デニムを久しぶりにアップデートしました。
ベーシックなアイテムだけに
どんな色やシルエットを着ていてもOKと
思いがちなアイテムですが、
ジャストウエストの着こなしが戻ってきたこともあり
見直すことにしました。
今回、新たに選んだのは、ちょっと挑戦のフレアタイプ。
ストレート、ボーイフレンド、スリムが
今っぽいデニムの3大シルエットだと思いますが
私の世代には懐かしい、フレアも戻ってきています。
切りっぱなしのすそは相変わらずトレンドのひとつ、
色は浅めが旬…ということで、やや遊んだもち味です。
そんなラフな印象のボトムだからこそ
トップスにはきちんと感を加えようと、
テーラードジャケットを合わせてみました。
デニム×テーラードは、私にとっては定番の組み合わせ。
なぜならジャケットのシェイプがウエストを高めに見せ、
脚長効果を演出してくれると思うから。
また、本来カジュアルなデニムというアイテムを
大人がきれい目に着るのに、
ジャケットはべストパートナーだと思うのです。
浅めのブルーといっても、その色合いはさまざま。
ダメージが強めのデニムでもきれいにはきたくて
ケミカルで色落ちさせたものではなく
ノンウォッシュのデニムを洗いにかけて
自然に色落ちさせたタイプを選びました。
また、私のデニム選びの原則はノーストレッチ素材。
ストレッチが効いていると、脚にフィットしすぎて
気になる肉感を拾ってしまうと思うのです。
デニムは私のワードローブの基本アイテムのひとつ。
テーラードやノーカラーなどのきちんとしたジャケットや
ファーやカシミアなどのラグジュアリー素材のアイテムに
適度なカジュアル感を与えて、
老け印象を払拭してくれる気がするのです。
だからこそデニムをアップデートすることで
手持ち服を、つねに今っぽく着こなしたいものです。
(写真/エディターM&J 文/エディターJ)