ジャケットを使った「冬のオフィスコーデ」を、ラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』(毎月7日発売)より抜粋してお届けします。合わせるスカートやパンツ、ジャケットの着回し方など、朝の洋服選びの参考になる36スタイル、ぜひお役立てください。
【目次】
オフィスカジュアルにおすすめのレディースジャケットコーデ
【1】黒ジャケット×黒ニット×黒パンツ

タキシードジャケットを、黒のタートルネックニットで着崩す、女らしくかっこいいハンサムウーマンスタイル。一見ストイックなタキシードジャケットも、黒タートルをインすることで、肩の力の抜けたこなれ感が実現します。ジュエリーのようなミニバッグで、個性を添えて。
カシミヤのハイゲージニットは、暖かな空気をまとっているかのような軽い着心地。体につかず離れず絶妙なシルエットで、ボディをほっそり見せる効果もあります。
【2】ボルドージャケット×白シャツ×ベージュパンツ

ディオールのミニマルなジャケットを使ったパンツスタイル。軽くやわらかで、畝(うね)のあるサージ織りのウール混素材が、端正なシルエットにこなれ感を演出。ウエストの細さを強調する両サイドに配された大きなポケットは、今シーズンらしいディテールです。
【3】グレージャケット×白ブラウス×黒パンツ

伸縮性のあるソフトジャケットにヒモで調整するイージーパンツとの組み合わせ。きちんと感がありながら、実は楽ちんという優れもの。移動中疲れる格好はしたくなても、機内でクライアントと偶然乗り合わせることもあるので、やはりきちんとした印象は欲しいところ。本社ミーティングでのドレスコードは、ビジネスカジュアルなら、こんな格好がぴったり。
【4】白ジャケット×柄ブラウス×ブルースカート

かっちりとしたテーラードも、伸縮性のある素材だから着心地も楽々。オフ白のジャケットになじみのよいブルーのタイトスカートをつなぐのは、華やかなプリントのブラウス。優雅なシルエットを描くボウのアクセントが、媚びない女らしさを演出して。
【5】黒ジャケット×グレーブラウス×黒スカート

ふんわりとした上質なウール素材のジャケットは、黒でもどこか優しい印象。ボタンのないジャケットはむだを削ぎ落とした美しいシルエットで、カーディガン感覚ではおれる軽やかさ。ドレープのたっぷり入ったタック入りスカートで華やぎましょう。
【6】グレージャケット×黒ニット×白スカート

ジャカード織りのジャケットは、着こなしに表情がつくため一着はおさえておきたいアイテム。コンパクトなシルエットほどスカートと相性もよく、絶妙な甘辛バランスが新鮮です!
【7】グレージャケット×ピンクブラウス×グレースカート

グレー×白のチェック柄が洗練されたムードを漂わせるスーツ。ビッグサイズのジャケットに、深いスリットが入ったグラマラスなタイトスカートという組み合わせも新鮮です。
【8】グレージャケット×黒ニット×グレーパンツ

イタリア屈指のテキスタイルメーカー、クレヴァクオーレ社のウール地を使用した、旬のグレンチェック柄のテーラードジャケット。仕立て映えするハリのある素材と、着用時のフィット感を高めた構築的なフォルムで、美しいジャケット姿が実現します。カジュアルにも対応する活躍アイテムです。
【9】ネイビージャケット×ネイビーニット×白パンツ×ストール

イタリア紳士が愛する「ミラノ巻き」で、知的に。表と裏で濃淡がついたブルーのストールを合わせ、顔周りの表情を豊かに演出しましょう。
【10】グレージャケット×ブルーブラウス×グレースカート

ブルーのラインが入ったグレンチェックは、遠目からは無地に見えるほど細かい、フランスの老舗メーカーの美しいウール素材。テーラードジャケットに抜け感を加えるベルスリーブ風の袖やスカートにたっぷりあしらわれたドレープが、新しい印象をつくります。
【11】グレージャケット×ブルーブラウス×ブルースカート

