『ペンハリガン』は、‘理髪師兼香水商’として、王室御用達の栄誉を得ている。1860年の創業当時から続く、修道院などにルーツをもつ伝統的な製法と、天然香料を贅沢に調香する処方、そして英国エレガンスの象徴であるボトルデザインは、現在のエグゼクティブからの支持も獲得。ユニセックスなものまで含めると実に多彩なメンズフレグランスがそろうのが魅力。

メンズの中でもっとも人気の高いペンハリガン

これみよがしでなく爽やかな香り

上から／カスティーユオードトワレ ●50ml・イングリッシュファーンオードトワレ ●50ml・オーパス1870 オードトワレ ●50ml・ハマンブーケオードトワレ ●50ml（ペンハリガン・ジャパン）
上から／カスティーユオードトワレ ●50ml・イングリッシュファーンオードトワレ ●50ml・オーパス1870 オードトワレ ●50ml・ハマンブーケオードトワレ ●50ml（ペンハリガン・ジャパン）

マッチョな伊達男を気どるなら…、あるいは繊細な男を演じるときは…、寡黙で実直なカズオ・イシグロの小説
に出てきそうな男に化けるなら…と、どんな男のタイプでも、シーンにも対応してくれる香りが見つかるはずだ。

最もアイコン的な香りをひとつ上げるなら、間違いなくブレナムブーケだろう。1902年にイングランド貴族マルボロ公のために調合され、その子孫であるウインストン・チャーチルにも愛されたオーセンティックブリティッシュな香りだ。ボトルも伊達男の化粧台にインテリアのようにしっくり収まる。

店を訪れ、その美しいボトルをフルラインで見ると、なぜこのブランドが150年も愛され続けてきたかの答えに出合えるだろう。

※2009年春夏号取材時の情報です。※価格は税抜きです。

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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2009年春夏号、英国王室御用達コスメの名品より
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戸田嘉昭
WRITING ：
加藤智一
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