世界最薄ともいわれるムーヴメントを搭載し、さらに紀元310年ごろに建てられたマクセンティウスのパシリカ(公会堂)から着想した「八角形」フォルムをダイアル部に採用して、メカニカルな魅力と美的なオリジナリティを併せ持ったブルガリ「オクト フィニッシモ」。そのリミテッドエディションとして先日発表されたのが、日本画家・千住 博氏の作品をダイアルにあしらったコラボレーションモデルだ。

アート作品でもある時計がもたらす至福

ブルガリ「オクト フィニッシモ」SSモデル

●自動巻き ●ケース径40mm ●パワーリザーブ60時間 ●ステンレススティールケース×ステンレススティールブレスレット ¥1,620,000(ブルガリ ジャパン)※税抜き価格

 マザー・オブ・パール各層の違うエリアにそれぞれプリントすることによって、千住作品の持つパワーや深みをもたらした文字盤は、これまでさまざまな時計を生み出してきた同社の工房にとっても、一段と実現が難しいものだったという。仕上がった時計を見た千住氏は「これはいわば版画のようなもの」と表現した。ひとつひとつの時計が、まさに作品と呼べる存在感を有している。

「例えば日本の襖にはそれぞれ枠があって、引手(把手)が付いています。でも、襖絵を見て引手が邪魔という人は誰もいなくて、むしろその引手の奥が見えてくるような感覚があります。この時計のダイアルも、針やインデックスがあるからこそ、ぐんと奥行きが感じられます。滝が描かれていない余白こそ宇宙。そこをぜひ感じていただきたい」と、今回のコラボレーションについて語った千住氏。滝の絵にこめられた時の悠久は、より具体的な質感とともに、見る者そして身につける者の感性に訴えかける。

 それはアートがもたらす至福、異次元のラグジュアリー体験ともいえる。まさに唯一無二のタイムピースといっていいだろう。

オクトフィニッシモ 千住博 予約サイト

https://bulgari-event2018.com/octo09

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