ウールにカシミヤやシルクを混紡することで、表情豊かに仕上がったニットジャケットはラペルに丸みをつける等、女らしいディテールが際立ちます。コンパクトなシルエットだから、スカートとの相性も抜群です!
【12】ネイビージャケットジャケット×白シャツ×ネイビーワイドパンツ

極上のシルクとウールを高密度で織ることで生まれた、艶やかな素材が特別。たっぷりしたパンツが横から見るとすっきり映るのも、この素材が生み出す構築的なシルエットの賜物です。
【13】黒ジャケット×白ブラウス×黒タイトスカート

甲の部分がV字にカットされたシューズは、着こなしにシャープ感を加えてくれる特効薬。シンプルな黒のスーツが「新しい印象」にシフトします。
オフィスカジュアルのジャケット着回しコーデ
【1】白ジャケット×オレンジブラウス×グレーワイドパンツ

今季も引き続き流行のワイドパンツは、主役のジャケットに品よくなじむ配色をセレクト。オレンジブラウスを差し色に加えることで、スーツとは異なる、カジュアル&モードな仕事スタイルが楽しめます。
白ジャケット×黒ブラウス×白スカート

コンパクトなスカートスーツは、ともすればコンサバに陥りやすいアイテム。でもアクリスにかかれば、フェミニンなテーラード仕立てで、凛とした雰囲気。アイボリーは、印象がくすみがちな大人の女性を、イキイキと見せる効果もあるので、おすすめです!
【2】ネイビージャケット×白シャツ×ネイビーパンツ

男性と肩を並べても引けを取らないスーツは、キャリアたるもの、マストでおさえて。インナーにシャツ襟タイプを合わせると堅苦しいので、ノーカラーや小ぶりタイプの襟をおすすめします。
ネイビージャケット×ブルーブラウス×ブルーレーススカート

仕事の食事会に、パンツスーツでは堅すぎる。そこでボトムをエレガントなレーススカートにチェンジ!レストランのクロークでジャケットを預けることを想定して、インナーは一枚で様になるブラウスが正解です。
オフィスカジュアルにおすすめのジャケット×パンツコーデ
オフィスカジュアルにおすすめのジャケット×パンツコーデ
【1】ベージュジャケット×黒パンツ×ベージュカットソー

自身のブランドヴィクトリア・ベッカムの10周年を記念して、ロンドンでランウェイショーを披露。フィナーレで登場したヴィクトリアの着こなしは、スリット入りの細身パンツで、キリッとした印象。仕立てのよいキャメルジャケットをはおり、マスキュリンな雰囲気を楽しみながらも、さりげないジュエリー使いや、計算された肌見せで華やぎ感も備わって。
【2】ネイビージャケット×ワイドパンツ×黒ニット

細かいシルバーのラメが施された、とろみのあるパンツは、ドラマティックなシーンにも映える一本。王道のネイビージャケットにしなやかな華やぎパンツを合わせれば、ヴィクトリア・ベッカムのような、ハンサムで女らしい最旬の装いが完成します。
【3】黒ジャケット×黒パンツ×白ブラウス

サンローランらしい、モノトーンのマニッシュなジャケットコーディネート。収納力があるのにモードな顔立ちのラージサイズの黒バッグを合わせたお仕事スタイルです。バッグのロゴ付きフラップは、実はポケットに差し込まれたフラットポーチ。
【4】黒ジャケット×黒ワイドパンツ×白ニット

流行のたっぷりパンツをスーツスタイルで。やや大きめのシルエットが今っぽい一着は、やわらかく着くずれしにくい最高級のウール素材も手伝って、まとうだけでゆったりと優雅な印象に仕上がります。
【5】グレージャケット×グレーパンツ×グリーンブラウス

「ザ・ウールマーク・カンパニー」とコラボレートした、ジャケットとパンツのスーチングスタイル。ソフトでしなやかな肌触りのバージンウールに、程よくストレッチをきかせた生地は、動きやすくのびやかな着心地です。シワになりにくいのもうれしい特徴。シルククレープのグリーンのボウブラウスで、女性らしい華やかさをプラスしましょう。
【6】グレージャケット×グレーパンツ×白シャツ×シルクスカーフ

