寒い冬には、ホカホカの鍋が食べたくなりますよね。おいしい上に簡単で身体も温まる鍋は、冬にもってこいの料理です。けっこうな頻度で冬の食卓に鍋メニューがあがるのではないでしょうか?
最近、SNSや掲示板サイトでは、さまざまな絶品鍋レシピが「身悶えするほどおいしい」と話題になっています。寄せ鍋、チゲ鍋、ちゃんこ鍋など、鍋つゆが販売されているような定番の鍋レシピに飽きてしまった方は、ちょっと変わった鍋に挑戦してみたくなりますよね。
いま盛り上がっているのは、意外な食材をプラスしたり、見た目にインパクトがあったりと、友人などを招いて鍋パーティーをするときに出しても話題になりそうなアレンジばかり! もちろん、どれもやみつきになるおいしさは保証付きです。以下に手軽にできるものだけ10種類ピックアップしたので、ぜひ試してみてください。
インターネット上で話題になっている「意外な組み合わせの絶品鍋」10選
■1:ビール鍋
なんと鍋にビールを注ぐことで、スープにコクが出て良い味になるのだとか。つくり方は、鍋に半分くらいまでビールを注いで蓋をし、強火に。泡が出てきたらすべてすくって取り、あとは水菜や豚肉を煮込めば完成。おろしポン酢でいただきます。
ものすごい勢いでふきこぼれる泡をすくうのが大変ですが、そこさえクリアすれば失敗することはありません。お肉をやわらかくする方法としてビールに漬け込むという方法があるように、ビール鍋はお肉がやわらかくなるのもうれしいポイントです!
■2:コーラ鍋
こちらも驚きのコーラを使った鍋レシピ! つくり方は簡単、水とコーラを1:1の比率で鍋に入れ、沸騰させたら醤油や塩、酒で味を整え、白菜や豆腐、お肉など、お好みの具材を投入して煮込むだけ。
食べるときはすき焼きのように生卵にからめて食べるとおいしいとか。味もすき焼きに近いようです。〆はうどんを推奨! お肉はビール同様、コーラの効果でやわらかくなってとくにおいしいと評判です。
■3:モツァしゃぶ鍋
「引くほどうまい」「チーズ好きにはたまらない」と話題になっているこちらのレシピ。「モッツァレラしゃぶしゃぶ」の略ですが、その名の通り、5ミリ厚にスライスしたブロックタイプのモッツァレラチーズを鍋にしゃぶしゃぶして、溶け落ちる寸前に引き上げて肉や野菜と一緒に食べる鍋です。
水炊きやチゲ鍋、豆乳鍋等、大体どんな鍋でもいけるとのこと。しゃぶしゃぶするときにチーズが溶け落ちてしまう恐れがあるので、心配な方はお玉の上でしゃぶしゃぶしたり、肉や野菜に包んで溶かすという方法がおすすめです!
■4:痛風鍋
宮城のお店「地酒と宮城のうまいもん処 斎太郎」がTwitterで発信し話題を呼んだこちらの鍋。牡蠣、鱈の白子、あん肝を盛り合わせた鍋は、見た目のインパクトもさることながら、その名の通り痛風になりそうなプリン体満載の一品。
「痛風になってもいいから食べたい」とヨダレをたらす人が続出! すでにハマっている人はあまりのおいしさに、この鍋の信者と化しているほど。提供しているお店もありますが、材料さえそろえば自宅でもつくれます。間違いなくおいしいですが、尿酸値が高めな人は自粛したほうがいいかもしれません!
■5: ペヤング鍋
ペヤングといえばカップ焼きそばですが、これを鍋にするとおいしいと話題沸騰。簡単で、1人前からできるということで、気軽に一人鍋を楽しみたい人にもおすすめのレシピです。鍋にお湯を沸かして、コンソメ1個と付属のソース、かやくを投入。
麺を入れてほぐしたら、千切りのキャベツをひとつかみと豚肉を入れて、豚肉に火が通ったら付属のふりかけをかけて完成! ペヤング以外にはキャベツと豚肉、コンソメだけでいいという手軽さです。〆にご飯を入れたら、そばめし風のおじやが楽しめます。
■6:えのき団子鍋
テレビ番組『モモコのOH!ソレ!み~よ!』でも紹介されたレシピです。細かく切ったえのきをポリ袋に入れて、醤油大さじ1をもみ込んで片栗粉を混ぜ、鶏ひき肉とショウガを入れて混ぜ、お団子にします。ポリ袋の角を切って絞り出して鍋に投入したら、えのき団子鍋の完成。鍋の味付けは昆布と醤油でシンプルに。
小松菜とともに煮込み、大根おろしとポン酢でいただくとよりおいしくなります。ヘルシーなのでダイエット中の方にもおすすめです。ポイントは、えのきに片栗粉を混ぜてからお肉と混ぜること。片栗粉が接着剤の役目を果たして、うまく混ざるそうです。「すごく簡単だし材料費が安い」などの声が挙がっています。
■7:カマンベールミルフィーユ鍋
白菜と豚バラを交互に詰めて層をつくり、コンソメで味付けしたスープで煮込む「白菜と豚肉のミルフィーユ鍋」はメジャーになってきましたが、そこにカマンベールチーズを丸ごと突っ込むとさらにおいしいと注目を集めています。
カマンベールの中心に十字に切り込みを入れて、お肉と白菜を絡めて食べると「たまらないおいしさ」なのだとか! 周囲に半分に切ったプチトマトやブロッコリーを添えると彩りも鮮やかになり、友人を招いた鍋パーティーにもおすすめの一品になります。
■8:とろろ鍋
Instagramなどに続々投稿されているのがこちらの鍋。雪がかかったような見た目が確かにインスタ映え抜群です。つくり方も簡単で、お好みの鍋に山芋をすり入れて乗せるだけ! 鍋の味をまろやかにしてくれるという意見が寄せられています。味噌鍋やキムチ鍋、カレー鍋など、濃いめの味付けの鍋によく合うようですよ。
■9:スタンディングねぎ鍋
見た目のインパクトを一番に求めるなら、数年前から流行しているこちらの鍋を。3センチほどの長さに切ったねぎを真ん中に並べ立て、牛肉でふわっと囲ったら、すきやきに使う割り下をまわしかけて加熱するだけでできあがり!
主にTwitterで「シンプルだけどおいしい」「ねぎのおいしさがわかる」との声が挙がっています。見映えがいいだけでなく、ねぎそのもののおいしさが楽しめるので、ぜひねぎの旬である冬のうちに食べたい鍋ですね。
■10:豚とキャベツのニンニク塩バター鍋
冬はキャベツもおいしい季節。ということで、キャベツの大量消費にもおすすめなのがこのレシピ。
冷蔵庫にある材料でササッと簡単にできると評判です。鍋にバターを溶かして輪切りにしたニンニクを炒め、そこで豚肉を炒めて水、酒、鶏ガラスープの素を入れて煮込み、アクをとってキャベツを加えます。
塩コショウで味を整え、追いバターを入れて完成! ポン酢でいただくのがおすすめ。ニンニクとバター、想像するだけで間違いなくおいしい組み合わせです。春キャベツを使えば、冬を過ぎてもまだまだ楽しめそうですね!
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鍋は簡単につくれてお腹が満たせる、冬の食卓の強い味方。アレンジの幅も無限大で、いろんな味の鍋があるので飽きません。それでも普通の鍋に飽きてきたときには、今回紹介したアレンジ鍋を試してみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- こばやしあさみ