パリ8区のシャンゼリゼ大通りから遠くない通りに旭酒造とロブションが「獺祭」をコンセプトにしたベーカリー、サロン・ド・テ、バー、レストランがある。

日本とフランス、双方の食文化が巧みにマリアージュ

「獺祭」がアートに生まれ変わるパリ

赤と黒と白を使ったロゴ・デザインが目印。

 ベーカリーのゾーンでは、惣菜パンのほか、「獺祭」入りのマカロン、ショコラ、パティスリーが見つかる。日本酒独特の麹の風味がまろやかさをプラスしたこれまでになかった味わい!

カレーパンなど、日本ではおなじみだがパリにはなかった惣菜パンも並ぶ。
レモンとゆずのタルトの上には、クリスタルのように透明な「獺祭」のジュレ。
マカロンの中にも「獺祭」が入っている。

 1階奥に、サロン・ド・テとバー。バーカウンターの後ろには、ずらりと「獺祭」が並ぶ。日本酒は温度管理をして保存することが大切だが、この店ならば完璧。いつでも最高の状態の「獺祭」を楽しめるのだ。

 2階のレストランでは、ロブションのフランス料理を「獺祭」とともに味わえる。フレンチと日本酒を合わせる提案は、まだパリでも珍しい。

シャンパングラスで飲む日本酒

獺祭はシャンパングラスで供される。
2階にあるレストラン。ここでロブションのフランス料理と「獺祭」とのマリアージュが供される。

旭酒造とロブションという異なる分野の日仏の巨匠がコラボする強力な味覚の冒険。食のセンスやウンチクを披露する場所としても遜色なし。粋な男こそ、いち早く体験して欲しい刺激的な新スポットなのだ。

レストランでは和食の要素なども盛り込みつつ、「獺祭」に合うような料理が展開される。その中にはお弁当なども。また、デザートも充実している。

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この記事の執筆者
某女性誌編集者を経て2003年に渡仏。東京とパリを行き来しながら、食、旅、デザイン、モード、ビューティなどの広い分野を手掛ける。趣味は料理と健康とワイン。2013年南仏プロヴァンスのシャンブル・ドットのインテリアと暮らし方を取り上げた『憧れのプロヴァンス流インテリアスタイル』(講談社刊)の著者として、2016年から年1回、英語版東京シティガイドブック『Tokyo Now』(igrecca inc.刊)を主幹として上梓。
公式サイト:Tokyo Now