東京・銀座のランドマークとして親しまれている「銀座・和光」。隣接する「和光アネックス」の1階には、チョコレートやアトリエで作られるケーキが並ぶ「ケーキ&チョコレートショップ」があります。
そんな和光から、今年もクリスマスを彩るケーキやスイーツが登場。定番のケーキに加え、和光の時計塔をモチーフにしたスペシャルな新作やアドベントカレンダーなどが並びます。
先日開催されたメディア向けの発表会にPrecious.jpライターが参加。ひと足早く、今年のクリスマス商品をチェックしてきました。試食したものは、味わいの感想とともに詳しくご紹介します。
銀座・和光の「クリスマスケーキ 2026」
■1:和光の時計塔を再現!驚きの仕掛けもある「ノエル ド ワコウ」
まずご紹介するのは、今年の新作「ノエル ド ワコウ」。銀座のシンボルであるセイコーハウス/和光の時計塔をかたどった、両手で抱えるほどの大きさのクリスマスケーキです。完成までに数日を要するという、限定15台のスペシャルなひと品。
時計塔のデザインには、フランスの伝統菓子「クロカンブッシュ」の要素が取り入れられています。クロカンブッシュは、小さなシューを積み上げて作る、結婚式などのお祝いの席でも親しまれているお菓子。
シェフ パティシエの小野雄大氏は、クリスマスにふさわしい華やかさや祝祭感を表現するために、このモチーフを選んだと説明します。さらに、小さなシューが集まってひとつの大きな形になる姿に、人々が集い、一緒に楽しい時間を過ごすクリスマスのイメージを重ねたのだそう。
細部まで食べられる素材で作られているのも驚きです。時計塔の外壁にはアーモンドを使ったヌガティーヌ、柱にはマンゴークリームを詰めたエクレア、石垣や装飾には3種類のシュークリームを使用。文字盤やアラベスク模様はチョコレートで表現され、近くで眺めるほど、その緻密なつくりに目を奪われます。
そして、このケーキにはもうひとつ大きな仕掛けが。時計塔をそっと持ち上げると、中から真っ白なクリスマスツリーが現れます。
ツリーの中には、ピスタチオといちごのクリームやムース、イチゴのジュレやコンポートなどを重ね、土台にはアーモンドをたっぷり使ったフランス菓子「パン・ド・ジェンヌ」を。カットすると淡いグリーンと赤が層になった、クリスマスカラーの断面が顔をのぞかせます。
発表会では、時計塔を構成するヌガティーヌ、マンゴークリーム入りのエクレア、ショコラのシュークリームに加え、ツリー型ケーキを試食用サイズでいただきました。
ヌガティーヌはカリッと香ばしく、アーモンドの風味がしっかり感じられながらも、硬すぎず食べやすい仕上がり。マンゴーのフルーティーなクリームを詰めたエクレアや、濃厚なショコラのシュークリームと、それぞれ異なる味わいを楽しめるのも印象的でした。
ツリー型ケーキは、ピスタチオのまろやかなコクにいちごの甘酸っぱさが重なり、見た目から想像するよりも軽やかでした。
時計塔を眺め、持ち上げたときのサプライズを楽しみ、最後は細部まで味わう。家族や友人が集まるクリスマスのテーブルで、ケーキを囲む時間そのものまで盛り上げてくれそうな一台です。
■2:より大きな6号サイズも登場!王道ショートケーキ「フレゼット」
和光のクリスマスケーキの定番「フレゼット」は、生クリームとスポンジ、いちごというシンプルな組み合わせだからこそ、素材と食感のバランスを大切にしているというショートケーキです。
生クリームは、北海道産の3種類を独自にブレンド。ミルクのコクをしっかりと感じられながら、後味はすっきりするよう仕上げられています。いちごは品種を限定せず、その時季に状態のよい国産のものを厳選。スポンジにはレモンシロップを染み込ませ、口の中でほどけるような軽さと口どけのよさを追求しているそう。
実際にいただいてみると、生クリームはコクがありながら甘さは控えめで、いちごの甘酸っぱさがよく映えます。スポンジもふんわりと軽く、クリームと一緒にすっと口の中でほどけていくよう。ブルーベリーやラズベリーの酸味も加わり、最後まで重たさを感じずに楽しめました。
そんな軽やかな味わいから、「大きくカットしてもさらりと食べられる」という声も多いのだとか。これまでは5号サイズのみでしたが、そうした声に応える形で、今年からひと回り大きな6号サイズも仲間入りしました。家族や友人が集まるクリスマスにも選びやすくなっています。
■3:カシスの酸味と食感をプラス!進化した「モンブラン ノエル」
和光で長く親しまれてきた「モンブラン ノエル」が、今年リニューアル。たっぷりと絞ったマロンクリームの中には、黄栗を忍ばせた生クリームや、カシスの実を加えたバニラムースを。土台にはアーモンド生地と、サクサクとしたメレンゲ生地のシュクセを重ね、ひと口の中でさまざまな食感を楽しめる仕立てです。
いただいてみると、まずマロンクリームの濃厚な風味と、黄栗のほっくりとした食感が印象的。そこにカシスのキリッとした酸味が加わることで、栗の存在感はしっかりありながら単調にならず、味にメリハリが生まれています。さらに、シュクセのサクサク感も心地よく、クリーミーな部分とのコントラストも楽しめました。
■4:あまおうを贅沢に飾った「プルミエ シャンティ フレーズ」
福岡県産「あまおう」をたっぷりと飾った「プルミエ シャンティ フレーズ」。北海道産小麦粉を使ったスポンジには和三盆のシロップを染み込ませ、自家ブレンドの生クリームといちごのクリームを重ねています。さらに下層には、卵のコクとバニラが香るカスタードクリームを合わせています。
