持たないこと、買わないことが尊ばれるなかで、本当に必要なものを見つめ直すとき、名品と呼ばれるもののなかに、その答えがあることに気付きます。
そこで、雑誌『Precious』12月号では特集「持たない時代に心を満たす最旬名品ファイル36」を展開しました。27名のおしゃれ賢者に今、手に入れるべき名品について徹底調査。
長く愛せるものはもちろん、最旬のデザインで今の自分を輝かせるもの、訳もなく心ときめくものなど、理由はさまざまですが、確実に名品選びの最新スタイルが見えてきます!
この特集のなかから、本記事では、デルヴォーの『ブリヨン』と『ミニアチュール』をご紹介します。
「デルヴォー」の『ブリヨン』&『ミニアチュール』
世界各国の魅力を精巧に表現したミニチュアチャーム『ミニアチュール アラウンド ザ ワールド』
〈韓国〉焼き物の「セラドン」[縦15×横11.5×マチ4cm]
〈日本〉「サクラ」[縦11.5×横8.5×マチ4.5cm]
〈中国〉可愛い「パンダ」[縦11.5×横8.5×マチ4.5cm]
〈イタリア〉観光名所「ドゥオモ」[縦11.5×横10.5×マチ4.5cm]
「端正なトップハンドルバッグにこんな愛らしいチャームを付けるウィットに、ブランドの懐の深さを感じます」(青山朝子さん・「NEC」執行役員)
「サブスクリプションで名品が借りられる時代。あえて『持つ』には明確な理由が必要です。私にとってそれは金額ではなく、希少性があって、見て楽しく、大切に使い続けて次の世代に譲ることができるもの」。
そう語るのは、企業の役員を歴任するトップキャリアの青山朝子さん。
名品の誉れ高い『ブリヨン』でも、こんなふうにディテールにひとワザ効かせたものや、自分らしさを表現できるユニークなチャームなどに心惹かれるのだとか。「サクラのチャームを付ければ、グローバルな席でも、会話のきっかけが生まれそうです」
【ここが名品!】
〈CLOSE-UP〉
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 小池紀行・池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 三好 彩
- COOPERATION :
- BACKGOUNDS FACTORY、PROPS NOW
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、兼信実加子、池永裕子(Precious)