「早速(○○○)」…なんと読む?

明日・10月28日は『速記の日』です。「速記(そっき)」とは何か、みなさまご存じでしょうか? 字の通り「速く記する技術」のことで、線や符号を使って大変な速さで書き留めることのできるスキルを指します。現代ではインタビューなど口頭で語られた言葉の文字起こしまで、アプリが自動で行えるようになりましたが、「速記」は自身の脳と手を通して書き留めるので、記憶や理解にもつながるかと思います。

『速記の日』は1882(明治15)年10月28に、初の日本語速記の講習会が行われたことに由来する記念日で、講師の田鎖綱紀氏は、速記技術に感銘を受けたのちの内閣総理大臣・伊藤博文から「電筆将軍」と称えられた、というエピソードが残っております。

ということで、本日は「速」「略」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「早速(○○○)」…なんと読む?

「早速」の、かな3文字の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「機敏であること。機転が利くこと。また、そのさま」という意味です。

<使用例>

「上司の早速(○○○)な判断に救われました」

「さっそく」と読むのがポピュラーですが、ほかにも2通りの読みかたがあるのです。
「さっそく」と読むのがポピュラーですが、ほかにも2通りの読み方があるのです。

…さて、正解は

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は…  早速(さそく) です。

「さっそく」とは意味も違いますね。
「さっそく」とは意味も違いますね。

「早速(さっそく)」は「そうそく」とも読み、「すぐ行うこと。また、そのさま」「すぐさま。ただちに」という「速さ・早さ」自体を意味しますが、「早速(さそく)」と読むと「機敏で機転が利くこと。また、そのさま」と、「速さ・早さ」を誉め言葉としていうニュアンスになります。

では2問目にまいりましょう。

【問題2】「略略」ってなんと読む?

「略略」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「俗に『ほとんど全部』を言う言葉」です。

<使用例>

「この契約はもう、略略決まったと考えてOKでしょう!」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 略略(ほぼほぼ) です。

「略」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に「ほぼ」がございます。

「ほぼほぼ」…口語でよく使われますが、漢字表記もあるとは意外ですね。「略略(ほぼほぼ)」で複数の辞書に掲載されております。

***

本日は、10月28日『速記の日』にちなんで、「速」「略」という字の入った日本語をとりあげ、

・早速(さそく)(さっそく/そうそく)

・略略(ほぼほぼ)

の読み方や意味、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本速記協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