エス・テー・デュポンといえば、1872年の創業以来、いつの時代も人々に愛されてきたフランスを代表するラグジュアリー・メゾン。その長い歩みは、伝統と革新を融合させながら4つの異なったアート(商品分野)を作り続けてきた。
4つのアートとは、メゾンのルーツとなった“レザー・コレクション”、ラグジュアリーな“筆記具のコレクション”、カフリンクスなどの“アクセサリー・コレクション”、そして、オリジナリティーあふれる“ライター・コレクション”。ここで紹介する「ザ・ウァン」は、多くの名品を世に送り出してきたエス・テー・デュポンの“ライター・コレクション”の中でも初めての、キャンドル専用ライターなのだ。
魔法の杖を思わせるフォルムに隠された先進の技術
エス・テー・デュポン「THE WAND(ザ・ウァン)」
「ザ・ウァン」の役割は単純。キャンドルに火を灯す、というだけなのだが、そこはエス・テー・デュポン、使い手の心を虜にせずにはおかない魅力を秘めている。そのひとつが、エス・テー・デュポン独自の先進技術の搭載だ。
その技術とは、室内・屋外を問わず、あらゆる環境下で確実な着火を可能にしてきた、青くパワフルな炎=“トーチフレーム”を出すというもの。これによって、点火に手こずるキャンドルでも、楽に、スピーディに火を灯すことが可能になった。
加えてデザインは、スレンダーなフォルム自体が心惹かれるものだが、人間工学が考慮されてもいて、にぎる手にパーフェクトにフィット。だから、火を灯す手さばきが、魔法の杖を操るごとくスマートに映る。我が家でのクリスマスのディナーで、家族や招いた友人たちにそのパフォーマンスを披露すれば、鼻が高くなること請け合い。 ときには、アロマキャンドルに火を灯して、とっておきのウイスキーを飲みながら 夜更かしをするのもいい。
キャンドルが彩る冬の美しい夜を楽しむために、「ザ・ウァン」は素敵な名脇役になるだろう。
問い合わせ先
- エス・テー・デュポン 銀座ブティック TEL:03-3575-0460
- エス・テー・デュポン ジャポン ECサイト
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- TEXT :
- 堀 けいこ ライター