東京湾に面して建つ「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」。レインボーブリッジを望むベイビューと、隅田川を臨むリバービュー、ふたつの景観を備えたラグジュアリーウォーターフロントホテルです。
館内1Fの「イタリアンダイニング ジリオン」では、2026年12月6日(日)まで、シーズナルコース「Vinci e Toscana ~ルネサンスの食卓~」を提供しています。こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチが生きたルネサンス期のイタリア・トスカーナへと誘うコースで、彼の感性やルネサンスの美意識を、秋のトスカーナの味覚に重ねて表現しています。
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの芸術と科学が織りなすシーズナルコース「Vinci e Toscana ~ルネサンスの食卓~」
今回のコース「Vinci e Toscana ~ルネサンスの食卓~」を貫くテーマは、芸術、科学、そして自然への探求心。レオナルド・ダ・ヴィンチが所蔵していたとされる料理書のレシピや「最後の晩餐」に描かれた食材、そして化学実験を思わせる演出まで、彼が生きた時代と、彼という人物そのものを一皿ずつたどるような構成になっています。
コースは、ランチ限定コース、エレガンテコース、インペリアーレコースの3種類。品数によって内容が異なり、デザートは最大3品まで楽しめます。
今回は1日2組限定の特別装飾個室席で、エレガンテコースを体験。乾杯のカクテルからデザートワゴンまでの内容を詳しくご紹介します。
ゴールドが彩る、1日2組限定の特別装飾個室席
コースの世界観をより深く楽しめるよう、1日2組限定で用意されているのが特別装飾個室席です。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品やルネサンスの華やかさを思わせる、ゴールドを基調とした装飾が施されています。
通常のレストランとは異なる空間で、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を眺めながら料理を楽しめるという特別な時間を演出していました。
鏡文字が浮かぶ乾杯の一杯「レストロ・ディ・ヴィンチ」
コースの始まりを彩るのは、オリジナルカクテル「レストロ・ディ・ヴィンチ(ヴィンチの創造性)」。ダ・ヴィンチが手稿に用いたことで知られる“鏡文字”がグラスの縁にぐるりと施されたデザインが印象的な一杯です。この演出は、ダ・ヴィンチ好きならぐっとくるはず。
秋らしく、中身には洋なしとザクロを使用。上にはハーブやオレンジの皮、八角があしらわれ、香りとともに楽しめる一杯。飲みやすい味わいは乾杯にぴったりです。アルコールとノンアルコールの2種類が用意されており、お酒を飲まない方も同じ演出を味わえます。
料理書のレシピを現代の感性で「白いんげん豆とイチジクのインサラータ」
冷前菜は、ダ・ヴィンチが所蔵していたとされる料理書に記されたレシピをもとに仕立てた一皿。豆をペースト状にしたソースを土台に、チェリービネガーを使ったドレッシングを合わせています。豆をペーストとして使用するのは、トスカーナ料理の特徴のひとつ。こういったアイテムからも、現地の雰囲気を楽しむことができます。
その上に盛られるのは、キャラメリゼしたイチジクとイタリア産の生ハム。甘みと酸味の絶妙なバランスを味わうことができました。
香ばしく焼き上げた「フィレンツェ風焼きリボッリータ」
温前菜は、トスカーナの伝統料理リボッリータを現代風にアレンジした一品。イタリアのパンであるチャバタと米粉パンをミネストローネに浸し、型にはめてから焼き上げています。外側は香ばしく、中はしっとりとした仕上がりです。
下に敷かれているのは、濃厚なパルメザンチーズを使ったクレマ。上には千葉県産のおかひじきのソテーと、ごぼうのチップスが添えられ、味わいの変化も楽しむことができました。
もっちりとした四角い断面のパスタが登場「ポルチーニ茸のクリームソース キタッラ」
パスタは、トスカーナの秋の定番でもあるポルチーニ茸を使ったキタッラ。四角い断面と、もっちりとした食感が特徴のパスタです。ソースは、ポルチーニパウダーに生クリームとバターを合わせた濃厚な仕立て。具材にはカットしたポルチーニ茸と自家製のパンチェッタを使い、仕上げにポルチーニパウダーとイタリアンパセリを添えています。
濃厚なポルチーニ茸のソースとパスタがしっかりと絡み合い、食べごたえは抜群。濃厚なクリームは癖になる味わいで、パンとの相性も抜群でした。
ちなみに、インペリアーレコースではパスタに加えて、「ホタテと野菜のサフランリゾット」も登場します。こちらは、ルネサンスの黄金時代を象徴する黄金色に見立てた一皿。ホタテと野菜を合わせた組み合わせを楽しめますよ。
