持たないこと、買わないことが尊ばれるなかで、本当に必要なものを見つめ直すとき、名品と呼ばれるもののなかに、その答えがあることに気付きます。
そこで、雑誌『Precious』12月号では特集「持たない時代に心を満たす最旬名品ファイル36」を展開しました。27名のおしゃれ賢者に今、手に入れるべき名品について徹底調査。
長く愛せるものはもちろん、最旬のデザインで今の自分を輝かせるもの、訳もなく心ときめくものなど、理由はさまざまですが、確実に名品選びの最新スタイルが見えてきます！
この特集のなかから、本記事では、きれいめカジュアルの大人の白スニーカーをご紹介します。
キレ味が格段に違う！大人の白スニーカーはきれいめカジュアル主義
ここ数年続いているスニーカーブームのなかで、プレシャス世代から絶大な支持を集めているきれいめの白スニーカー。ここに厳選した2大ブランドに関しては、「ビジネススーツに合わせても、失礼にあたらない」と、会社経営者の宅間頼子さんも太鼓判。足元から存在感を高めてくれる、信頼の理由とは…。
左から／靴『フローランナー』￥92,400［ヒール2cm／カーフスエード×ナイロン］（ロエベ）、靴『アンディ』￥81,400［ヒール2cm／カーフ］（サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉）
■１：ロエベ『フローランナー』
「履けば、足元から刷新される気分！ 見た目以上にシルエットが細身なのでエレガントな着こなしにもなじみます」（宅間頼子さん・「The APRIL」代表取締役）
●特徴
トウから踵部分に向かって連なる、「ハニーラバーウェーブソール」が画期的な定番モデル。モノグラムを配した、異素材コンビによる白のコントラストも上品。
【ここが名品！】
踵を包み込む迫力のラバーソールと、ゴールドのブランドロゴで、バックスタイルも存在感抜群！
■２：サンローラン『アンディ』
「ノーズがすっきり長めでこれ以上ないほどのシンプルさが大人の清潔感を演出してくれます」(藤田由美・ファッション・エディター)
●特徴
ローテクデザインでおなじみの、人気定番。熟練の技術を要するバルカナイズド製法でつくられているため、ソールがしなやかで柔らかい。
【ここが名品！】
清々しい白をまとった、ロングノーズの横顔がハンサム！ ブランドロゴの入り方も上品。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO ：
- 小池紀行・池田 敦（CASK）
- STYLIST ：
- 三好 彩
- COOPERATION ：
- BACKGOUNDS FACTORY、PROPS NOW
- EDIT&WRITING ：
- 藤田由美、兼信実加子、池永裕子（Precious）
