スローウエアは、パンツブランドの「インコテックス」、ニットの「ザノーネ」、アウターウエア・ジャケットブランドの「モンテドーロ」、シャツブランドの「グランシャツ」の4ブランドを展開し、大人が理想とするカジュアルエレガンスを提案しているが、忘れてならないのは創業当時より貫いている「1ブランド1アイテム」というポリシーだ。

独自の哲学で服作りを続けているスローウエアだからこそ、男が求めるお洒落心を満たしてくれるのだ。

スローウエアで出合える男を格上げする4ブランド

■1:INCOTEX(インコテックス)

1951年、ヴェネツィアにて創業したパンツ専業ブランド。誕生以来、圧倒的な人気を誇りイタリア国内のみならず世界中の男たちから支持され「美脚パンツ」の元祖として広く知れ渡っている。

テーラードの伝統と革新的な技術のコンビネーションにより、今では世界中の男たちのスタンダードであり、その着用感や安心感ははいたものにしかわからない。

■2:ZANONE(ザノーネ)

身頃と袖を切り替えたニットブルゾン。襟のリブは、首に吸い付くようなデザインとなっており、風の侵入を防いでくれる。また、中肉の素材なため、コートのインナーとして着用できる汎用性の高いデザインもポイント。身頃はフェルトのような圧縮をかけることで、膨らみと防風性を高めており、ピリング防止や弾力性を維持している。ニットブルゾン¥¥115,000(スローウエアジャパン〈ザノーネ〉) その他/私物

1986年創業のザノーネ。貴重かつ珍しい素材と斬新なテクニックを兼ね備えた100%メイドインイタリーのニットブランド。極上のカシミヤ、ウール、コットンなど素材へのこだわりはもちろんのこと、イタリアならではの色彩豊かなデザインも魅力だ。これからの季節は特に、カシミヤやウールなどの素材に注目したい。

■3:MONTEDORO(モンテドーロ)

なめらかかつしなやかなラムレザーを使用したライダースジャケット。ややタイトめなデザインであるが、座った際のウエストの圧迫感はなく、コーディネートの主役としても活躍する。また、襟裏にはニットのリブが配されており、風の侵入を防いでくれる。ジャケット¥160,000(スローウエアジャパン〈モンテドーロ〉) その他/私物

1956年創業のモンテドーロ。伝統的なテーラード技術と精巧な校正技術に裏打ちされたアウターブランドは、スポーティーでカジュアルなテイストを得意としている。エレガンスとカジュアルを両立させた唯一無二のブランドだ。

■4:GLANSHIRT(グランシャツ)

1960年創業のグランシャツ。'60年代のイタリアテイストを盛り込み、古き良き時代を感じさせるデザインは、ヴィンテージとアバンギャルドを兼ね備えている。デニム地やフラワープリントなど、街中だけでなくリゾート地でも着たくなるデザインを多数ラインナップし、カジュアルコーディネートの主役として取り入れたい。


この他にも、NANAMICA(ナナミカ)やOFFICINA SLOWEAR(オフィチーナ スローウエア)やFELISI(フェリージ)などのイタリアブランドを多数ラインナップしているスローウエアで、自分のスタイルを見つけてはどうだろうか。世代を超えて愛されるブランドの魅力を知っていただきたい。

その時代に合わせたファッションも大切ではあるが、やはり自分のスタイルを確立させるのであれば、長く愛用できるものがいい。まだ自分のスタイルを見い出せていないのであれば、スローウエアに足を運んでみるといいだろう。

問い合わせ先

Slowear Venezia|東京ミッドタウン

Slowear Venezia|東京丸の内

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