりません。

■PROCESS3:スポンジでなじませる

ファンデーション用のスポンジでなじませます
ファンデーション用のスポンジでなじませます

2で入れたコンシーラーを、スポンジでなじませます。スポンジの先を使って軽くパッティングするように動かしましょう。このとき、幅広に伸ばしてしまうと、目の下全体が明るくなってしまうので、広げすぎないように注意して。

■PROCESS4:シミとシミの周りをカバー

肌の気になるシミ部分にもコンシーラーを

シミやニキビ跡をカバーするときは、シミとその周りに広めに塗りましょう。気持ち広めに塗ることで、ファンデーションとなじみやすくなります。

■PROCESS5:スポンジでシミの周りをぼかす

塗ったら、ぼかすの繰り返し

最後に、スポンジの先を使ってコンシーラーをなじませます。そのとき、シミではなく、シミの周りをぼかすようにすると、シミ→シミの周り→ファンデーションの境目が綺麗なグラデーションになって、自然な仕上がりになるんです。

くすみ、シミは「ファンデとコンシーラーを混ぜる」で消せる!

この記事の執筆者
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