メインは「うなぎとアランチャのカルピオーネ」と「仔羊肉のスパイス香る燻製ロースト」
メインは、ランチ限定コースでは魚料理、エレガンテコースでは肉料理となっています。
ランチ限定コースで提供される魚料理「うなぎとアランチャのカルピオーネ~最後の晩餐より~」は「最後の晩餐」に描かれている魚がうなぎであるという説から着想を得た一皿。うなぎをサフランでフリットにし、オレンジなど柑橘の酸味を感じるソースを合わせています。
エレガンテコースで提供される肉料理は、「仔羊肉のスパイス香る燻製ロースト」。スパイスをまとった仔羊肉のローストを燻製の香りとともに味わう一品。テーブルに皿が置かれたあと、目の前でソースをかけて仕上げる演出があります。仔羊はトースト仕立てにし、骨から出汁をとったソースで仕上げています。添えられているのは、イタリアのきのこであるジロール茸です。
筆者がいただいたのが、こちらの「仔羊肉のスパイス香る燻製ロースト」。柔らかい質感のお肉と濃厚なソースの組み合わせは、食欲をそそる味わい。ボリューム感がある一品ですが、無理なくお腹におさめることができました。
ちなみにより充実のインペリアーレコースでは、どちらのメインも味わうことができますよ。
目の前で立ち上る白煙「ブラッドオレンジのグラニテ~氷の実験~」
エレガンテコース、インペリアーレコースでは、なんと3段階でドルチェが登場するという充実ぶり。プレドルチェは、化学実験をモチーフにした体感型のデザート「ブラッドオレンジのグラニテ~氷の実験~」が登場します。目の前に登場したのは、なんと液体窒素。立ち上る白煙とともに、幻想的な演出を楽しめます。
実験さながらに繰り広げられた演出のあとに提供されたグラニテは、さっぱりとした味わい。お口直しにピッタリのスイーツでした。
聖職者の帽子をかたどった「ルネサンスの象徴“Zuccotto”」
2品目のデザートは、ルネサンス期のフィレンツェで誕生したとされるズコットを象徴したスイーツが登場。カトリックの聖職者がかぶる半球型の帽子「ズコット」をかたどった菓子を、現代風にアレンジしたとのこと。
中は生クリーム、外側はココアのスポンジ。周りにはキャラメルとナッツが添えられています。濃厚さもありながら重みはないので、2品目のスイーツながらもぺろりといただくことができました。
好きなものを好きなだけ。秋の味覚が並ぶデザートワゴン
コースの締めくくりは、デザートワゴン。好きなものを好きな量だけ選べ、全種類を盛り付けることもできます。
マスカルポーネチーズ入りのティラミスやオペラケーキ、カスタニャッチョ、その場で焼き上げるクレームブリュレにフランボワーズソースのレアチーズケーキ、パッションフルーツとマンゴーソースのパンナコッタ、フロランタンのほか、焼き菓子もずらり。さらにジェラートも選べます。
このうち、オペラケーキ、カスタニャッチョ、フロランタンの3種はこのコース限定。迷ったときは、この3つから選ぶのがおすすめです。
それまで食べてきたコースを忘れてしまいそうなほど、華やかで充実した3段階のスイーツ登場に、お腹も心も満足した時間でした。
ルネサンス期イタリアやレオナルド・ダ・ヴィンチ、トスカーナの歴史や美術に興味がある人なら、より一層思い入れ強く楽しめる今回のコース。記念日や誕生日はもちろん、大切な会食や接待の場にもおすすめです。さらにコーステーマに沿ったワインも用意されているので、料理とあわせて楽しむこともできます。
芸術と美食が重なる秋のひとときを、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイで過ごしてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
- シーズナルコース「Vinci e Toscana ~ルネサンスの食卓~」
- 提供場所/1F「イタリアンダイニング ジリオン」
提供期間/~2026年12月6日(日) - 提供時間/ランチ 11:30〜15:00(L.O.14:30)、ディナー 17:30〜22:00(コースL.O.20:00)
料金/ランチ限定コース ¥8,250、エレガンテコース ¥11,220、インペリアーレコース ¥13,750、特別装飾個室席 ランチ限定コース ¥9,350、エレガンテコース ¥12,430、インペリアーレコース ¥14,850(いずれも税込み・サービス料別)※特別装飾個室席は1日2組限定 - TEL:03-5404-2222(代表)
- 住所/東京都港区海岸1-16-2
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- ミノシマタカコ
- EDIT :
- 小林麻美

















