日中は17℃くらいで、陽が当たっているとポカポカなのに
朝晩は8℃前後と、冬の訪れを実感するほど。
そんな陽気に、ついに本格的なコートを出してみました。
登場させたのは、昨年の秋冬に購入したもの。
ロング丈で、ややオーバーサイズのデザインが
2018年も十分に通用してくれる、頼もしい一着です。
買った当初も、やや毛足の長い素材に
こくのあるキャメルカラーが気に入っていましたが
今年は黒を合わせて、引き締まった印象に。
もともと黒とキャメルは相性のいい色あわせだと思います。
黒というクールな色は、気温が下がってくると
ひんやりと寒々しく、貧相に見えることがありますよね。
そんなときに赤やオレンジ、ピンクといった
いかにもな暖色を合わせるのではなく
ベージュの延長線上にありながら、
温もりを感じさせるキャメルを合わせると、
クールで知的な黒のイメージはキープしつつ
ウォームに、リッチに見せてくれると思うのです。
この黒×キャメル配色ですが、寒さが厳しくなったら
カシミアやファーの力も借りようかと思っています。
手持ちの黒のシガレットパンツに
カシミアのタートルニットとスヌードをプラス。
それだけで、ごくシンプルな黒パンツが
こくのあるリッチな着こなしに見えるから不思議です。
この着こなしのときは、小物にキャメルと相性のいい
金茶色を合わせるつもり。
バッグはクロコダイルのハンドバッグタイプ、
靴はスエードのローヒールパンプスがイメージです。
写真の黒×キャメルの着こなしはボーイッシュですが
合わせる小物によってはエレガントにもなる…
キャメルって懐の深い色だと思います。
(写真/エディターH&J 文/エディターJ)