果実と草花の香りをした風が吹く豊穣なるカントリー・サイド。果てしなく、また果てしなく続くその景観はいつの間にか男の魂を、見果てぬ夢を抱いていたあの頃へと誘う。時を経ても揺るぎない価値と出合うことは、人生の至福の瞬間である。

エレガンスと野生を兼ね備えた休日スタイル

身も心も解き放つローゲージニットの温もり

ニット¥184,000・ストール¥90,000・時計¥790,000(エルメスジャポン) レザーヘルメット¥33,000・ドライビングゴーグル¥27,000(キャンディー〈コノリー〉)

ハードなシェットランドウールよりも、やわらかでとろけるような肌触りを愛おしむのが、現代のカントリージェントルマン。往年のフィッシャーマンニットを彷彿させるエルメスのウールモヘア製ローゲージニットは、アウターとして着るのにもってこいの一着だ。秋の休日はこんなニットスタイルで、ガレージに眠っていたヴィンテージカーを走らせたい。

4ピース使いで極まるツイードのエレガンス

コート¥402,000・ジャケット¥287,000・ベスト¥69,000・パンツ¥80,000・ニット・チーフ/参考商品(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン パープル レーベル〉) バッグ¥474,000(キャンディー〈コノリー〉) グローブ¥19,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈リステリ〉)

暖かく丈夫でハードな環境にも強いヘリンボーンツイードのジャケットは、カントリージェントルマンの必需品。今季ラルフ ローレン パープル レーベルは、そんな生地を使ったスリーピーススーツに加え、なんとコートまでつくっている。全身グレーのコーディネートで、現代的な洗練を取り入れたい。

英国レザーの伝説をその身にまとって

ブルゾン¥680,000(キャンディー〈コノリー〉) ニット¥37,000〈ザノーネ〉・ストール¥26,000〈フランコ バッシ〉/以上ビームス ハウス 丸の内 グローブ¥38,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈リステリ〉)

クルマ好きの間では「コノリーレザー」で知られる、伝説のブランド「コノリー」。近年はモダンなレザーグッズやワードローブを数多そろえる紳士のトータルブランドへと生まれ変わり、ロンドンで話題沸騰のこのブランドが、今秋日本に本格上陸。極上のムートンを使ったパーカには、その魅力が凝縮している。現代を生きる紳士のカントリーライフに、これほどふさわしい一着はあるまい。

現代のカントリージェントルマンにはダウンベストがある!

ベスト¥158,000(ヘルノ・ジャパン) ニット¥71,000(伊勢丹新宿店〈フェデッリ〉) パンツ¥18,000〈ユナイテッドアローズ〉・グローブ¥19,000〈リステリ〉/以上ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 バッグ¥424,000(キャンディー〈コノリー〉) その他/私物

軽くて機能的。しかもクラシックの品格も満点。もしもヘルノのスエード製ダウンベストが1930年代に存在したら、英国のカントリージェントルマンはわれ先にと手に入れただろう。シックなアースカラーをまとったこちらは、ニットやスカーフ、コーデュロイパンツなどの素材感豊かなアイテムを合わせ、エレガントに装うのが鉄則である。

古きよき時代を追体験させてくれるレザーアクセサリー

レザーヘルメット¥33,000・ゴーグル¥27,000(キャンディー〈コノリー〉)

ヒストリックカー愛好家ならばもちろんのこと、男として生まれたからにはいつかは身につけてみたい、クラシックなレザー製のヘルメットとゴーグル。英国のコノリーには、紳士の遊び心を具現化した、こんな夢のアクセサリーがそろっている。

※2018年秋号掲載時の情報です。※価格はすべて税抜です。
この記事の執筆者
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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2018年秋号カントリージェントルマンの秋より
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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クレジット :
撮影/長山一樹(S-14) スタイリスト/櫻井賢之 ヘア&メーク/GO UTSUG(I PARKS) モデル/Yaron 構成/山下英介(本誌) 撮影協力/ナッツアートクラシクス