「折衝」ってなんと読む?「せつどう」ではないですよ!
明日・10月19日は『バーゲンの日』と言われております。1895(明治28)年のこの日、大丸呉服店(現大丸松坂屋百貨店の前身)が冬物の大売出しを開催し、これがいわゆる「バーゲンセール」の、日本最初の大々的な試みであった、という説に由来します。
「バーゲン」という言葉の元の英語「bargain」には「お買い得品、掘り出し物」という意味のほか「取引」「条件を交渉する」などの意味がございますので、本日は「交渉」の類語から日本語クイズをお送りします。
【問題1】「折衝」ってなんと読む?
「折衝」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「利害関係が一致しない相手と問題を解決するためにかけひきをすること。また、そのかけひき」という意味です。
<使用例>
「折衝を重ねてきたA社との取引が、ようやく成立しました!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 折衝(せっしょう) です。
「折衝」の「衝」は「衝突(しょうとつ)」などにも使われる字で、常用漢字です。読める方にとっては当たり前ですが、「折衝」とデジタル検索すると「折衝 読み方」などの予測候補も登場し、意外と読み方に迷ったり、誤読で覚えてしまったり…というケースがある熟語のようです。
「衝」の読み方が思い出せず「働(ドウ)」と混同する、などの例があるようですね。「折衝」はビジネス上など、よく使用される言葉でもありますので、注意喚起と確認を兼ねた1問目でした。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「鼎談」ってなんと読む?
「鼎談」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「3人で会談すること」という意味の言葉です。
<使用例>
「違う派閥の重役が集まって鼎談するなんて…何事かしら?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 鼎談(ていだん) です。
「鼎(かなえ)」とは「食べ物を煮たり祭に用いたりする三本脚の器」のことで、この字は「3つのものが並び立って」という意味でも使われます。「鼎談(ていだん)」は「三者による会談」を指しますが、首脳会談など、重厚な会談で使用されやすい言葉です。大人の語彙として覚えておきたい言葉です。
***
本日は、10月19日『バーゲンの日』にちなんで、「交渉」の類語から、
・折衝(せっしょう)
・鼎談(ていだん)
という読み方や意味、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/PRTIMES MAGAZINEホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