周囲を飾るホワイトチョコレートは、雪が舞うクリスマスの景色をイメージ。純白のデコレーションに真っ赤なあまおうが映える、数量限定のショートケーキです。
■5:モダンなデザインが印象的な「フォレ ド ショコラ」
バニラとチョコレート、2種類のクリームをチョコレートスポンジでサンドした「フォレ ド ショコラ」。なめらかな曲線を描くチョコレートの装飾が施され、まるでモダンアートのような佇まいです。
チョコレートを存分に使いながら、バニラクリームも組み込むことで味わいに変化をもたせたひと品。クリスマスのテーブルでも存在感を放つ、スタイリッシュなデザインにも注目です。
■6:ベリーが主役の大きな「タルト リース」
大きなアーモンドタルトをリースに見立てた、数量限定の「タルト リース」。生クリームとともに、いちごやラズベリー、ブルーベリーなどのフルーツがふんだんに飾られています。香ばしいアーモンドとフルーツのほどよい酸味も相性のよい組み合わせです。
赤いベリーを主役に、サンタクロースや雪の結晶などクリスマスらしいモチーフもあしらわれたデザイン。直径21cmと大きめで、大人数が集まるクリスマスにもぴったりの一台です。
クリスマススイーツにも注目!「アドベントカレンダー」には限定ハンカチーフも
和光のクリスマススイーツの中でも注目したいのが、毎年人気の「アドベントカレンダー」です。2012年に誕生し、2026年で15年目。今年は約10年続いた洋書型から、観音開きのボックスへとデザインが一新されました。
モチーフになっているのは、セイコーハウス/和光の時計塔。12月1日から24日まで、日付が記された小箱には、自家アトリエで作られたチョコレートや焼菓子が。お菓子を取り出したあとに箱を裏返して戻すと、それまでとは異なる絵柄が現れ、毎日少しずつ絵が変化していきます。
そして24個すべてを開け終えると、一枚の絵が完成! クリスマスまでのカウントダウンとともに絵が出来上がっていくのが、和光のアドベントカレンダーならではの仕掛けです。
さらに今年は、中央にある大きな時計盤の箱にもサプライズが。中に入っているのは、完成した絵と同じ柄をあしらったハンカチーフです。このアドベントカレンダーでしか手に入らない限定品で、発表会では実物もお披露目されました。
毎日ひとつずつ小箱を開ける時間も、クリスマスの思い出になりそうなアドベントカレンダー。自宅で楽しむのはもちろん、大切な方へ贈るクリスマスギフトとしても喜ばれそうです。
このほか、ナッツやドライフルーツを飾った「ツリー」、プレゼントボックスを抱えた「サンタ」や「スノーマン」など、クリスマスらしいチョコレート細工も登場。クリスマス限定の「ショコラ・フレ ノエル」や「ギフトボックス ノエル」なども用意されています。ケーキとあわせて、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
「WAKO クッキー」に新作登場!第3弾は醤油と味噌がテーマ
クリスマス商品とあわせてお披露目された新商品が、自家アトリエで焼き上げるオリジナル缶クッキーの第3弾「WAKO クッキー vol.3」です。
今回のテーマは、日本の食文化に欠かせない「醤油」と「味噌」。これまでの和光の焼菓子にはなかった塩味を取り入れ、シャンパンや日本酒など、お酒とのペアリングも意識して開発されたそうです。
味は「醤油」「赤味噌」「白味噌」の3種類。醤油のクッキーは「WAKO クッキー vol.1」のプレーン生地をベースに、島根県の老舗が手がける3年熟成醤油を使ったヘーゼルナッツのヌガティーヌを重ねています。口にすると、みたらしを思わせる香ばしさとやさしい塩気が広がり、あとから発酵バターの風味も感じられました。
赤味噌と白味噌は、どちらも一つひとつ手絞りで作られ、中央にはアーモンドをトッピング。味噌ならではのコクがありながら、ほろりとほどける口あたりで、どこかチーズを思わせるような余韻も。甘いクッキーとはまた違う、お酒と一緒に味わいたくなる3種類です。
シャンパンゴールドの缶も上品で、これから迎えるフェスティブシーズンにぴったり。クリスマスの手土産にはもちろん、年末年始の集まりにも重宝しそうです。
和光のクリスマスケーキの予約受付は、店頭およびオンラインブティックにて。オンラインブティックでは、2026年10月15日(木)10:30から12月16日(火)17:00まで受け付けています。
今年も心躍るラインナップが揃う和光のクリスマス。販売期間はそれぞれ異なり、数量に限りがある品もあるため、気になるものが見つかったら早めに詳細を確認して、クリスマスの準備を始めてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- 銀座・和光
- クリスマスケーキ
予約受付期間/2026年10月15日(木)〜12月16日(火)
受け取り期間/2026年12月19日(土)〜12月25日(金)
受け取り場所/和光アネックス 1階「ケーキ&チョコレートショップ」
営業時間/10:30~19:30(日曜・祝日は19:00まで)
休業日/無休(年末年始を除く) - TEL:03-3562-2111
- 住所/東京都中央区銀座4-4-8 和光アネックス
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 篠原亜由美
- EDIT :
- 小林麻美

















