1980年にフランスで創業したフレグランスメゾン「アニック グタール」が、今年の9月5日に創業者のファーストネーム「アニック」を取り「グタール」へと生まれ変わる。グタールと聞き、喚起されるのは単なる「香水」といったイメージだけでなく、アーティスティックに五感へ訴えるかける『香りのコミュニケーション』だろう。
創業者の娘カミーユ・グタールがメゾンの想いを再解釈
世界中の女性を魅了するグタールの香り
ブランド名の変更に伴いビジュアルデザインも刷新される。創業から培ってきた伝統や、ブランドの感性はそのまま受け継がれるが、ロゴはモダンに。反するようにメゾンポリシー「Conteur de parfums / author of perfumes(=香りの綴り手)」は手仕事を感じるカリグラフィーでボックスに銘記。そしてボトルは繊細なプリーツが彫刻されている。
その新デザインで、リニューアルの同日に新フレグランス「ボワ ダ ドリアン」が登場する。ブランドシグネチャーの「オーダドリアン」をアニックの娘、カミーユ・グタールがアップデートしたのだ。
荒々しいトスカーナの大地をモチーフにコントラストをつけた香りで再解釈。爽やかなトスカーナ産シトラスフルーツの香りに、官能的で温かみのあるウッディノートとシベリアンパインが混ざり合った対照的な芳香にプレシャスな一瞬を感じることは間違いない。
新たな香りの幕開けを待たれたし!
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- WRITING :
- 海老原光宏