この特集は「御用達」を集めたものだが、そのなかでも「英国王室御用達」というのは、男にとって格別な響きを持つものではなかろうか。それは、最高の紳士の御用達、という意味でもあるのだからだ。「アスプレイ」も、そのひとつ。エドワード7世以来の代々のプリンス・オブ・ウェールズに愛用され、そのワラントを授けられた、男にとっての最高のブランドなのだ。

どんなビスポークにも対応する一流の職人技が「アスプレイ」の宝物

ステイタスを格上げしてくれるカフリンクス

●1781年創業●英国王室御用達/1982年チャールズ皇太子/宝飾からレザーグッズまで、幅広い商品展開を誇る「アスプレイ」。顧客の要望に最大限に応える高級ビスポークサービスも同店の売りだ。紳士の隠れ名品と言えば、見ているだけで贅沢な気分に浸れるカフリンクスも忘れてはならない。写真中央『Round』・上から時計まわりに『Winsor』・『Camelot』・『Asprey Cut』・『Domed Cuffl inks』(アスプレイ ジャパン)※参考商品
●1781年創業●英国王室御用達/1982年チャールズ皇太子/宝飾からレザーグッズまで、幅広い商品展開を誇る「アスプレイ」。顧客の要望に最大限に応える高級ビスポークサービスも同店の売りだ。紳士の隠れ名品と言えば、見ているだけで贅沢な気分に浸れるカフリンクスも忘れてはならない。写真中央『Round』・上から時計まわりに『Winsor』・『Camelot』・『Asprey Cut』・『Domed Cuffl inks』(アスプレイ ジャパン)※参考商品

しかも「アスプレイ」は、そ以前にもロイヤルワラントを受けたことがある。そもそも「アスプレイ」は、シルクプリントの工房として、1781年に創業した。その後、旅行鞄や衣装箱などを手がけるようになり、1862年のロンドン国際万国博覧会で金賞を獲得する。そうして同年に、ヴィクトリア女王からワラントを拝受しているのだ。

つまり「アスプレイ」には長い歴史と伝統があり、それが英国王室に認められ続けてきた。まさしく時代を超えた価値を持つ「名品」なのである。

※2011年春号取材時の情報です。※価格は税込みです。

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名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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