年齢を重ねれば重ねるほど、小柄であることは
幼く見えることにつながり、特に仕事の場面では
貫禄に欠けて見えることもしばしば。
いかに大人っぽく見せるかを、意識するようになりました。
とはいえ、着たい服をがまんするのもしゃくですよね?
特にピンク。逆に若いころは見向きもしなかった色が
年々、気になるようになってきました。
ところがこのピンクがくせ者で、幼く見えるならまだしも
“若づくり”にもなりかねない危険が…。
そこでピンクを着るときは、
大人度の高いアイテムを選ぶようにしています。
スカートよりはパンツ(パンツももっています)だし、
スカートで着るなら、フレアよりペンシルシルエットで
大人っぽさとすっきり感の両立を図ってみました。
ふだんは楽チンなローヒール派ですが
ピンクを着るときは、足元もパンプスでエレガントに。
実はこのコーディネート、最初はトップスに
そでがラッフルになったブラウスを合わせていました。
頭のなかではしっくりきていたのですが、
いざ着てみたら、懸念していた“若づくり”そのものに。
そこで慌ててトップスをTシャツにチェンジし、
さらに同系色のカーディガンを羽織ってみました。
適度にカジュアル感が加わったことで
甘すぎる若づくり感が払拭できたと同時に、
濃いめピンクのカーディガンがポイントになり
視線を上に集めることもできたかと…。
ちなみにこのTシャツは、ボディスタイプ。
トップスをボトムにインで着るとき、
ウエストがぐずぐずして気になることがありますよね?
その点、ボディスになっていると煩わしくなく、
すっきり感もアップすると思います。
そして、この白Tはボディスになっているだけでなく、
このブランドの定番ものより、
ほんの少し、そで丈が長くなっています。
それだけで、ちょっぴりシックに仕上がるのも
優秀ポイントだと思っています。
(写真/エディターH&J 文/エディターJ)