すべてのポロシャツの元祖である「ラコステ」の『L1212』は、1933年に誕生した。生みの親はフランス人テニスプレイヤー、ルネ・ラコステ。
マイナーチェンジを繰り返すラコステの永遠『L1212』
グラデーションでそろえたくなる魅力のポロシャツ
彼は、英国で見つけた吸汗性に優れたニット素材をもとに、フランス・トロワでニット製造業を営む友人とともに鹿の子編みを開発、そこにポロ競技用のウエアから着想を得たデザインを載せ、ポロシャツのオリジンを誕生させたのだった。また、『L1212』はワンポイントロゴを付けた最初のポロシャツでもあった。
そんなアイコン的なモデル『L1212』は誕生以来現在までつくり続けられている。が、これまでに生地感やサイジング、さらにはワニのロゴやタグにまで微妙な変遷がある。
アメカジアイテムの必須アイテム! 「アメラコ」も人気
80年代には「アイゾッド」という米国メーカーがつくったものや現在ではペルー製、モロッコ製までもある。だからこそ今もって70年代、80年代の「ラ・シュミーズ・ラコステ」製の「フレンチラコ」への憧憬が忘れられないのである。
※2011年夏号取材時の情報です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- パイルドライバー
- WRITING :
- 荻山 尚