バレンタインの大本命!「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の限定コレクションが発表に

1977年創業のチョコレート専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。2019年のバレンタインコレクション「ヴェルティージュ ショコラ」では、パリのメリーゴーランドをテーマに、ロマンティックな町で繰り広げられる恋人たちのめくるめく思いをチョコレートで表現しています。

新しい4つのフレーバーを、メリーゴーランドをテーマにしたボックスで

今回のコレクション限定で登場するのは4種類で、3つのサイズのギフトボックスを選べます。普段のシックなパッケージとは大きく異なる淡い色使いで描かれたメリーゴーランドのボックスは、Sebastien Plassardによる描下ろしです。

フランスにも花びらの数で占う「花占い」のようなものがあります。日本では「スキ・キライ」のみですが、フランスでは「好き、少し、たくさん、情熱的に、狂おしいほど、全然」の6段階で揺れ動く気持ちを占うそうです。

今回のコレクションでは、そのなかから4種類の表現を選択。4番目の「パ デュ トゥー」は本来「全然(まったく~ない)」という否定表現なのですが、肯定にするために理性や分別という意味の「レゾナブル」をつなげることで、「分別なく=欲望のまま」というYESの意味に変えて、愛の熱量を表現する言葉にしています。

写真左から/パッショネモン ショコラ、パ デュ トゥー レゾナブル、ボークー ドゥ キャラメル
写真左から/パッショネモン ショコラ、パ デュ トゥー レゾナブル、ボークー ドゥ キャラメル

●ボークー ドゥ キャラメル —大好き—

滑らかなガナッシュと少し塩気の効いたクリーミーなトフィーで。

パッショネモン ショコラ—情熱的に—

ホワイトチョコレートをターメリックで色づけしたラインがアクセント。パッションフルーツ風味のガナッシュ。

ア ラ フォリ プラリネ —狂おしいほど—

アーモンドとヘーゼルナッツを使ったプラリネ。ハート型のフォルムで熱い思いを届けて。

パ デュ トゥー レゾナブル —欲望のまま—

甘いミルクチョコレートの中に、口の中でとろけるギモーブを閉じ込めています。

4種類の新しい味わいのセット「ヴェルティージュ ショコラ」4粒入¥1,950(税抜)でプレゼント前にお味見でまず自分用を。
4種類の新しい味わいのセット「ヴェルティージュ ショコラ」4粒入¥1,950(税抜)でプレゼント前にお味見でまず自分用を。
ドリーミーなパッケージデザインのボックスは、Sebastien Plassardによるイラストレーション。
ドリーミーなパッケージデザインのボックスは、Sebastien Plassardによるイラストレーション。
「ブシェ クール ア ラ フォリ」¥3,500(税抜)
「ブシェ クール ア ラ フォリ」¥3,500(税抜)
写真左から/「ハート ギフトボックスS1」¥5,200/「ハート ギフトボックスS2」¥12,500(税込)
写真左から/「ハート ギフトボックスS1」¥5,200/「ハート ギフトボックスS2」¥12,500(税込)

伝統の味の秘訣は時代に合わせて微妙に変化させること

ラ・メゾン・デュ・ショコラは「ガナッシュの魔術師」とも呼ばれる伝説のショコラティエであるロベール・ランクスさんが創設し、その元で学んだ二コラ・クロワゾ―さんがその魂を引き継ぎ、現在も伝統ある味を世界に伝えています。

二コラさん曰く、ロベールさんはとても完璧主義者である一方で、衝動的な面もあったそうです。

「ぱっと思いつくままに行動する面もありました。非常に独創的なものができると同時に、できたものをもう一回再現しようとするとレシピにするのが難しかったですね」

二コラさんの目に映るロベールさんは、とても要求度が高くて、永遠に満足を知らない厳しい人でした。10年一緒に仕事をし、彼からメゾン・デュ・ショコラのDNAのようなものを受け継ぐなかでも、味わいのキープというのは非常に難しい作業。やはり時代が変わるにつれて食べる側の嗜好も変わってきます。

そこで、筆を入れるように、ひと筆ひと筆味の調整をしていく。砂糖や脂肪分を減らしたり、現在の味覚に合うように調整しているそうです。

「でも、昔食べられたお客様がひと口食べただけで『あ、これは昔食べたラ・メゾン・デュ・ショコラ』と思っていただける味わい。かつ、現代の若い方たちが召し上がっていただいてもおいしいと思っていただけるような伝統的なアイコンをつくっていきたいですね」

今回のバレンタインコレクションの発表会にはチョコレートのファンであり、ラ・メゾン・デュ・ショコラを創成期からご存知の楠田枝里子さんも登場。
今回のバレンタインコレクションの発表会にはチョコレートのファンであり、ラ・メゾン・デュ・ショコラを創成期からご存知の楠田枝里子さんも登場。

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この記事の執筆者
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WRITING :
北本祐子