メンズプレシャス春号で掲載している

ジョルジオ アルマーニ特集が好評なようで、

うれしい限りでございます。

しかし1976年生まれの私としては、

アルマーニ直撃世代のオジサンたちはもちろん、

アルマーニを着たことがない

30代のオッサンちょい前世代にも、

その魅力に触れてほしいところ。

なので不肖私めがその世代を代表して、

これからアルマーニをリアルに、

そして格調低めに・・・・

ガシガシ着倒そうと考えております。

手はじめにこの春は、

こんなモノを買いました。

コットン×ポリエステルの

1枚仕立てジャケット。

生地はまるでシャツのように極薄のストレッチ。

色は少しグレイッシュにくすんだホワイトです。

そんな生地を、ちょっと太めのステッチで縫い上げることで

味わい深いカジュアルな表情に仕上げています。

仕立ては生地の特性を生かした、実に軽やかなもの。

ほら、接着芯すら使っていません!

着丈も短くとてもリラックスした雰囲気なので、

Tシャツに合わせるのがよさそうです。

そしてもうひとつは

サルエル風のパンツ。

一目瞭然のボンタンシルエット。

裾幅は僕の短足に合わせた丈ツメをして、18㎝。

てことは身長175㎝以上の方なら、17㎝くらいにはなるはずです。

生地はフォーマルシャツのイカ胸のところに

使うような、コットンピケ。

エラスタンが少々入っており、ストレッチが効いております。

テーパードを強烈に効かせたシルエットはもちろん、

この深いプリーツが描く、ドロッとしたドレープ感が

このパンツのキモといえるでしょう。

ということで、次回は

これらの着こなしについて考えてみます!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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