インナーの襟元が寂しいときは、ロングスカーフの出番! 首元に大判スカーフでボリュームをもたせると、もっさり見えますが、ロングスカーフなら布地の分量も抑えられて、フェースラインもすっき。ジャケットスタイルにアクセントを加えられます。
【7】ネイビージャケット×グレーパンツ×ノースリーブブラウス

プレシャスキャリアにとって艶やかな柄ブラウスは、端正なシャツよりも味方につけたい名脇役。首元にひとくせあるデザインなら、ジュエリーいらずで、辛口なジャケットとも好相性です。
【8】ライトグレージャケット×黒パンツ×パープルニット×シルクスカーフ

先端が尖ったひし形スカーフは、Vゾーンでさりげなく垂らすときに有効。首元できゅっと小粋に巻くのが、今の気分。ジャケットのきちんと感を失うことなく取り入れられます。
【9】グレージャケット×グレーパンツ×白ニット

太く安定感のあるチャンキーヒールのパンプスを合わせると、スーツスタイルのバランスが一新! ワントーンコーディネートにもメリハリが生まれます。
【10】ツイードジャケット×ツイードパンツ×黒タートルニット

ピンクやイエロー、オレンジの色味が入ったツイード素材のジャケットは、薄手でやわらかな風合い。分量感のあるワイドパンツも、落ち感がよく、軽やかでフェミニンな印象に。ベルトでウエストマークするとメリハリが生まれ、さらにスタイルアップがかないます。
【11】黒ジャケット×グレーパンツ×グレーニット

深い襟開きときゅっと絞ったウエストが上半身をコンパクトに見せる効果を発揮してくれるジャケット。流行のボリュームボトムを軽やかに着こなせます。
【12】ネイビージャケット×ネイビーパンツ×ネイビートップス

着丈に長さをもたせたボックスシルエットのジャケットは、凛としたパンツスタイルを引き立てます。
【13】ネイビージャケット×オレンジパンツ×ニット×スカーフ

ネイビーのジャケットでキリリとさせつつ、オレンジ色のパンツで華やかに。トラッド調の着こなしと色味をリンクさせるように、襟元にはクラシカルなプリントスカーフを選んで。あえてアシンメトリーに巻くことで、ジャケットの堅さを払拭し、こなれ感が生まれます。
【14】グレージャケット×ネイビーパンツ×白カットソー

ネイビーでまとめたシックなジャケットスタイル。プレーンなホワイトカットソーでは間がもたないときは、流行の大ぶりチョーカーで顔周りを盛り上げましょう。
【15】グレージャケット×黒パンツ×黒ブラウス

素肌がうっすら透けるレースブラウスは、仕事で出席するパーティーや食事会で大活躍。ジャケットの堅さも和らぎ、大人の女性の風格も漂います。
【16】ベージュジャケット×ベージュパンツ×黒ニット

すっきりとしたVノーカラーは、スタイルアップ効果抜群。深めのネックラインにあしらわれた艶やかなサテン素材や絶妙なウエスト位置も、メリハリのあるシルエットを強調してくれます。
【17】ネイビージャケット×白パンツ×ネイビーニット

インナーとジャケットを同系色でまとめた日は、繊細なジュエリーの重ねづけで華やかさをプラスしましょう。
【18】ネイビージャケット×ネイビーパンツ×グレーニット

端正なネイビージャケットには、直線的でロングタイプのスウィングピアスが好相性。クールなシルバーの輝きが、顔周りにエッジィなニュアンスを添えてくれます。
【19】ネイビージャケット×ネイビーワイドパンツ×ストライプシャツ

男性的でかっちりとした印象の強かったダブルブレストのジャケットが一新! ウエストシェイプが効いてモダンな印象を与えるダブルのジャケットとボリュームたっぷりのパンツが、凛とエレガントな印象を醸し出してくれます。