「物の怪」ってなんと読む?「もののかい」ではないですよ!

明日・11月3日は国民の祝日『文化の日』ですが、『ゴジラの日』という記念日にもなっております。「ゴジラ」映画の1作目が公開された1954(昭和29)年の同日にちなんでおり、今年は新作映画の公開日とも重なって、盛り上がりそうですね。奇しくも、『ゴジラ』の愛称を持つ野球界の松井秀喜氏が読売ジャイアンツの監督に就任された事も大きな話題となっているタイミング、各方面から『ゴジラ』がアツい! ですね。

これを踏まえて、本日は「怪獣」の「怪」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「怪童」ってどういう意味?

「怪童(かいどう)」という日本語の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1:正体の知れないあやしげな子ども

2:体が図抜けて大きく怪力のある子ども

3:怪獣・妖怪などの幼体

「怪童」の意味として正しいのはどれ?
「怪童」の意味として正しいのはどれ?

…さて、正解は

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 1:正体の知れないあやしげな子ども と 2:体が図抜けて大きく怪力のある子ども です。

現在多く使われているのが2です。
現在多く使われているのが2です。

「怪童」は、もともと「正体の知れないあやしげな子ども。不思議な子ども」「体が図抜けて大きく怪力のある子ども」の2通りの意味をもつ言葉ですが、昨今ではもっぱら後者の意味で使われるようになりました。パワフルな活躍をするスポーツ選手に対して、よく「怪童」という表現が使われますね? 知能や技などにすぐれた子どもを言う「神童」に対し、肉体的な強さや、スポーツでスケールの大きな活躍をする子どもや若者に対し「怪童」と表現する向きができております。

本来の意味のうち「正体の知れないあやしげな子ども」は誉め言葉になりませんが、昨今では体力やスポーツ面では「規格外の大きなパワーを有する若者」というニュアンスで「怪童」が誉め言葉として一般的になった、という認識で問題ないでしょう。

さて2問目にまいりましょう。

【問題2】「物の怪」ってなんと読む?

「物の怪」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「人に憑(と)りついて祟りをする死霊・生霊・妖怪の類(たぐい)」などを言う言葉です。

<使用例>

「あまりに不思議すぎて、物の怪のしわざとしか思えないわ」

「○○の○」。
「○○の○」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 物の怪(もの-の-け) です。

「怪」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に「ケ」がございます。

「怪(ケ)」は表外読みではありますが、「怪しからん(け-しからん)」「怪訝(けげん)」など、意外とポピュラーな言葉に使われます。「物の怪」の読み方とともに、大人の常識的教養レベルかと思いますので、インプットしておきましょう。

***

本日は、11月3日『ゴジラの日』にちなんで、「怪」という字の入った日本語から、

・怪童(かいどう)

・物の怪(もの-の-け)

を取り上げ、読み方や意味、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